TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
春日山 (飯盛山) 197.8m 福崎町
 かすがやま 
小飯盛山 130m
1/2.5万地図 : 北条
 
【2022年12月】 No.3 2022-182(TAJI&HM)
 
    西麓の八千種地区より  2022 / 12

 福崎町の八千種地区にある飯盛山はけっこう目立つ山で、播但道を走っていると日光寺山と共に必ず目にする山である。2022年12月に入って久々に日光寺山を登ったとだが、そのとき下山後に飯盛山を登る予定にしていた。ただパートナーがそのとき腰痛を起こしており、無理は出来なかった。そのためその日は日光寺山のハイキングのみで終わっていた。但し一度は登ろうとした飯盛山だったので、登りたい気持ちは萎んでおらず、少し間を置いて二週間後の18日に向かった次第だった。
 この日は晴れてはいたが気温は低く、強風と呼べそうな風が吹く日だった。前回と同じコースを歩こうと西麓のグラウンドに着いてみると、そこの駐車場だけでなく近くの春日ふれあい会館にも多くの車が止まっていた。グラウンドでは少年野球の試合が行われており、その関係のためと思われた。それでも登山口に近い位置に空きスペースがあり、そこに駐車出来たのはラッキーだった。後は標識に従って歩くだけだったが、車を出た途端に冷たい空気に包まれた。風も強く身を切る冷たさだった。登山道のままに歩くと南側から山頂に近づくことになったが、丸太の階段は新しさがあったので、この6年の間にコースは再整備されたようだった。とにかく風の冷たさを我慢しながら登ると、駐車場から15分と歩かず山頂に到着した。山頂も雑草の茂っているような所は無く、こちらも再整備されたようだった。そのためか以前よりもいっそう好展望地になったようで、西の山並みだけでなく、東は遠く北摂の山も望めた。但し一段と強い寒風を我慢することになった。幸い山頂では陽射しを受けることが多くあり、早々と退散することもなく、少時ながらも展望を楽しんだ。そして下山は前回と同じく鍛冶屋側、北西へと下りることにした。その鍛冶屋コースの丸太階段も新しくなっているようだった。その鍛冶屋コースが北東方向と西方向とに分岐する位置まで下りて来ると、直進方向となる北の方向にも登山道があり、そちらは小飯盛山となっていた。目の前の低い丘を指しているようで、地図で見ると標高130mほどのピークだった。分岐点から1分と歩かず丘の上に出ると、そこも山頂と同じように広く平らになっており、ベンチも置かれていた。展望もあったが展望は山頂で楽しんでいたので、その佇まいをさっと眺めただけで引き返した。コースに戻って鍛冶屋側へと下山を続けると、西邦寺の前に下り着いた。鍛冶屋熊野神社の鳥居の前に出ると南へと向かった。広い道に合流すると、程なくグラウンドが見えてきた。グラウンドではまだ熱戦が続いていた。
(2023/1記)
<登山日> 2022年12月18日 13:39グラウンド前駐車場スタート/13:45山頂まで300m地点/13:52〜14:14山頂/14:24小飯盛山/14:31鍛冶屋熊野神社の鳥居/14:36駐車場エンド。
(天気) 晴れ。雲の多い空だった。山頂の気温は4℃。肌を刺す冷たい風が強く吹いていた。視界は澄み切っていた。
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グラウンドのそばに登山口を示す標識を見た グラウンドそばの駐車場に車を止めた グラウンドでは少年野球の試合が行われていた
グラウンドを横目にキャンプ場への道を歩き出した 春日山山頂まで300mの標識を見る 丸太の階段は新しさが感じられた

キャンプ場への道
から山頂への道が
分かれた なぜか
そこからも山頂ま
では300mとな
っていた

山頂への道も遊歩
道だった
きれいに黄葉している木を見た 山頂へと丸太の階段道を登って行く 山頂まで階段道だった
すっきりと明るい春日山の山頂に着いた 但し身を切る冷たい風を受けることになった 山名標識を見る
山頂を別の角度から眺めた とにかく風が強かった 三等三角点(点名・北飯盛)を見る
寒風に耐えながら展望を楽しんだ 南西から西にかけてを眺めた この日の視界は澄み切っていた
上の写真の右に続く風景を見る 北西から北にかけてだった 北の空は雪雲が広がっていた
上の写真の右に続く風景を見る 北から北東にかけてだった
上の写真の右に続く風景を見る 北東から東にかけてだった 北摂の山並みも望めた
南には瀬戸の海も望めた 光る瀬戸の海の背後に小豆島の碁石山が望めた
七種山の方向を少し大きく見る

住吉山の背後の尾
根が陰って、住吉
山がはっきり眺め
られた

日光寺山から深山
へと続く尾根を見


南東に善防山と笠
松山の並ぶ姿を見


明神山の手前にあ
る大倉山が、陽射
しを受けてはっき
り見えるときがあ
った
三草山の手前にランドマークタワーが見えていた 北摂の羽束山を大きく見る 以前は無かったパノラマ写真を見た
下山は鍛冶屋熊野神社の方向に下ることにした 北西方向へと下って行く こちらのコースも整備されたようだった
丸太の階段も新しくなっていた コースが二手に分かれる位置まで下りてきた その分岐点に小飯盛山への直進コースが出来ていた
小飯盛山への道はごく緩やかだった すぐに小飯盛山のピークに着いた そこも春日山と同様に平らに開けており、展望もあった
北向かいの住吉山を眺めた 分岐点に戻ると、鍛冶屋熊野神社まで100mだった こちらの道も易しい遊歩道だった
鳥居の前に着いた その奥が鍛冶屋熊野神社だった グラウンドを目指して歩いた グラウンドが見えると、案内板が立っていた