◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
八丈岩山 はちじょうがんざん | 172.8m | 姫路市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 姫路北部 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2023年4月】 No.5 | 2023-66(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マックスバリュー安室店より 2023 / 4 |
八丈岩山を地図で見ると、北北西に向かって緩やかな尾根が延びており、尾根には古い地図には無かった破線路も描かれている。また尾根端近くには階段があり配水池への道になっている。その階段からのコースで再度北北西尾根を登って山頂に立とうと向かったのは2023年4月の第二火曜日のことだった。その北北西尾根は以前にも登っていたが、そのときは階段の位置より少し南にあった登山口からのコースで登っていた。 住宅地に囲まれた山なので駐車地点は山裾に求められず、本来はバス便を使うべきなのだが、下山後に買い物をしようと今回はマックスバリュー安室店の駐車場を利用することにした。そのマックスバリュー安室店に着くと、一番離れた位置に駐車とした。適当に田寺東の住宅地を抜けて山裾に近づくと、以前にあったはずの登山口標識がなぜか見当たらなかった。後で地図を確認すると、以前に登った位置よりも少し北を探っていたようだった。階段はすぐに分かったが、フェンスが張られており立入禁止になっていた。どうも思惑が外れたようだった。そこで北北西尾根を尾根端から登ろうと山裾沿いの車道を更に北へと歩いた。また思惑が違って尾根端は住宅地になっており山裾に近づけなかった。そのまま尾根を回り込むと丸山池のそばに出た。その先に見えていたのは北尾根だった。山裾道を歩いて次に北尾根に近づくと、あっさり登山口標識が現れた。その標識は登山口がある方向を示していたのだが、今度はそこが登山口と勘違いをして、その標識の位置から斜面に取り付いてしまった。ヤブでは無かったがケモノ道程度の小径しかなく、それも程なく分からなくなった。これは間違ったと気付いたが、低山でもあるのでヤブっぽい斜面をかまわず登ると程なく尾根上に出た。地図ではその北尾根には破線路は描かれていなかったが、遊歩道と呼べそうなはっきりとした尾根道をそこに見た。後はただ尾根道を辿って行くだけだった。すぐに現れたのは溝口線4番鉄塔だった。北尾根はずっと緩やかで、散歩感覚で歩いて行けた。季節がらコバノミツバツツジが花盛りだった。まガマズミも多いようで、小さな白い花をいっぱい咲かせていた。山頂が近づくと階段の登りとなり、その階段の途中で巻き道コースが分岐した。そこで往路は巻き道を歩くことにした。その巻き道は田寺山手町コースと合流すると、そこから僅かな距離で山頂到着となった。山頂は以前と変わらず好展望地で、姫路市街が広く眺められた。但しこの日はうっすらとした視界で、遠方は薄ぼんやりとしか見えなかった。それにしても住宅地に囲まれた山なのに、道中では誰とも会わず山頂も無人でいたって静かだった。その静かな山頂で休憩を終えると下山に移った。下山はひたすら北尾根を下ることにした。始めに階段部分を下るとその先はごく緩やかな尾根となり、再び花を愛でながら下った。4番鉄塔を過ぎるとその先が往路の合流地点で、そこを過ぎるともう一度送電塔に出会った。それは別の送電経路で姫路支線31番鉄塔だった。もう尾根端は近かった。その尾根端には下り着かずに、最後は巻き道となって南西方向へと向かって登山口に下り着いた。はっきりとした登山口で標識も付いていた。往路コースの取り付き点はごく近い位置だった。後は往路とは適当に住宅地を抜けたが、往路とは違う経路でマックスバリュー安室店へと戻って行った。駐車場に戻ると、その後に買い物をしたのは当然のことだった。 (2023/4記) |
<登山日> | 2023年4月11日 | 10:06マックスバリュー安室店駐車場スタート/10:24登山口標識の位置より斜面に取り付く/10:32[4番]鉄塔/10:44〜11:02山頂/11:16[31番]鉄塔/11:22登山口/11:41マックスバリュー安室店駐車場エンド。 | |
(天気) | 快晴。淡い青空だった。山頂の気温は24℃。風は涼しかった。視界はうっすらしていた。 | ||
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