TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 ★
 
丸山    まるやま 209.6m 赤穂市
 
南宮山    なんぐうさん 192m
 
亀甲山    きっこうざん 206m
 
1/2.5万地図 : 相生・播州赤穂
 
【2022年2月】 2022-15(TAJI&HM)
    千種川の河口より  2022 / 2

 12年ぶりに坂越尾崎遊歩道を歩くことにした。スタート地点は前回と同じく向山と丸山と鞍部、峠になっている位置からと考えて着いてみると、そこには十分な駐車スペースは無かった。そこで鞍部から尾崎地区に向かえる車道に入り、その車道脇に見つけた一台分の駐車スペースに車を止めることになった。鞍部に戻るとそこには向山の登山口があり、その反対側に丸山の登山口を見た。この日の予定は始めに丸山から南宮山、亀甲山へと歩き、亀甲山からは引き返して丸山登山口に戻る。そして余力があれば向山もピストンする考えだった。丸山登山口に入ると、丸太の階段道が続いた。その途中に見晴台があり、そこからは千種川河口の方向が眺められた。但し冷たい風を我慢しながらだった。遊歩道に戻って今少し階段道を登ると、傾斜は緩んで易しく歩けるようになった。程なく着いた丸山の山頂に二等三角点(点名・尾崎)を見た。そこは樹林に囲まれて薄暗く展望も無かった。近くに建っていた東屋は老朽化で傾いていた。すぐに遊歩道歩きを続けた。次のピークは南宮山で鞍部へと下っていると、その南宮山と共に亀甲山も望めた。鞍部を過ぎると緩やかに登り返して南宮山へ。そこにも東屋が建っていたが、丸山と同じく辺りは樹林が囲んでいた。その南宮山からはほぼ易しい道が続いた。陽射しに照らされた笹の道を歩いていると、その辺りが坂越尾崎遊歩道のハイライトではと思えた。亀甲山が近づくと周囲は更に庭園風の風景になってきた。そして明るい亀甲山の山頂に着いた。それまでの二山と違って亀甲山は明るいだけでなく展望もあって、東に坂越湾、西に赤穂市街を楽しめた。陽射しに当たっているとすっかり春の雰囲気だった。亀甲山での暫しの休憩を終えると、それ以上遊歩道を北へと歩くことはせず、往路を引き返すことにした。易しい遊歩道とは言え、南宮山、丸山の二つのピークを越すことになり、これはけっこう疲れることだった。足を痛めていることもあって、最後の丸山の下りは本当にのろのろ下りになってしまった。そして丸山登山口に戻ってきたときは、向山を登る気持ちは全く消えていた。
(2022/3記)
<登山日> 2022年2月25日 12:08駐車地点スタート/12:10丸山南麓側駐車場/12:37丸山/13:06南宮山/13:30〜58亀山/15:08駐車地点エンド。
(天気) 快晴。青空の色は少し薄かった。気温は南宮山で14℃だった。尾根には少し風があり、風には冷たさがあった。視界はややうっすらしていた。気温は亀甲山では17℃まで上がっていた。
<< Photo Album 2022/02/25 >>
峠から少し離れた位置に車を止めてスタートした 峠に着くと向山側に登山口標識を見た 向山側に少し入って北を見ると、丸山が大きかった
峠に戻ってきた 左の車道は尾崎地区への道で、右は瀬戸内ホームへ 正面は坂越湾側に出る車道だった 北へと丸山登山口に入ると案内図が立っていた 
坂越尾崎遊歩道を歩く すぐに上り坂となった 丸太の階段道を登って行く 階段の途中で見晴台への小径が分かれた
見晴台に着くと、千種川河口の方向が眺められた 遊歩道に戻って登りを続けた
背後に丸山を見ながら登った 階段が終わると緩やかな道となった 丸山の山頂が近づいた

丸山の山頂に着く
と東屋が建ってい
た 老朽化が進ん
で傾いており、立
入禁止になってい


東屋のそばからは
瀬戸の海が眺めら
れた

丸山の最高点の辺
りを眺めると、三
角点を見た そこ
は木々に囲まれて
おり展望は無かっ


二等三角点(点名
・尾崎)を見る

丸山を離れて更に
北へと向かった

前方の南宮山へと
向かって行く
遊歩道の標識を見る 鞍部を越して樹林帯を緩やかに登る 南宮山の山頂に近づいて行く

南宮山の山頂に着
いた 展望は良い
とは言えなかった

山頂に標柱が立っ
ていた

江戸時代に坂越村
と尾崎村とで境界
争いがあったよう
だった

この山頂にも東屋
が建っていた

南の方向には少し
展望があって、丸
山が望めた
山頂には、休憩出来るようにベンチが置かれていた 南宮山を後にすると、緩やかな道が続いた 亀甲山が近づいて、尾崎地区からの遊歩道が合流した
遊歩道の傾斜が少し増してきた 振り返ると瀬戸の海が眺められた 前方が開けてきた

小さなピークに着
いた

ベンチもおかれて
いたが、そこは亀
甲山の山頂では無
かった

亀甲山の山頂へは
そこから北西へと
今少し歩く必要が
あった

亀甲山の山頂に着
いた


木々は疎らで明る
い山頂だった

この東屋も少し傾
いていたが、そこ
で休憩とした

(←)
東の方向を見ると
二つの岬が見えて
いた

 (→)
  南の方向は西島が
  望めた
右上の写真に写る西島を少し大きく見る 同じく木々に隠れ気味の丸山をすっきりと眺める 上の写真の右手を見る

北の方向も少し眺
められた

木々の隙間ながら
雄鷹台山を見る
亀甲山からは先へは進まず往路を戻った 南へと、まずは南宮山に向かう

下る方向に千種川
の河口を見た

河口の風景を眺め

鞍部を過ぎて階段道を登る 前方に南宮山が見えてきた 左手に土塁が続くと、その先が南宮山の山頂だった
南宮山を越すと丸山が見えてきた 雰囲気の良い遊歩道だった 丸山の山頂が近づいてきた

丸山の山頂まで戻
ってきた

丸山にもベンチが
あることに気付い

下り坂に入って、前方に向山を見る 向山の右手に光る海を見る 光る海に取揚島を見る
登山口が見えてきた 峠に着いて、前方の瀬戸内ホームを見上げた 駐車地点へと戻って行った