TAJIHM の 兵庫の山めぐり <播磨 
 
地徳山   じとくさん 194m 姫路市・高砂市
 
豆崎奥山  まめさきおくやま 155.5m 高砂市
 
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2022年12月】 No.3 2022-175(TAJI&HM)
 
    南山の尾根より  2022 / 10

 播磨アルプスを登るとなるとどうしても高御位山、鷹ノ巣山が主体となってしまい、西尾根及び東尾根の低山とは疎遠になっていた。そこで久々に西尾根を歩いてみようと向かったのは、2022年12月に入っての最初の火曜日で、前日に雨が降った関係かこの日の視界は澄みきっていた。鹿島神社の駐車場に車を止めると、まずは鹿島神社へと向かった。神社の境内には登山口の位置を示す大きな案内板があり、スムーズに登山口に入った。始めは石段だったが、害獣避けゲートの先は純然たる山道になった。尾根の鞍部に出ると、地徳山へは南に向かうことになるのだが、そこに着いて反対方向にある百間岩を登りたくなった。パートナーは乗り気でなかったので、パートナーを尾根の展望台に残して一人で百間岩を登ることにした。靴底のかかりが良い岩の大斜面を一気に登って行く。百間岩を登りきると姫路火力東線32号鉄塔まで歩いて、そこで展望を楽しんだ。澄んだ視界のおかげで、どの方向の山並みも鮮やかに眺められた。鉄塔から引き返すと、慎重に百間岩を下った。展望台でパートナーと合流すると、改めて地徳山に向かった。灌木に囲まれた尾根道は一定の傾斜で続いていた。ときおり露岩の上を歩いた。休むこともなく一気に歩いて地徳山の山頂部に出た。地徳山の山頂は南北に長くなっており、三角点は無いこともあってその中ほどで休憩とした。周囲を雑木に囲まれていたものの意外と展望は良く、立つ位置を色々変えると、ほぼ全方位が眺められた。澄んだ視界は続いており、北西方向は後山だけでなく、その左手には那岐山までも眺められた。南東方向を見ると、明石海峡大橋の背後にうっすらとながらも金剛山の尾根を見た。その山頂で昼食とした。休憩を終えると更に南へと尾根歩きの続きに入った。すぐに前方の尾根が眺められるようになり、二つのピークが並んでいた。左のピークは大谷山で、右のピークは豆崎奥山だった。その道中も展望があり、展望を楽しみながらの尾根歩きでもあった。大谷山は通過点の雰囲気だったため、足を止めずに通過した。豆崎奥山の方は三等三角点(点名・大谷1)があり、そこでは暫時の休憩をとった。そこも展望があって東の方向が開けていた。その豆崎奥山の山頂も南北に長く、三角点の位置よりも少し南側の方が幾分高いように思われた。その南側からは瀬戸の方向が眺められた。豆崎奥山からは下る一方となった。地形図では破線の道が二手に分かれた後、再び合流することになっていた。その分岐点に着くと標識が立っており、右手の道は豆崎登山口に下りる道で、その先はJR曽根駅だった。左手の道は中所登山口に出られるようだった。駐車地点に近づける左手の道に入った。尾根の道もそうだったが、中所登山口への道も終始はっきりした道で、ヤブっぽくなることは全く無くスムーズな下りだった。もう一方の道と合流することも無く害獣避けゲートを抜けると、住宅地のの一角に下り着いた。そこに登山口標識は無かった。すぐには車道に出ず、山裾の小径を北へと歩くと、標識に従って住宅地に入った。標識の目的地はJR曽根駅だったが、広い道に出ると反対方向となる北へと向かった、すぐに鹿島神社の大鳥居が見えてきたので、後はそれに向かって歩くだけだった。そして登山口のゲートを抜けてから20分ほどの車道歩きで駐車場に戻ってきた。快晴だった空もその頃には雲の多い空に変わっており、播磨アルプスの山並みは陰りがちになっていた。
(2022/12記)
<登山日> 2022年12月6日 10:54鹿島神社駐車場スタート/11:03〜07鹿島神社/11:17鞍部の展望台/11:28〜36[32番]鉄塔/11:45鞍部の展望台/12:01〜47地徳山/13:10〜15豆崎奥山/13:33中所登山口/13:56駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は13℃で、少し風あり。視界は澄みきっていた。
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鹿島神社の駐車場に着いて、大鳥居を見上げた 鹿島神社に向かうと、赤い鳥居を潜った 前方に百間岩の尾根を見る
百間岩を大きく見る また鳥居を潜った 登山口の案内板を見る 
本殿に通じる道に入った 参道のカエデがきれいに色付いていた 本殿への石段を登る
本殿の前に出た 本殿に左手にある赤い鳥居が登山口だった 坂道に入ったが、まだ神社のエリアだった
害獣除けのゲートを抜ける 緩やかな坂を登って行く 尾根に通じる小径に入った すっかり山道だった
(←)
尾根に出ると、北
に歩いて展望台に
出た 百間岩が間
近だった

