TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 ★
 
丸山    まるやま 209.5m
 
八祖山 ・ 西山 ・ 亀甲山 ・ 南宮山
  90m    151.1m    206m     192m
 
 
1/2.5万地図 : 相生・播州赤穂 赤穂市
 
【2025年6月】 2025-104(TAJI&HM)
    雄鷹台山より  2025 / 6

 何度か訪れた坂越尾崎遊歩道だが、北側の登山口までは歩いていなかった。そこで北側から歩いてみようと向かったのは、2025年6月の第二週、梅雨空が一休みして青空が広がる日だった。坂越の観光駐車場に10時25分に着くと、ほぼ満車状態で数台分しか空きスペースは無かった。駐車場を離れると、尾根の北端を通る車道に向かった。その車道は石畳になっており、両側の民家は坂越の美観地区だったので、すっかり観光地を歩いている雰囲気だった。通りを西端の位置まで歩くとバス停があり、そこから山裾道が分岐していた。その尾根の西側を通る山裾道を南へと進むと、左手の斜面は法面工事がされており、コンクリートで固められていた。その斜面を見ながら進むと坂越小学校が近くなり、賑やかな子供の声を聞くようになった。そして登山口が現れた。登山口には南側入口(丸山登山口)と同様に案内板が立っていた。登山口に入ると、遊歩道の名の通りに優しげな小径だった。程なく分岐点が現れて、八祖山への小径が分かれた。八祖山に立ち寄ろうと八祖山コースに入ると、そちらはすっかり笹ヤブ道になっていた。ほぼ道は隠されていたが、細々とした小径を辿って何とか八祖山のピークに立った。そこも笹が広がっており、周囲も樹林が囲んで展望は無かった。ピークの佇まいを眺めると遊歩道へと引き返した。遊歩道歩きに戻ると、緩やかな坂を登って尾根筋へと向かった。周囲の雑木林が優しげな風景を作っていた。尾根筋に出ると一段と緩やかな道となった。最初のピークが四等三角点(点名・西山)が置かれた西山だった。次の180mピークは無名だったが東屋が建っていた。昼が近くなっていたこともあり、東屋の中で昼休憩とした。東屋は涼しい風が通って、休むには良い所だった。東屋の位置からは東に展望があって、万葉岬や瀬戸の島々が眺められた。足下に見えていたのはアース製薬の赤穂工場だった。尾根歩きを続けると、次のピークが亀甲山で、その次が南宮山だった。ごく僅かな上り下りで、全くの遊歩道歩きだった。陽射しを受けると暑かったが、木陰は程良い涼しさがあって助かった。次の丸山へは50mほど下って60mほど登り返すことになった。丸山に着くと、そこでも東屋に入って小休止とした。尾根歩きは次の向山との鞍部までの予定だった。その鞍部までの標高差は100m以上あり、階段の下りが続いた。その途中で見晴台への小径が分かれたので、見晴台に立ち寄った。そこは赤穂市街を眺める展望台だった。階段道に戻って鞍部に着くと、後は車道歩きだった。東の海岸線に出る車道に入ると、50mほど下って県道32号線に合流した。そこからの県道歩きが長かった。坂越の駐車場までおおよそ4kmあり、漸く着いたと思えたアース製薬でもまだ中間地点で、その先では丘越えが待っていた。それでも海の風景を眺めることが多くあり、ずっと退屈と言うことは無かった。駐車場に着いたときは県道歩きに移ってから1時間が経っていた。すっかり足がくたびれてのゴールだった。
(2025/7記)
<登山日> 2025年6月13日 10:30観光駐車場スタート/10:40登山口/11:03〜10八祖山/11:29西山/11:44〜12:09[180m]ピーク(昼食)/12:30亀甲山〜38/12:57南宮山/13:14〜28丸山/13:41鞍部/13:50県道に合流/14:16アース製薬前/14:52観光駐車場エンド。
(天気) 晴れ。薄雲を多く見た。気温は八祖山で23℃、丸山の東屋では25℃だった。尾根では涼しい風を受けた。視界は少しうっすらしていると思える程度で、まずまず良かった。
<< Photo Album 2025/06/13 >>
坂越の観光駐車場は、八割まで埋まっていた 美観地区へと向かった 美観地区を西へと歩いた
周囲は一般住宅に替わってきた 「木戸門」のバス停まで歩いてきた 山裾道に入って、南へと向かった
坂越小学校が近づいたとき、登山口が現れた 坂越尾崎遊歩道の案内図が立っていた 案内図には八祖山が描かれていた

