◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <西播磨編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
炮烙山 ほうらくやま | 183.4m | 相生市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 相生 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2016年12月】 | 2016-134(TAJI) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
西相生駅より 2016 / 12 |
相生」の地図を広げて相生市街に近い山を眺めていたとき、西相生駅の近くに三角点ピークを見た。標高183mだったので、見過ごしてしまいそうな小山だった。その三角点ピークについて調べてみると、点名は炮烙山で、字名も炮烙山だった。どうやら炮烙山(ほうらくやま)と呼んでも良さそうだった。但し山頂までの登山道は無いようで、北東尾根の途中までは住宅地から破線路が付いていた。その炮烙山の山名に興味を持って出かけたのは、2016年12月の第三日曜日のことだった。JR西相生駅で降車すると、地図の破線路を目指して赤穂線の北側の車道に入った。その車道を西へと歩いて行くと、炮烙山の東斜面に広がる住宅地への道が分かれた。場所は佐方三丁目で、地図では住宅地の一角から破線路が始まっていたので、それと思える場所に着いてみると、その通りに細い山道が始まっていた。これは順調だと思ったのだが、すぐに荒れ道になってしまった。始めは住宅地に沿って歩いたが、半分ヤブコギだった。少し歩くと露岩地が現れて、そこからは相生市街が広く眺められた。そこより露岩地を含めて尾根筋を歩くことになった。露岩地は問題なく歩けたのだが、その先で道は不確かになってしまって、しかもイバラ混じりの灌木ヤブだった。イバラを避けたりと歩き易い所を探りながら歩いたのだが、シダヤブまで現れていっそうやっかいになった。次第に尾根筋を離れることになり、一度谷筋へと下って登り返した。そして改めて尾根筋を目指したところ、尾根の辺りは植林地になっており、小径も付いていた。地図に破線路は描かれていなかったが、むしろけっこう歩き易いと言えた。それも山頂が近づくと植林地は終わり、またヤブっぽくなった。そして山頂に着いたものの、そこはシダヤブになっていた。その中に入るのをためらっていると、シダヤブのそばに四等三角点(点名・炮烙山)を見た。ヤブに入らなくてよかったと一安心だった。周囲は雑木が広がっており、展望は無かった。かろうじて木々の隙間から北向かいの尾根が眺められた。北東方向には宮山も覗いていた。三角点を見たことで目的を達した思いとなったので、下山とした。下山は尾根筋を辿って戻ることにした。植林地までは順調だったが、植林地が終わるとやはり小径は見えず、灌木ヤブをかき分けることになった。それでも往路よりはスムーズに露岩地に戻って来られた。露岩地で再び展望を楽しむと住宅地へと出て、後は西相生駅へと戻って行った。 (2017/3記)(2020/6改訂) |
<登山日> | 2016年12月18日 | 9:10西相生駅スタート/9:22住宅地から登山道に入る/10:17〜50山頂/11:30住宅地に戻ってくる/11:43西相生駅エンド。 | |
(天気) | 快晴。雲はほとんど見られず、山頂の気温は9℃ほどで風は無かった。陽射しの下では十分な暖かさだった。視界は悪くなかった。 | ||
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