TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
鶴嘴山    つるはしやま 168m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2012年12月】 No.5 2012-110(TAJI&HM)
 
    神岡町東觜崎より  2012 / 12

 鶴嘴山は尾根を含めて一帯が「鶴嘴山里公園」になったことで、いっそうの親しみ易いハイキングエリアになったようである。その鶴嘴山里公園の麓にある林間広場と尾根とを結ぶ遊歩道が出来たことで、尾根歩きをショートで楽しむことも出来るので、大源寺山まで歩かず、鶴嘴山のみの周回を楽しむことも出来るようになった。その鶴嘴山のみの周回を楽しんだのは2012年12月の中旬、15日の日曜日のことだった。この日は午前は少し雲が広がっていたが、午後に入って快晴の空となった。視界も澄んでおり、その空を見て急にハイキングをしたくなったものである。但し午後のみなので短時間で楽しめる山として鶴嘴山に向かうことにしたものである。
 車は林間広場に置いて、そこより西へと山すそ道を歩いて、觜崎橋のそばへと向かった。そこは尾根の南端で、古宮天満神社の鳥居が建っている。そこからのハイキングコースを歩いたのだが、その様子は下の写真帳で見ていただくのが分かり易いので、ここには詳しくは書かないが、コースとしてはまずは古宮天満神社の境内に出て、そこより尾根に取り付いた。そして尾根道を歩いて鶴嘴山のピークに立ち、次に北隣りの208mピークに立った。普通ならそのまま尾根を北東へと歩いて大源寺山に立つのだが、この日はタイコ岩までも歩かず、その手前で林間広場に通じる小径に入って下山とした。揖保川を見ながらの尾根歩きで十分に楽しかったことと、夕暮れまでの2時間は近くに見えている金輪山のミニハイキングも楽しみたくなったためである。鶴嘴山はこの日のように1時間半程度のショートのハイキングも楽しめれば、大源寺山、貴船山までのロングコースでしっかりと歩くことも出来るので、まだまだ色々とバリエーションで楽しみたいものだと思ったものである。
(2013/1記)(2021/2改訂)
<登山日> 2012年12月16日 13:40林間広場スタート/13:53〜56古宮天満神社登山口/14:21〜31鶴嘴山/14:44〜53[208m]ピーク/14:57尾根を離れる/15:09エンド。
(天気) 快晴。澄んだ青空が広がっていた。雲は僅かで、上空には全く無し。気温は高く、樹林の中でも」18℃ほどあり、陽射しの下では20℃を越える暖かさだった。風は少しあったが、冷たさは無かった。視界は良く澄んでいた。
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林間広場から歩き始めた 住宅地の前を歩いて觜崎橋の方向へ向かった 尾根への最短コースに入らず小橋を渡る
古宮天満神社へと、鳥居を潜った 古宮天満神社への石段を登って行った 古宮天満神社の狭い境内に着いた

 古宮天満神社の一
 角から尾根への小
 径があった

      尾根に出るとパノ
      ラマで風景が広が
      った
北へと歩いて害獣避けフェンスのゲートを通っ
揖保川に架かる鉄橋をディーゼルカーが渡って
いた
軟らかい陽射しを受けて落ち葉道を登った
すぐに岩尾根が始まった 揖保川を背景に岩尾根を登る 岩尾根は一度緩んだ後、急角度となって続いた

 岩尾根を登りきる
 とベンチが現れた

     屏風岩を間近に見
     る位置まで登って
     きた
屏風岩の頭(鶴嘴山山頂)を見上げる 鶴嘴山の山頂へと近づいた 鶴嘴山の山頂に立って好展望を楽しんだ

 揖保川を挟んで対
 岸の新龍アルプス
 を眺めた
鶏籠山を大きく見る 祇園嶽を大きく見る 高倉山の方向を大きく見る
東から南にかけてを眺める 伊勢山を大きく見る
トンガリ山を大きく見る 鶴嘴山の山頂部は南北に細長い 北へと歩いた 愛宕山の北にある皿池と奥池が眺められた
大源寺山までの尾根が眺められるようになった 鶴嘴山の山頂の北端にあるベンチで一休み
次は北隣りの208mピークに向かった 落ち葉が尾根道を隠していた 途中で林間広場へのコースが分かれた
208mピークへはなだらかな尾根道だった 208mピークが近づくと、木立が空いてきた 208mピークに着く ここも展望の良いピークだった

 208mピークよ
 り東の方向を眺め
 る

   タイコ岩の左奥に
   は伊勢山が覗いて
   いた

 208mピークか
 ら北の方向を望む

   左の写真に写る黒
   尾山を大きく見る
208mピークを離れて尾根を東へと歩いた タイコ岩には向かわず林間広場へと下山を始める 落ち葉に覆われた緩やかな登山道だった
下る途中で鶴嘴山の方向を見た 前方に皿池が見えてきた この小橋を渡れば、林間広場は目と鼻の先だった