◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
八丈岩山 はちじょうがんざん | 172.8m | 姫路市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
新在家山 しんざいけやま | 132m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
金山 かなやま | 88m | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 姫路北部 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2015年3月】No.4 | 2015-23(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
《八丈岩山》 新在家本町より 2015 / 3 |
八丈岩山は小さな山だが、そのそばに更に小さな山があり、「姫路の山々」では新在家山、金山の名で紹介されている。そこで八丈岩山と共に登ってみようと出かけたのは、2015年3月のことだった。午前はどんよりとした曇り空だったため、青空が現れ始めた午後に入って出かけた。八丈岩山は市街地の山のため、バス便の利用が便利なので、姫路駅前で書写ロープウェイ行きのバスに乗り込んだ。そしてバスが八丈岩山の西側を通ったとき、姫路高校前バス停で降車とした。そこから東へと八丈岩山に近づいて山裾に近い道に出ると、田寺山手町登山口を目指して小さな丘を越えた。その先で見覚えのある辻井東山公園が現れると、そのそばが田寺山手町登山口だった。このコースは始めにけっこう急坂が続き、何度かロープに掴まりながら登った。空はまだまだ雲が多いものの、ときおり青空の広がることもあり、尾根は陽射しを受けたり陰ったりを繰り返した。尾根の途中にある展望台で足を止めたときは、書写山にのみ光が当たっていた。山頂に着くと、ちょうど陽射しが現れたときで、明るい山頂だった。そこに立ってようやく姫路城が眺められることになったが、湿気を多く含んだ空気のためか、風景は少しうっすらと見えていた。姫路城もぼやけた感じで見えていた。八丈岩山の山頂で20分ばかり憩うと、下山は北新在家の登山口を目指して北東方向の小径に入った。樹林の中を細い道が続く。途中で小径は二手に分かれたので、そこは左手の道に入ると、程なく麓が眺められるようになり、北新在家二丁目に下り着いた。次に東に見える新在家山に向かったが、山裾は住宅地になっており、取り付き地点を見つけるのに少々時間がかかってしまった。ようやく北新在家一丁目の一角に取り付くと、道なりに歩いた。北に向かうことになったが、あまり歩かれていない道のようで、少しヤブっぽかった。また道のはっきりしない所もあったが、ごく小さな山なので6分で山頂に立った。山頂の中央は送電塔(溝口線5番)が建っており、その周りはフェンスが囲んでいた。周囲は樹林帯で、展望は全く無かった。その山頂に立ったとき西方向からの小径を見たので、その道で下山とした。そちらの道の方がはっきりしており、一気に麓へと下って行った。下り着いた所は北新在家二丁目で、そこは登山口を探すときに一度通っており、ひょっとすればと思えた所だった。そこからは車道を南へと歩いた。緩やかな下り坂で四つ池が現れて、その左手後方に金山が見えていた。その中腹辺りまで住宅地があり、その住宅地の一番高い所を目指して行くと、道の先が自然と山道になった。山道に入ると始めは西面側から南面側へとトラバースする感じで歩き、南側に回ってくると、そこからは北の方向に向かって歩くことになった。ごく緩やかな道で、散歩の感じで歩けた。途中で左手から現れた車道に合流したが、車道はすぐに終わってしまった。車道は今工事が進められている携帯基地局のためのものだった。再び山道歩きとなり、その山道が二手に分かれたとき直進方向を選んだ。周囲に竹林も見られる中を進むと、その道は山頂に近づかず、山頂から離れだした。それでもすぐに山頂方向への道が分かれたので、そちらに入ると、点々と石仏を見るようになり、ごく短時間で山頂に立てた。ただそこは最高点と言うだけで展望は無く、単なる通過点の雰囲気だった。そこを通り過ぎて少し東に移動すると、開けた所が現れた。展望を期待したのだが、周囲の樹林が視界を遮っていた。それでも別の道に入ったりして辺りを探ると、突然のように木々の隙間から姫路城が眺められた。山頂に戻ると、南西に向かう道を下ることにした。そちらに入るとすぐに八代山行者堂や地蔵の祀られた仮小屋が現れた。その周囲にも石仏が点在していたものの、全体に荒れが目立った。市街地が近いのに、どうやら放置されているように思えた。そこを過ぎると往路コースと合流し、車道に出てきた。後は車道で下山することにしたが、住宅地が間近になった位置でその車道を離れて、住宅地を抜ける道路に出た。もうハイキングは終わった気分となり、その車道をずっと南へと歩いて行った。大歳神社のそばを通って西八代まで来ると、そこからは西へと歩いて、最後は県立大環境人間学部バス停で姫路駅行きのバスを待った。 (2015/4記)(2020/8改訂) |
<登山日> | 2015年3月14日 | 13:59姫路高校前バス停スタート/14:10田寺山手町登山口/14:23〜26尾根の途中の展望地/14:31〜53八丈岩山/15:08北新在家二丁目登山口/新在家山の登山口を見つけるのに手間取る/15:29北新在家一丁目登山口/15:35〜39新在家山/15:44北新在家二丁目登山口/16:03新在家本町登山口/16:13〜21金山/16:34大歳神社/16:47県立大環境人間学部バス停エンド。 | |
(天気) | 朝から曇り空が続いていたが、昼を過ぎて青空が見られるようになった。ただすっきりとは晴れず、雲の多い空だった。気温は木陰で10℃ほど、陽射しの下では14℃ほどあった。風はほとんど無し。視界はまずまず良かった。 | ||
<< Photo Album 2015/03/14 >> |
---|