TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
京見山    きょうみやま 215.9m 姫路市・太子町
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2014年4月】 2014-29(TAJI&HM)
 
    大津区西土井より  2014 / 2

 2014年も4月に入ると、播州南部はどこも桜の見頃を迎えた。京見山の麓の京見町内でも、さくら坂の桜が満開となった。それを見ようと考えたとき、先に京見山を登ることにした。いつもの散歩コースでは平凡に思えたので、久々に西端にある登山口から歩いてみることにした。その登山口のそばに勝原小学校があり、その前をバス路線が通っているので、バスで登山口まで移動することにした。
 JRはりま勝原駅の駅前より13時35分発の下太田住宅行きのバスに乗り込むと、13分ほどの乗車で勝原小学校前のバス停に着いた。その近くに勝原橋交差点があり、その先に登山口が見えていた。その登山口からのハイキングの様子は、下の写真帳でご覧いただきたい。この尾根端からのハイキングは数度目となるが、変わらず易しいコースで、気楽に登って行けた。尾根のヤマザクラはほぼ花を散らしていたが、代わりにミツバツツジが鮮やかな色合いで咲いていた。始めはちらほら見かけるだけだったが、途中からは満開になって尾根を彩っていた。そのミツバツツジを眺めたり尾根からの展望を楽しんだりしながら、のんびりと登った。ただ残念だったのは空模様で、スタート時は雲が多いながらもけっこう陽射し受けていたのだが、登るほどに薄晴れから薄曇りとなり、山頂に着いたときはすっかり曇り空に変わっていた。山頂は無人で、冷たい風もあってか冷え冷えとしていた。西の空を見ると黒い雲が広がろうとしていた。その空を見てハイキングを切り上げることにした。予定では今少し尾根を歩いて、才登山口まで行くことを考えていたのだが、京見町内へ下山することにした。選んだのは京見町東登山口へのコースで、途中の展望台に立ち寄ったりしながら登山口へと下りて行った。後は住宅地を抜けてさくら坂へと近づいた。曇り空の下で見るサクラは華やかさは少ないものの満開の姿を存分に見せてくれた。さくら坂の後は京見会館のサクラも愛でて、予定通りに花見を楽しんだ。
(2014/4記)(2020/12改訂) 
<登山日> 2014年4月5日 13:56勝原小学校前バス停スタート/13:58登山口/14:27浜田線30番鉄塔/14:32京見町西コース合流点/14:43[200m]ピーク/14:49〜56山頂/15:06七つ岩/15:19京見町東登山口エンド。
(天気) 始めは薄晴れの空だったが、次第に薄曇りとなり、更に曇り空に変わってきた。気温も12℃でスタートしたものの、山頂では10℃まで下がっていた。山頂では南西からの風を受けた。冷たさのある風だった。視界は遠方がうっすらとしていた。
<< Photo Album 2014/04/05 >>
路線バスを「勝原小学校前」で下りた 勝原橋交差点を渡って登山口に入った すぐに樹林帯を登るようになった
     
  無線塔(NHK姫路網干テレビ中継放送所)が現れた 尾根から北を見ると、丁池が見えていた 常緑樹の多い尾根を揺るやかに登った
       
     
  春日神社コースが合流すると、その先で傾斜がきつくなった 階段を登って行くことになった 階段が終わっても今少し急坂を登った ロープが張られていた 急坂を登りきると、展望地が現れた
       
南西方向が開けており、遠くに御津山脈が見えていた その御津山脈を少し大きく見る
 
尾根が緩やかになって、ちらほらミツバツツジを見るようになった そのミツバツツジの花を見る 尾根を進むうちに、どのツツジの木も満開状態になってきた

 展望地が現れて
 これから歩く尾
 が眺められた

    満開のツツジを
    楽しみながら歩
    いた
 
尾根には古墳が点在していた 送電塔(浜田線30番)に出会った その送電塔の位置で熊見コースが合流した
右手から京見町西コースが合流した 今度は左手から勝山町コースが合流した 尾根道から少し離れた展望地に立ち寄った
200mピークの手前で少し傾斜がきつくなっ
200mピークに着く ここで原コースが合流
した
鞍部を過ぎて、山頂へと最後の登りにかかった
京見山の山頂に着いた この頃には上空はすっかり曇り空に変わっていた 山頂の三等三角点(点名・熊見)を見る

 山頂に立って北の
 方向を眺めた 遠
 方はうっすらとし
 ていた
南の方向もうっすらとした視界だった 山頂のヤマザクラはほぼ満開だった 曇り空を見て下山することにした
南の方向へと下った 樹林帯を抜けると、前方に展望が現れた 途中の展望所に立ち寄って一息を入れた

 下山を続けると
 コースが二手に
 分かれたので、
 東登山口へと直
 進した

 七つ岩を通過す
 る
七つ岩を過ぎると、麓まで急坂が続いた 京見町東登山口が見えてきた 最後は階段を下った
さくら坂の桜は満開だったが、すっかり曇り空になっていたため、華やぎは少なかった それでも、十分に見応えのある咲き具合だった 京見会館の前を通った こちらも満開の見頃だった