TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
宮山    みややま 173.6m 相生市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2016年12月】 No.3 2016-135(TAJI)
 
    炮烙山より  2016 / 12

 この日は午前に西相生駅に近い炮烙山を登っていた。炮烙山は超マイナーな山で地元の人も名を知っておらず、単なるヤブ山としてだけ認識されているようだった。そのヤブ山にも展望があり、すっきりと眺められたのが宮山だった。その宮山は相生駅が近いのだが、西相生駅からも歩ける距離だった。炮烙山を後にして西相生駅に戻ってきたのは11時40分過ぎのこと。そこから改めて宮山に向かった。暫く車道歩きで、工和橋の近くを通り、ショッピングセンター、ホームセンターを過ぎるとその先で住宅地への道に入った。そし那波西本町に入ると、左手に八幡神社に通じる参道が現れた。八幡神社まで来ると、その左手より尾根に出る階段があり、それを登って尾根に出た。墓地のそばを通り尾根道のままに登って行くと、広々とした露岩地が現れた。いきなりの大展望で、南西方向には先ほど山頂に立っていた炮烙山が目立たぬ姿で見えていた。その露岩地は登るほどに展望が広がり、南の方向だけでなく東の方向も眺められて、相生市街が足下に広がってきた。その露岩地を過ぎると再び樹林帯に入り、小さなピークに着いた。そこからは北東へと緩やかな道を歩くと山頂到着となった。山頂には先着者が一名のみ。快晴とあってもっと多くの人が来ているものと思っていたのだが、そうでもなかった。山頂は市街地側となる東面側に露岩地が広がっており、そこも素晴らしい展望地だった。その風景を見ながら暫時の休憩をとった。ところで以前の山頂には日の丸が見えており、それが見えなくなっていたことが気になっていたのだが、その理由が分かった。日の丸を立てていた掲揚台が老朽化で壊れており、掲揚ポールが倒れてしまっていた。一休みを終えると下山だったが、この日はまだ歩いていないコースを下ることにした。地図を見ると山頂から南東の方向に真っ直ぐ続く破線路が描かれていたので、それを辿ることにした。露岩地の先から始まっていたので、露岩地を先端まで下ってみたのだが、そこに小径は無かった。それでも見当をつけて樹林帯に入ってみると、細々とした小径を見つけた。それが破線コースのようで、その小径を辿って下った。目印テープが途切れ途切れに付いており、少しヤブっぽい程度で下って行けたのだが、中腹辺りまで下りて来るとシダが増えてきた。そして途中からはっきりヤブ道になってしまった。それでもかまわず下って行くと、前方にグランドが見えてきた。そこは那波小学校の校庭で、そのそばまで下りると、後は学校敷地の縁を歩いて八幡神社の近くに出てきた。結局、山頂から南東に向かうコースはもう登山道の役目を果たさなくなっているようで、宮山へは八幡神社からの尾根コースを辿るしかないようだった。後は相生駅を目指して歩くと、20分ほどで相生駅到着となった。
(2017/3記)(2020/5改訂)
<登山日> 2016年12月18日 11:44西相生駅スタート/12:13八幡神社/12:33〜13:08山頂/13:29那波小学校/13:50相生駅エンド。
(天気) 快晴。上空は青空が広がるのみ。風は無く、山頂の気温は17℃まで上がっていた。陽射しの下では少し暑さを感じるほどだった。視界はまずまず良いものの、遠方は少しうっすらとしていた。
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JR西相生駅からスタートした 駅のホームの先に宮山の山頂が見えていた 高架下を通って赤穂線の北側へ
佐方川沿いを歩いた 振り返ると先ほどまで登っていた炮烙山が望まれた 宮山の姿が良く見えるようになった
イオンタウン相生のそばを通る ホームセンターのそばを通る 幹線道路を離れて住宅地の道に入った
那波西本町に入ると左手に八幡神社の鳥居が現れた 八幡神社に向かうと、正面に宮山が眺められた 八幡神社の前に出た
神社の左手に尾根に出る階段があった 尾根に出ると始めは丸太の階段道だった 墓地のそばを通った
樹林の中に入った 易しい尾根道を歩いて行く 露岩地を登るようになった

 露岩地とあって展望
 は良く、南から南西
 に展望が広がった

 露岩の尾根は続い
 た


   市街地の方向も眺
   められるようにな
   った
一度、樹林に入った 樹林を抜けると西から北西に展望が現れた 足下は山陽道だった
小さなピークを越えて山頂に向かった ベンチになったような岩場を通った 宮山の山頂に着いた

山頂の掲揚台は根
元から折れていた

そのため掲揚ポー
ルは倒れたままだ
った

掲揚台跡から少し
離れた所に三角点
を見た

三等三角点(点名
・八幡山)を見る

 山頂の東面側は露
 岩地が広がってい
 るとあって好展望
 地だった

 山頂は西の方向も
 展望があって、遠
 くは黒鉄山も望め
 た
上の写真の左手を見る 山陽道が赤穂市の方向へと延びていた この日の午前に登っていたのが炮烙山だった
西島を大きく見る 黒鉄山を大きく見る 宝台山を大きく見る

地図に描かれた南
東コースを下ろう
と、露岩地の先端
へと向かった

露岩地の途中から
北東方向を眺めた
露岩地の先に小径は見えなかった 灌木林に分け入ると、荒れた小径を辿れるようになった 下るうちに歩き易い所も現れた
ときおり赤テープを見かけた 次第に道ははっきりしなくなり、ヤブコギになってし
まった
相生湾の方向に展望が現れた
最後は灌木林を抜けることになった マンリョウが赤い実を付けていた 那波小学校の校庭を見る位置に下りてきた

八幡神社に通じる
道に出てきた

鳥居を抜けると相
生駅に向かうこと
にした
相生駅へは住宅地を抜けて行った 前方に相生駅前の東横インが見えて来た 相生駅が目前になった