TAJIHM の 兵庫の山めぐり <東播磨編 
 
飯盛山      いいもりやま 216m 加古川市
相ノ山      あいのやま 179m
愛宕山      あたごやま 190m
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2022年6月】 2022-68(TAJI&HM)
    《飯盛山》  愛宕山の山頂より  2022 / 6

 2022年の関西の梅雨入りは6月14日だったが、梅雨はすぐには活発化せず、17日は朝から晴れとなった。その空を見て久々に平荘湖の北に佇む飯盛山を登ることにした。朝から気温は上がっており、短いコースで山頂に立つことにした。飯盛山の南麓側は平荘湖あじさい園になっており、そこの駐車場に車を止めた。けっこう車を見たが、ほぼ公園を楽しむ人のものだった。その駐車場の東端に飯盛山の登山口があった。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。登山口に入ると始めは木陰のコースで、良い感じで歩いて行けた。北へと向かい出すと程なく露岩地を登るようになった。背後に平荘湖の風景が一気に広がってきた。その露岩地の先には二つの送電塔が尾根上に建っていた。~吉線23番鉄塔と高砂火力線39番鉄塔だった。送電塔の先が相ノ山だったが、相ノ山が迫ると登山道は二手に分かれた。直進が相ノ山への道で、右手の小径は迂回路だった。そこは直進して相ノ山のピークに立った。ピークからは「少年自然の家」へのコースが分かれていた。飯盛山を目指して直進する。山頂までにはまだ二つのピークがあり、最初のピークに着くと、そこより南東尾根に付く小径が分かれていた。標識ではそちらの方向にアクア館があるようだった。そのピークの先でまた送電塔(姫路火力東線51番)に出会った。そして山頂手前の200mピークに着いた。そこでも登山道は分岐しており、左手の道には「中コース」、直進には「大コース」の名が付いていた。当然直進とする。緩やかに下っていると、前方に漸く飯盛山の山頂が望めた。鞍部を過ぎて登り返していると、山頂が近くなったとき展望地が現れた。最初に西の方向が眺められ、山頂が間近になって北東から南東へと広範囲を眺められる所が現れた。山頂に着くとそこにも展望があったが、腰掛けられる岩があった手前の展望地で休憩とした。こうやって12年ぶりの飯盛山の山頂に立ってみての感想は、高御位山と違って素朴な里山らしさがあると思った。何よりも静かなのが良く、誰に会うことも無く歩けて山頂も無人だった。その山頂で20分ほど過ごすと、往路を引き返して下山とした。但しこの下山では愛宕山に立ち寄ることにした。山頂から見て南東方向にある190mピークである。主コースの190mピークまで戻って来ると、そこからはアクア館へと通じる小径に入った。その小径で南東方向へと向かったのだが、その途中で北東方向に向かえる小径が分かれた。その分岐点に標識は無かったが、その北東への小径が愛宕山に通じる道だった。緩く下って緩く登り返して愛宕山へ。その愛宕山の山頂には送電塔(姫路火力東線52番)が建っていた。展望もあり、何よりも目を惹いたのが飯盛山の姿だった。間近に飯盛山をすっきりと眺められたことで来た甲斐があったと思えた。その愛宕山からは引き返して相ノ山へと向かった。但しこの下山では相ノ山は迂回コースを歩いてピークには立たなかった。麓に向かうにつれて前面に平荘湖の風景がパノラマとなって広がるのは飯盛山登山のハイライトと言えるもので、何とも気持ちの良いものだった。その下山は道なりで麓に近づいたのだが、真っ直ぐ南に歩くことになり駐車場ではなく、駐車場から東に100メートルほど離れた位置となる車道に直接出ることになった。そこに目印は無かった。復路でも人に出会うことは無く、終始静かな里山歩きを楽しめたようだった。
(2022/7記)
<登山日> 2022年6月17日 10:24南麓の駐車場スタート/10:45相ノ山/10:59[200m]ピーク/11:08〜30山頂/11:50〜12:01愛宕山/12:32車道に出る/12:35駐車場エンド。
(天気) 晴れ。ごくうっすらとした雲が広がっていた。山頂の気温は29℃で、ほのかな風を受けた。視界は悪く、遠方はモヤに溶け込んでいた。麓に戻ると気温は32℃まで上がっていた。
<< Photo Album 2022/06/17 >>
平荘湖あじさい園に近い駐車場に車を止めた 駐車場の東端に登山口があった 登山口の標識を見る
始めに樹林帯を歩いて行く 露岩地に着くと南からのコースに合流した 露岩地を登るようになると、背後に展望が広がった

