TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
京見山    きょうみやま 215.9m 姫路市・太子町
 
1/2.5万地図 : 姫路南部
 
【2021年4月】 2021-52(TAJI&HM)
 
    京見町より(見えているのは前衛峰の七つ岩)  2021 / 4

 京見山の北麓側には福井大池があり、そのそばの農業者公園は水路沿いに桜並木があって、桜の季節には花見を楽しむ人で賑わう場所だった。その花見と京見山登山を組み合わせるのも面白いのではと考えて、そのハイキングを実行したのは2016年のことだった。水路の桜並木は思いのほか雰囲気が良く、気に入ってしまった。そこで再度実行したのは2年後の2018年で、それも気に入った。再再度の実行をしたのが今回だった。3年ぶりの今回は京見山を変則で歩くことにした。
 京見町西口からスタートすると、尾根に出た後は山頂には向かわず、遠回りとなる鉄橋コースに入った。それも鉄橋まで来た後に更に遠回りとなる古墳巡りコースに入って、丁山2号墳、丁山1号墳と覗いた。そして浜田線29番鉄塔、28番鉄塔を通って、京見山山頂から見ると北西の位置となる200mピークに立った。そこは福井大池に一番近い位置だった。そこからは山頂には向かわず、福井大池を目指して北斜面の小径を下った。27番鉄塔を通り、下り着いた所は原池団地の前だった。北へと原池団地を抜けると福井大池の一角に出てきた。後は北東に見える農業者公園の桜並木へとゆっくり近づいた。桜並木は期待通りに満開で、ちらほら散り始めた木も見られた。公園の中央は東屋があって休むには良い所だったが、当然人が多くいたので、少し離れた原大好橋の近くで昼休憩とした。気温は適温で、爽やかな空気感の中での花見だった。休憩を終えると原集落へと入り、大歳神社でも満開の桜を楽しんだ。その後は山裾に近づき、原キャンプ場への道に入った。キャンプ場の前を通り過ぎれば、上り坂となって泣き坂峠に着くことになった。そこまで来れば普段の散歩エリアで、尾根道を歩いて京見山山頂に立った。そして下山は京見町中央口へと下りて行った。
(2021/5記)
<登山日> 2021年4月2日 10:41京見町西口スタート/10:57鉄橋/11:21[27番]鉄塔/11:33原池団地登山口/11:45〜12:10農業者公園/12:21原キャンプ場/12:32泣き坂峠/12:43〜54京見山/13:10京見町中央口エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は見なかったが、空の色は淡かった。山頂の気温は23℃。風は僅かながらも快かった。視界は遠方がうっすらとしていた。
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京見町西口へと坂を登って行く 京見町西口より登山道に入った 登山道場にヤマザクラの花びらを多く見た
主尾根に出る そのまま登れば京見山だったが すぐに左手に現れた迂回コースに入った  程なく展望地が現れた

西に向かっての展
望だったが、遠方
はうっすらとして
いた

ときおり現れるコ
バノミツバツツジ
は満開だった
鉄橋に着くと京見山直登コースには入らず、直進して更に迂回コースに入った 迂回コースはごく緩やかな道だった 迂回コースは古墳巡りコースでもあり、始めに現れたのは丁山2号墳だった
古墳の中を覗くと石棺が残っていた 次に丁山1号墳を見る こちらは石棺は無かった 送電塔(浜田線29番)が現れた
歩く方向が東に変わった 満開のザイフリボクを見た また鉄塔が現れた 28番鉄塔だった
鉄塔のそばからは南西方向に展望があった うっすらとしているのは黄砂の影響かも知れなかった 西に檀特山を見る

南へと向かった

そちらは山頂方向
だった

小ピークに着いた

そこは山頂の隣と
なる200mピー
クだった
山頂には向かわず、漸く福井大池へと北斜面に入った この原コースはけっこう傾斜がきつかった 27番鉄塔のそばを通った
北東方向に書写山を見る 福井大池がだいぶ近くになってきた 福井大池に架かる橋を見る
登山口に下りてきた 登山口に立つと、その当たりは造成地なのか広く平らにされていた
後から下りてきたパートナーを振り返る 登山口に標識は無かった 原池団地に向かうと、太陽光パネルのそばを通った 幹線道路を越せば原池団地だった その先が福井大池だった
団地内にある公園に着くと、そこの桜は満開だった 福井大池に架かる橋に入った 池を越して西に見えていたのは檀特山だった
北に見えていたのは城山だった 福井大池を離れて農業者公園へと向かった 公園に入ると、原大好橋のそばを通った
満開の桜並木だった ただ桜の木は大きくはなかった 公園の中央、東屋の辺りは人が多かった 原大好橋の近くで昼休憩とした
この風景を眺めながら昼どきを過ごした 公園の東入口まで来たとき、桜並木を振り返った 農業者公園を離れて原集落へと向かった

大歳神社の大鳥居を
潜った

その大歳神社に入る
と、境内の桜も満開
だった
登山道に繋がる道へと入った 山道となった 道が二手に分かれると、右手の道に入った
原キャンプ場の前を通った 堰堤の前を通った 堰堤を越すと山道を歩くようになった
上り坂になって、純然たる山道の雰囲気となった 鄙な山を登る感じでもあった 泣き坂峠に着いた
漸く京見山山頂に向かうことになった 途中で、左から則直コースが合流した 山頂手前までは易しい道だった

山頂の直前は急坂
だった

京見山の山頂に着
いた 休憩時間を
入れると2時間か
かっての山頂だっ

山頂の三等三角点(点名・京見山)を見る 南の方向を見る 相変わらず黄砂の視界で薄ぼんやりとしていた
北の方向を見る 北の視界はいくぶん良かった 福井大池も見えて居た
下山は京見町中央コースに入った ウバメガシの林の中を下って行く 途中の展望地に立ち寄った

(←)
山頂よりもすっき
りと南の方向が眺
められた

 (→)
  中央コースは途中
  まで岩場の多いコ
  ースだった
このコースでも鮮やかなコバノミツバツツジを見た 麓が近づくと、自然林の中の易しい道となった 登山口が見えてきた
中央コースの登山口に下り着いた 登山口そばは京見会館だったが、桜が満開だった さくら通りの桜も満開だった