 (→)
  展望台にパートナ
  ーを残して、一人
  で百間岩を登るこ
  とにした

(←)
百間岩は靴底のか
かりが良く、軽快
に登って行けた

 (→)
  休まず登って行く
百間岩を登り切ると、前方に送電塔が見えてきた 送電塔まで歩くことにした 送電塔に着いた 姫路火力東線32号鉄塔だった

鉄塔の位置は好展
望地だった

鷹ノ巣山も高御位
山もすっきりと眺
められた

南西から西にかけ
てを眺めた

南は地徳山の姿が
大きかった
尾根の先には反射板が見えていた 反射板の方向には向かわず、引き返した 戻る先に地徳山を見る これから向かう山だった
百間岩の下りは慎重を期した 展望台まで戻ってパートナーと合流した 地徳山へと南に向かった 鞍部を通過する
地徳山へと登って行く 露岩を歩くことが多かった 休まず登ると、鞍部から10分ほどで山頂が近づいた 南北に長い山頂部の北端に着いた

(←)
山頂の中央部まで
歩いた

 (→)
  地徳山の山頂では
  中央部分で休憩と
  した
休憩地からは東の方向が良く見えていた 左の写真に写る明石海峡大橋を大きく見る
上の写真に写る須磨アルプスを大きく見る 左の写真の左手に続く山並みを見る
高御位山の右手を見る 小野アルプスが見えていた 小野アルプスの主要部を大きく見る
東の方向を見る 飯盛山の右手後方に六甲山を見た 六甲最高峰を少し大きく見る
西北西の方向は姫路市街が広がっていた また市街地を囲む山並みも眺められた

上の写真に写る姫
路城を大きく見る

上の写真に写る後
山を大きく見る
鷹ノ巣山の方向を眺めた 鷹ノ巣山を大きく見る
上の写真に写る200mピークの辺りを大きく見る 大倉山の方向を大きく見る
西向かいは南山が大きかった 遠くは御津山脈の山並みも眺められた
瀬戸の方向も眺められた 小豆島もくっきりと見えていた 山頂部の南端にも立ってみた
南の海が光っていた 淡路島がくっきりと眺められた 光る海に浮かぶのは上島だった
大谷山へと鞍部に下ると、樹林帯に入った 大谷山が近づいてきた 大谷山へと緩やかに登る
後ろを振り返ると、播磨アルプスが眺められた
尾根道は「全山縦走ハイキングコース」になっていた 大谷山のピークは、単なる通過点の雰囲気だった 前方に豆崎奥山が見えてきた
豆崎奥山が近づいてきた 樹林帯を緩やかに登って行く 豆崎奥山が近づくと、展望が開けてきた
西から南西にかけてを眺める 豆崎奥山の山頂が近づいた 南東の伊保山は近かった

(←)
豆崎奥山の山頂に
着くと、そこに三
角点を見た

 (→)
  三等三角点(点名
  ・大谷1)だった

豆崎奥山の山頂か
らも展望はあった
(←)
豆崎奥山は三角点
の位置よりも少し
南の方が幾分高か
った

 (→)
  豆崎奥山の南端側
  からは南の方向が
  眺められた
豆崎奥山からは更に南へと下り坂に入った 分岐点に着く 標識があり南西方向はJR曽根駅で、南東方向は中所地区だった もう一つ標識が立っていた 行き先表記が違い、南西方向は豆崎登山口で南東方向は中所登山口だった
中所登山口への登山道に入った 下る方向に伊保山を見る 尾根道と同じくはっきりとした登山道だった
麓が近づいたとき、電柱が現れた その電柱に付けられていた標識を見る 最後にゲートを抜けたとき、振り返ってゲートを見る
すぐには住宅地には入らず、山裾道を歩いた このJR曽根駅の標識の位置より、住宅地に向かった JR曽根駅には向かわず、鹿島神社を目指した
広い道に出ると、明るい高御位山が眺められた 大鳥居が見えてきた その大鳥居を目指して歩いた 大鳥居に戻ってきた