背後に広がったの
は平荘湖の風景だ
った
一度、露岩は途切れた 前方に送電塔が二つ見えていた 最初の送電塔(~吉線23番)に着いた

送電塔の位置から
平荘湖を眺めた

二つ目の送電塔
(高砂火力線39
番)が近づいた

後ろを振り返った

平荘湖に島のよう
に浮かぶのは一つ
山だった

(←)
39番鉄塔まで来
れば、相ノ山は近
かった

 (→)
  鉄塔のそばから南
  西方向を眺めた

相ノ山が間近にな
ると、右手に巻き
道が分かれた

巻き道には入らず
真っ直ぐ相ノ山の
山頂に向かった

露岩地を登って行


(←)
相ノ山の山頂に着
いた 展望の無い
山頂だった

    (→)
     山頂の標識を見る
    標識では一つ山の
    方向から来たこと
    になる

相ノ山を離れて飯
盛山へと向かう

前方に二つのピー
クを見た 飯盛山
は200mピーク
の先にあり、まだ
見えなかった
緩やかに下って緩やかに登り返す 190mピークに着くと右手にアクア館への道が分かれた 北へと向かうと、送電塔が現れた
送電塔(姫路火力東線51番)に着いて高御位山を見る 200mピークに着くと、コースが二手に分かれた 中コースは洞貝山への道で、大コースが飯盛山だった
200mピークを越えて、漸く山頂が見えてきた 右手に見えたのは愛宕山だった 山頂までは緩やかな道だった
山頂が間近になって、西に展望が現れた 露岩地が現れると、そこからは東の方向が広く眺められた

(←)
飯盛山の山頂に着
いた 木々の生長
で反射板は見えな
かった

 (→)
  山名標識を見る
  標石は三角点では
  無かった
山頂からは東の方向に展望があったが 山頂よりも広く東の方向が眺められる山頂手前の露岩地で休憩とした
小野アルプスの方向を大きく見る 上の写真に写る城山を大きく見る

(←)
南の方向を眺めた

 (→)
  西の方向が見える
  位置にも立って高
  御位山を眺めた
下山は往路を戻った 51番鉄塔まで戻ってきた 190mピークまで戻ると、アクア館への道に入った
愛宕山への道が分岐したので、その北への道に入った すぐに愛宕山の山頂に建つ鉄塔が見えてきた 愛宕山の山頂が目前になった
愛宕山の山頂に着いた 山頂に建つのは姫路火力東線52番鉄塔だった 山頂で目を惹いたのは、北西方向となる飯盛山の姿だった
飯盛山の山頂を大きく見る 上の写真に写る志方城山を大きく見る 同じく善防山を大きく見る
愛宕山から平荘湖を見る 東麓に見たのは新加古川変電所だった 愛宕山を離れて主コースへと戻った
主コースに戻ると、相ノ山に向かった 前方に相ノ山が見えてきた 相ノ山に近づいたとき、迂回コースを歩くことにした

(←)
迂回路に入ると
平荘湖が見えて
きた

 (→)
  主コースと合流す
  ると39番鉄塔に
  近づいた
39番鉄塔を過ぎると、前方に広がる平荘湖を眺めながら下った
この下山では道なりに南へと真っ直ぐ下った 県道に下り着いたが、そこに標識は無かった 駐車場へと県道を西に歩いた 左手はあじさい園だった