◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <北播磨編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
小野アルプス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前山 ・ 愛宕山 ・ 安場山 ・ 総山 ・ アンテナ山 ・ 惣山 ・ 紅山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
135.8m 154.2m 156.6m 168.4m 171.6m 198.9m 182.8m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 三木 | 小野市・加古川市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2020年11月】 No.3 | 2020-191(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
《惣山》 紅山より 2020 / 11 |
小野アルプスは年々認知度が高まっているようで、小野市観光協会が分かり易いホームページを作っていた。それを見て鴨池の駐車場を起点として周回コースで小野アルプスを登ってみることにした。但し先に紅山に立つのではなく、小野アルプスの一番東の山である前山に立ってから西へと紅山まで縦走することにした。向かったのは2020年11月の勤労感謝の日だった。 この日の朝の空は良く晴れており、小野市の空にもほぼ雲を見なかった。但し北の空には薄黒い雲が広がっていた。鴨池は公園になっており、その広い駐車場に着くと、既に20台以上の車が止まっているのを見た。公園散策に来た人もいるので、総てがハイカーの車とは思えなかったが、近くにハイキング姿の人もいたので、半分は小野アルプスを目的に来ているのではと思われた。駐車場を後にすると前山の登山口を目指したが、県道118号線は車の通行が多いようだったので、それと平行する農道を出来るだけ歩くようにした。前山の山頂には電波塔が建っており、遠くからでもその電波塔は目立っていたので、その電波塔を目標にして歩いた。農道歩きは途中で止め、後は県道から見ると南側となる下来住町の住宅地を抜ける車道を歩いた。その車道は小野町駅に通じているようで、ときおり駅までの距離を示す標識を見た。地図とは別にGPSも持っていたので、前山が近づくと山頂の電波塔に通じる管理道路にすんなりと入った。その管理道路は一般車の通行は出来ないようで、入口に車止めが置かれていた。そこが登山口とも言えそうだった。簡易舗装されている管理道路は緩やかで、車止めの位置から20分近く歩いて電波塔の前に着いた。そこにはベンチが置かれており、縦走に入る前に一休みとした。縦走コースは程良い道幅があり、荒れた感じは全く無かった。暑い季節は不向きなコースと思えたが、11月も後半に入っており、尾根の気温は16℃ほどとハイキングには適温で、良い感じで歩いて行けた。次のピークが愛宕山で、その次が安場山だったが、それぞれのピークには山名標識が付いていた。そしてその次のピークに着いたところ、そこには標識は無く周囲はヤブだった。地図をよく見ると、そこは160mピークだったが無名であり、ハイキングコース図でも無名になっていた。そこを越してアザメ峠に出ると、そこは小野市と加古川市を結ぶ車道が通っていた。コースはそこで切れていたが、標識がしっかりあって車道を少し歩いた後に縦走コースの続きに入った。次の総山には展望は無かったが、その次のアンテナ山に来ると展望が現れて、東の方向が眺められた。ちなみに山名の通りにアンテナはあったが、小さなアンテナで山頂からは少し離れていた。そこまで来るといつしか上空に雲が増えており、特に太陽の辺りに多くあって陽射しは消えているときの方が多くなってきた。アンテナ山からは次の惣山が見えていたが、惣山も陰った姿だった。その惣山に着くと、一気にハイカーが増えてきた。山頂だけでなく、コースを離れて展望台に向かうと、途中の露岩地にも展望台の周りにもハイカーが休んでおり賑わっていた。紅山が見えており、そちらは更に多くの人がいた。惣山に着くまでは数人のハイカーと出会っただけだったので、どうやら小野アルプスハイキングは紅山と惣山の二山を楽しむ人が多いようだった。昼になっていたことでもあり、昼休憩は展望台のそばですることにした。はぼ陽射しの消えた中での休憩だったが、ときおりは陽射しが現れた。そこは展望台があるだけに展望は良く、南西に高御位山を、北西に善防山、そして北から東へと遮るものの無い展望が広がっていた。但し北の空は薄黒い雲が広がっており、加美アルプスなど高峰にはガスがかかっていた。展望台で30分ほど休むと、漸くと言った感じで紅山に向かった。紅山は小野アルプスで一番の人気の山で、その南尾根は全体が露岩地になっており、露岩部の起点から山頂までの標高差は60mほどだったが傾斜はきついとあって、スリルのある尾根登りが楽しめる所だった。夏場は大変だが、今は涼しい上に岩は滑り難いとあって一気に登って山頂に出た。紅山の狭い山頂には10人以上のハイカーが休んでいた。その山頂でも13分ほどの休憩をとると、そこからは岩山へは向かわず北へと下って下山に移った。露岩地の登りと同様にこの下りも急傾斜だったが、普通の登山道としてどんどん下った。急坂の下りが終わると道は二手に分かれたが、そこに立つ標識は不親切で、鴨池の方向は示されていなかった。。そこを間違って岩倉古墳群の方向に歩いてしまったが、すぐに気が付いて引き返した。その登山道がまた二手に分かれた。南に向かえば岩倉峠で、北の道が鴨池に通じる道だった。北へと向かうとすぐにゲートがあり、そこを抜けて後は道なりに歩いた。車道が現れると近くに駐車スペースがあり数台の車が止まっていた。またそこにはトイレも建っていた。紅山、惣山だけを登るのであれば、鴨池の駐車場ではなくそこに駐車した方が良さそうだった。そこから鴨池までは1kmだった。車道に入らず歩道歩きを続けると、女池のそばに出てきた。もう鴨池(男池)は近かった。 (2021/3記) |
<登山日> | 2020年11月23日 | 9:16鴨池公園駐車場スタート/9:58管理道路入口ゲート/10:16〜24前山/10:32愛宕山/10:43安場山/11:05[160m]ピーク/11:31総山/11:48アンテナ山/12:00惣山/12:05〜38展望台/13:04〜17紅山/13:30ゲート/13:52駐車場エンド。 | |
(天気) | 朝のうちは快晴だったが、次第に北から雲が流れてきて、空の半分ほどまで広がってきた。後は陽射しが現れたり消えたりを繰り返すも、太陽の周りに雲が多く、陽射しの消えている時間の方が長かった。気温は惣山で16℃、紅山は17℃だった。風はあったが冷たさはさほどでもなかった。視界は澄んでいた。 | ||
<< Photo Album 2020/11/23 >> |
---|