仁寿山を一番簡単に登るコースは単純に山頂まで通じている車道を登るコースと思えるが、車道歩きでは全くハイキングの要素は無いのだが、そのコースをリハビリ登山用として捉えると足に優しくリハビリ向きのコースと言えそうだった。骨折で痛めた足のリハビリとして仁寿山に向かったのは2021年12月の第二土曜日のこと。山頂へと通じる車道は山頂に建つ電波塔の管理道路で、車道の起点に着くと車止め用のポールが立っており、その先に進入出来なかった。近くに駐車地点は見当たらず、そこで全く迷惑にならない地点として少し離れてはいたが、姫路バイパスの側道にあった広い路肩部分に車を止めた。そこからの登山の様子は下の写真帳をご覧いらだきたい。始めの予定では山頂まで車道歩きとしていたのだが、それでは単調と思い、麻生山からのコースが右手から合流すると、その続きとして左手より始まった登山道を登ることにした。その登山道は仁寿山の東斜面にやや急坂で続いており、リビリとしてはけっこう負担が大きかった。そのために途中より足が痛み出して、最後はのろのろ状態となって車道に出た。その車道に合流した地点は、ほぼ山頂と言える所だった。仁寿山の山頂には適当な休憩場所は無く、そこで車道の縁石に腰掛けて休憩とした。ただそれではあまり休めず、結局は車道上に横になって体を休めた。仁寿山に来ていつも思うのは地図に示された位置に二等三角点(点名・仁寿山)が見つからないことだった。それは誰もが思うことのようで、一番高い位置に山名標識が付けられ、その近くに三角点杭だけが立てられていた。その山頂で展望を楽しむと、下山はひたすら管理道路を歩いて戻った。まずはリハビリ登山としてのチョイスは悪くなかったと思えた仁寿山だった。
(2022/1記) |