TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
籾取山    もみとりやま 200.1m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2020年7月】 2020-117(TAJI&HM)
 
    西飾磨支線5番鉄塔の近くより  2020 / 7

 前日は雨でこの日も雨の予想だったが、当日となってどうやら曇り空で終始しそうだった。そこで近くの低山で昼を過ごそうと向かったのが籾取山だった。駐車のし易さから前回と同様に姫路しらさぎ特別支援学校の近くに車を止めると、そこからスタートした。始めに町坪池の縁を歩き、井ノ口の住宅地に入ると最奥の位置から始まる登山道に入った。その辺りの道は普段ならスクーターも西庄地区への抜け道として利用しているのだが、そこが長く続いた雨によって水の流れになっており、水深10センチぐらいになっている所もあった。その水流が消えると普段の風景となったが、地表は雨をたっぷり吸っており露岩も濡れていたので、コース全体が滑り易くなっていた。歩く方向が北から西へと変わり二つの鉄塔を通り過ぎると、左手から姫商コースが合流した。その先は北へと向かうようになり急坂が始まった。登るほどにに背後に展望が広がってきたが、それと共に蒸し暑さのために大量の汗をかくことになった。その急坂を登りきって157mピークに着くと、もうバテ気味になっており、6分ほどの休憩をとった。その先も急坂の下り、急坂の登りがあり、しかも滑り易さが増していた。いつもは短く感じるコースなのだが、この日はけっこう長く感じながら歩いた。山頂手前の反射板に出ると、その辺りの様子が以前と変わっていた。反射板の手前で茂っていた木々が伐られており、反射板の辺りが展望地になっていた。それを横目に先へと進んで籾取山の山頂に立つと、すぐに引き返して改めて反射板の位置で休憩とした。そこは涼しい風が通っており、汗みずくの体を癒やしてくれた。その風に当たりながら、反射板からの展望を楽しんだ。157mピークに着く頃までは少し陽射しもあったのだが、その頃にはすっかり曇り空になっていた。それでも視界は悪くなく、淡路島がくっきりと眺められた。良い感じで20分ほどの休憩をとると、下山はすんなりと往路を戻った。但し157mピークに戻ってきたときは再び大汗になっていたので、やはりそこでの小休止は必要だった。それにしても以前は籾取山をごく易しい山として登っていたのだが、梅雨どきに登ったことでもあるが、普段登っている京見山よりもずっと厳しい山に思えたこの日だった。それだけ年をとったと言うことだろうか。
(2020/8記)
<登山日> 2020年7月8日 12:21特別支援学校の近くよりスタート/12:31井ノ口住宅地の最奥にある登山口/12:58〜13:04[157m]ピーク/13:24〜47山頂/14:06〜13[157m]ピーク/14:36井ノ口住宅地の最奥にある登山口/14:50エンド。
(天気) 蒸し暑い日だった。曇り空ながら始めはときおり陽射しがあったが、山頂ではすっかり曇り空だった。山頂の気温は26℃。風は僅かにあり涼しかった。視界は良かった。
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特別養護学校のそばから歩き始めた 前回と同様に町坪池の土手を歩いた 対岸の低い丘は済ヶ岡だった
井ノ口の住宅地を抜けて行く 前回と同じく住宅地の北東端から始まる登山道に入った いつもと違って、登山道は水の流れになっていた
長雨が続いていたためだったが、水流は暫く続いた 水が消えると、いつもの雰囲気となった 歩く方向が北から西となった
姫路循環器病センターの背後が籾取山だった 登山道上に現れたのは西飾磨支線5番鉄塔だった 樹林の雰囲気は悪くなかった
また現れた鉄塔はJR西日本の西庄P4番だった 左手より姫商コースが合流して北へと向かう 登山道に岩を見るようになると、急坂が始まった
登るほどに後方となる南の展望が広がってきた

(←)
急坂を登りきって
登山道はほぼ平坦
な道になった

 (→)
  西が開けると、そ
  こに苫編山を見た
その展望地は岩場になっていた 平坦路を北へと歩く 現れた鉄塔はJR西日本の西庄P5番だった
その鉄塔に付いている標識wに、苫編山と籾取山の名を
見た
鉄塔のそばが157mピークだった バテ気味になっ
ていたためそこで小休止とした
157mピークからは籾取山へと鞍部に向かった
60mほど下って鞍部に出た そこにも標識があった 間違ってはいないのに籾取山の名が消されていた 鞍部より籾取山へと登り返す 始めは急坂だった
登るうちに緩やかな道になってきた 前方に山頂そばに建つ鉄塔と反射板が見えてきた 反射板の手前まで樹林帯が続いた
反射板の前た、その辺りの木々がすっかり切られおり
反射板は展望地に変わっていた
反射板の前から展望を楽しむのは後にして、先に山頂
を目指した 鉄塔のそばを抜けて行く
鉄塔の先の一段高くなっている所が籾取山の山頂だっ

(←)
山頂に着いた 157m
ピークからここまで
20分だった


  (→)
  四等三角点(点名・籾
  取)を見る
反射板の前に戻って、その位置で休憩とした 姫路市街が一望だった
上の写真に写る姫路城を大きく見る 西光寺山がうっすらと望まれた 仁寿山を大きく見る
北の方向には七種山が望まれた 七種山の右に続く山並みを見る 谷山の右手に氷室山を見る

淡路島北部の尾根
を眺めた

反射板での休憩を
終えると、往路を
引き返した
下っているとき、木々の隙間から御旅山を見た これから向かう157mピークを前方に見る 鞍部が見えてきた
登り返しは滑らないように慎重に登った 157mピークに戻ってきた 157mピークに近い展望地からは四国がうっすら望めた
同じ展望地から西方遠くに宝台山を見る 急坂を下って行く 西飾磨支線5番鉄塔が見えてきた
ごく易しい道となって登山口へと向かう 登山口が近づいたとき、水の流れに沿って歩いた 登山口が見えてきた
町坪池の東側に広がる住宅地内を歩いた 町坪池のそばに出ると、対岸側に苫編山を見た 町坪池の南の土手道を歩いて駐車地点に近づいた