TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
京見山    きょうみやま 215.9m 姫路市・太子町
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2014年2月】 2014-11(TAJI&HM)
 
    JRはりま勝原駅の近くより  2014 / 2

 2014年2月8日は雪が降り続く中で朝を迎えた。雪は前夜から降り始めており、庭を見ると5センチは積もっていた。何年ぶりかの大雪だった。雪は昼頃まで続く予想であり、その後は雨か曇りになるようだった。そこで遠くに出かけることは諦めて、朝の散歩として目の前の京見山を登ることにした。いつもの散歩コースをカメラを持って出かけたのは、パートナーが朝の連続ドラマ「ごちそうさん」を見て一休みしてからだった。いつものコースとは京見町中央登山口から登り始めて山頂に立ち、下山は西尾根を下って京見町西登山口に下りてくるコースのことで、この逆で歩くことも多かった。この日は中央登山口から登って行くことにした。散歩の始めても雪は降り続いており、京見町はすっかり雪景色になっていた。登山道に入ると京見山は普段の姿とは全く違って、すっかり雪山の様相だった。木々は重い雪に枝をたわませており、その枝がけっこう道を塞いでいた。それを押し除けながら登ることになった。途中にある展望台に立ってみたところ、雪が降り続いているとあって足下で京見町の屋根がごくうっすらと見えるだけで、他は何も見えなかった。展望台を離れて登りを続けると、辺りはいっそう雪山の姿となってきた。登山道にはトレースは無く、どうも雪の中を登った人はいないようだった。山頂には途中での休憩を除くと、23分かかって到着した。いつもの1.5倍かかっていた。京見山の山頂は純白の世界だった。三角点を見ると、その上に10センチ以上の雪を載せていたので、播州南部としてはかなりの大雪と言えそうだった。展望が無いとあって、すぐに下山に移った。下山は西尾根を下って行った。滑らないようにと慎重に歩いたので、登りよりも歩度は遅かった。この下りで珍しかったのは雪面に付けられた小鳥の足跡で、松葉に似た小さな足跡が幾つも付いていた。他に足跡は無かったので、京見山に住み着居ている小動物は少ないように思われた。慎重に歩いたつもりでも、一度露岩で滑ってしまった。そのため更に歩度を下げていっそうの慎重さで下った。この下りの間に雪の降り方は弱まり、これ以上積もる感じは無さそうだったので、一番積もっているときに京見山を登ったようだった。京見町西登山口に着くと、そこの坂にソリの跡があり、子供たちが路上ではしゃいでいた。やはり子供は雪が大好きなようだった。
(2014/2記)(2020/12改訂)
<登山日> 2014年2月8日 8:53京見町中央登山口スタート/9:09〜12中央尾根の展望台/9:19〜23山頂/9:42西尾根の展望地/9:54京見町西登山口エンド。
(天気) 小雪の降る中を登った。登山道の雪は5センチほどあり。山頂では10センチ以上積もっていた。山頂の気温は2℃ほどで、風はほとんど無かった。雪が降り続いているとあって視界は悪く、麓の京見町の家並みがうっすらと見えるだけだった。遠くは全く見えていなかった。
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雪の京見町を歩いて中央登山口に向かった 京見会館の前を通る 京見会館の桜も、すっかり雪化粧になっていた
   
  パートナーが京見会館の前を歩いてくる 中央登山口へと入った 登山道は白くなっていたが2,3センチの積雪
だった
     
   
  雪の重みで垂れ下がった枝が登山道を塞いでいた 登るほどに雪は増えてきた 七つ岩からのコースに合流して中央尾根を登る
 
   
  途中の展望台で一休みとする 雪が降っているとあって遠くは何も見えなかった 足下に京見町の甍を見る
     
尾根に戻って登りを続けるが、すっかり雪景色
だった
樹林に入ると、少し雪は減った 山頂が近くなった

 京見山の山頂に着
 いた 普段と全く
 違った光景だった

   三角点を見ると雪
   は10センチ以上
   積もっていた
 
山頂から北の方向を見るも、何も見えなかった 三角点のそばから南の方向を見る パートナーがベンチに座って一休みしている
     
  下山は西登山口に出るべく、西尾根に入った 小鳥の足跡が雪面に付いていた 西尾根の雪は少なかった
       
     
  尾根にトレースは付いていなかった 右手に原コースが分かれる 下るうちに少し雪が増えてきた
       
     
  この尾根でも雪でたわんだ枝が登山道に被さっており、登山道を狭くしていた その枝を避けながら歩いた 尾根の途中にあった展望地に立ち寄ったが、視
界は変わらず悪かった
       
西尾根を離れて、西登山口へのコースに入った 谷あいのコースは雪は少なく、うっすらと積も
っているだけだった
西登山口に着くと、そこの坂道にソリの跡が付
いていた