TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
高松山    たかまつやま 210m 加西市
 
1/2.5万地図 : 北条
 
【2024年12月】 2024-227(TAJI&HM)
 
   北条町栗田より  2024 / 12

 加西市の中心部に近い北条町栗田に高松山があり、山頂まで遊歩道が着いていると知って訪れることにした。向かったのは正月休暇に入って二日目の28日のこと。高松山の南麓に熊野神社が建っており、その境内に駐車とした。熊野神社へ通じる車道の入口には案内標識が立っており、山頂への道は周回コースで描かれていた。その周回コースを左回りで歩こうと、神社の右手に向かった。すぐに現れたゲートにドアが付いているのが珍しかった。簡単に通過して登山道に入ると、その道幅は広く軽四なら十分に通れそうだった。実際に車の轍を見た。ずっと緩やかに続く道は途中から落ち葉にすっかり覆われていた。楽々と登って15分で山頂に着いた。山頂に標識は無かったが、平らに開けておりベンチも幾つか置かれていた。山頂は南の方向に展望があり、高御位山や加西アルプスが眺められた。山頂に立った後は、登ってきた道を引き返して東尾根に向かった。三角点ピークに立つためだった。周回コースを離れて東尾根に入ると、小径は見なかったが木々は空いており、易しく歩けた。小さなピークの位置で南へと向かうと、程なく178mピークに着いた。四等三角点(点名・古坂)は見るものの、単なる雑木のピークで展望は無かった。すぐに引き返して山頂に戻った。再び山頂に立つと、左回りの続きをする形で下山に移った。それは山頂から南西へと向かう道で、往路の道と同じく車が通れる道幅があった。ゆったりと下って行く。その下山コースも最後にゲートがあり、そこにも扉が付いていた。扉を抜けるとそこは広々と開けており、東屋が建っていた。その東屋に入って一休みとした。東屋からも好展望を楽しめた。南から西にかけての眺めで、山頂で見るよりも広い範囲が眺められた。東屋の近くからは熊野神社に通じる道があり、そのほぼ平坦路を歩いて駐車地点へと戻った。
(2025/1記)
<登山日> 2024年12月28日 9:20熊野神社スタート/9:35〜47高松山/10:02点名・古坂/10:15高松山/10:28〜35東屋/10:41熊野神社エンド。
(天気) スタート時は快晴で、少し雲を見るだけだった。その後、徐々に雲が増えてきた。山頂の気温は5℃。風はほとんど無し。視界は良かった。
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熊野神社に通じる車道の入口に案内板が立っていた  熊野神社の鳥居の近くまで車を進めて駐車とした 熊野神社を見る
熊野神社の右側が登山口だった ゲートがあり、右側のゲートにはドアが着いていた 登山道は車が通れる道幅があった
実際、轍が付いていた 緩やかな登山道を歩いて行く 登山道はつづら折れとなっており、ずっと緩やかだった
落ち葉に覆われている所を通って行く 登山道のそばにベンチが置かれているのを見た 山頂が間近になった
高松山の山頂に着いた 平らに開けてベンチも置かれていたが、標識類は無かった 山頂は南の方向に展望があった
善防山を始めとする加西アルプスの山々が眺められた 立つ位置を変えて、左の写真の右に続く風景を見る
加西アルプスを大きく見る 笠松山の辺りを大きく見る

(←)
高山の方向を見


 (→)
  藤ノ木山の方向を
  見る
山頂ではベンチに座って小休止とした 西の方向にも少し展望があった 337mピークの右手後方に、深山の鉄塔が覗いていた
次に三角点を訪ねようと、歩いて来た道を引き返した 東尾根に向かった 遊歩道を離れて東尾根に入っても、易しく歩けた
尾根は落ち葉に覆われていた 小さなピークに着くと、そこからは南に向かった 道標が現れて古坂村、横尾村と読めた どちらも加西市の古い地名だった

三角点ピークに着
いた

辺りはすっかり雑
木林だった

四等三角点(点名
・古坂)を見る
すぐに山頂へと引き返した 緩やかな尾根を戻って行く 高松遊歩道に合流した
山頂に戻ってきた はや雲が増え出しており、山頂は陰っていた 南の空も雲が広がっていた 山頂を離れて下山コースに入った 西に見えたのは小谷城跡だった

西向かいの218
mピークに広がる
小谷城跡を眺めた

下山コースも車が
通れる道幅があっ

落ち葉に覆われた緩やかな道を下って行く 幅広の道のまま麓に近づいた ゲートが現れた こちらのゲートもドアが付いていた
ドアを抜けると展望が広がった 手前に三つの池が並んでおり、左から下池、中池、大池だった

東屋に入って休
憩とした

西の方向を眺め

南西に高倉山を見る 南に加西アルプスを見る

加西病院の方向を
眺めた 右上の写
真の左に続く風景
だった

東屋を離れて熊野
神社に向かった
振り返って東屋を眺めた 「熊野の里遊歩道」はほぼ平坦な道だった 熊野神社にもどってきた