(←)
遊歩道に入った

 (→)
  振り返って西の方
  向を眺めた
自然林の優しげな道を登って行く 八祖山への分岐点が現れると、八祖山に向かった 八祖山へは笹ヤブを歩くことになった

(←)
緩やかな道を辿って
八祖山の山頂に着く
と、平らに開けてい
た その周囲は樹林
が囲んでいた

   (→)
    八祖山の標識を見る
八祖山は棚田だったのか、石垣を見た 分岐点に戻ってきた 遊歩道歩きに戻って、尾根の方向へと歩いた
石垣跡を見た その辺りも棚田があったと思えた 尾根筋を歩くようになった 西山が近づいて共同アンテナを見た

(←)
西山の山頂に着いた

  (→)
  西山の標識を見た

四等三角点(点名
・坂越)を見た

西向かいの尾根を
眺めた

(←)
南の方向を眺めた

 (→)
  左の写真に写る亀
  甲山を大きく見る

(←)
西山を離れて尾根
歩きを続けた

 (→)
  次の180mピー
  クに着いた

(←)
180mピークは西の
方向に展望があっ


 (→)
  西向かいの尾根を
  眺めた
北の方向を眺めた 左の写真の右手に尼子山を見た

(←)
ピークのそばに傾
きかけた東屋を見
た 東屋に入って
昼休憩とした

 (→)
  東屋のそばから東
  の海を眺めた
小島が浮かぶ様を眺めた 足下の工場はアース製薬赤穂工場だった 牡蠣イカダの風景を見る
男鹿島を大きく見る 休憩を終えて、縦走を再開した 西に雄鷹台山を見ることがあった
前方にこれから向かう亀甲山を見た 自然林が目に優しかった 小さなピークに着いた
易しい道が続いた 東に海を見た 亀甲山へと緩やかな階段を登った

亀甲山が間近にな
ると、ベンチが置
かれていた

亀甲山の山頂に着
いて、東屋で小休
止とした

周囲の木々が育っ
て、展望は悪くな
っていた

次に向かうのは南
宮山だった

その南宮山を前方
に見た
南西方向を眺めた 緩やかに下って行く 緩やかに登り返した
南宮山が近づいて、傾いた東屋を見た 「坂越・尾崎の山境石」を見る」 南宮山に着くと、そこにも東屋を見た
次の丸山を見た 木陰の道を歩いて行く 陽射しを受けると、さすがに暑かった

木陰の道を歩いて
丸山に近づいた

丸山の山頂に着い

丸山の標識を見たが、三角点の確認を怠った 丸山の東屋は大きく傾いていたが、少時の休憩をとった 丸山を離れて更に南へと向かった

下り坂に入って、
前方に向山を見た

南西方向に赤穂海
浜公園を見た
長い階段の下りに入った 南西に見えるのは鹿久居島だった 下り坂の途中で、見晴台への小径が分岐した

見晴台に立つと、
足下には赤穂住宅
街が広がっていた
丸山登山口が見えてきた 丸山登山口に着くと、瀬戸内ホームを間近に見た 車道を東へと歩いて県道を目指した
瀬戸の海が見えてきた 県道32号線に合流した ひたすら県道を歩いて坂越に向かった
海岸線のそばを歩くようになって、坂越湾を広く眺めた 行く手に、この日歩いた尾根が眺められた
アース製薬赤穂工場の前を通った 北を見る 黒崎を巡る必要があった 黒崎を越すときは上り坂だった
黒崎の辺りから南の方向を眺めた リゾートマンションのマリンプラザ2001の前を通った

(←)
坂越湾に出ると、
遊歩道を歩いた

 (→)
  駐車場が近づいた
  とき、背後の尾根
  を眺めた