TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
鶏籠山    けいろうさん 218m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2022年11月】 No.7 2022-168(TAJI&HM)
 
    龍野新大橋東詰の近くより  2022 / 11

 前年の2021年に紅葉狩りをしようと紅葉谷に出かけたのは12月に入った最初の日だった。さすがに紅葉は盛りを少し過ぎていた。そこで2022年は一週間早く出かけることにした。向かったのは11月25日、平日の金曜日だった。空は快晴で、視界も澄んでいた。前年と同様に龍野公園の駐車場からスタートした。歩くコースもほぼ同じコースを歩くことにした。一週間早いだけに鶏籠山の入口に着くまでにも鮮やかな紅葉を何度も目にした。紅葉谷の入口はまさに紅葉の盛りと言った華やかさで迎えてくれた。その入口に入ると、すぐに鶏籠山南麓に向かえる小径に入った。南麓の位置で龍野城からのコースに合流すると、古城大手道を歩いて鶏籠山の山頂に立った。山頂は紅葉こそ乏しかったが、木漏れ日が優しげな風景を作っていた。その山頂で昼どきを過ごすと、両見坂へと下った。そして紅葉谷の遊歩道をゆっくりと下って紅葉狩りを楽しんだ。紅葉谷は名のごとくカエデの木が多くあり、赤の色はこれ以上は無いと思える鮮やかさだった。その紅葉狩りを楽しむ人は多く、普段のひっそり感は無かった。地元の人だけでなく、観光に来たと思える人も多かった。紅葉谷の入口に戻って来ると、そのまま駐車場には向かわず、足を延ばして龍野城も久々に訪れた。姫路城と違って静かな散策を楽しむことが出来た。後は駐車場へと城下町の趣が残る通りを歩いて駐車場へと戻って行った。その駐車場に戻ったとき、道路を挟んで向かい側にある動物園にも立ち寄ったのだが、ツキノワグマは老齢とかで逢えなかったのは残念だった。
(2022/12記)
<登山日> 2022年11月25日 11:11龍野公園駐車場スタート/11:25紅葉谷入口/11:32龍野城コースに合流/11:56〜12:20鶏籠山/12:41両見坂/12:56紅葉谷入口/13:04〜15龍野城/13:30駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂は概ね木陰になっており、気温は15℃だった。風は無く陽だまりは暖かかった。視界は澄んでいた。
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平日にもかかわらず、駐車場はほぼ満車状態だった 駐車場からはそばの公園を横切った 公園のカエデがきれいに色付いていた
車道に出ると、紅葉谷を目指した 車道のそばでもきれいな紅葉を見た 前方に鶏籠山を望めるようになった
左手の石段は龍野神社への道だった 紅葉谷の入口が近づいた ここでも紅葉が見事だった 紅葉谷の入口に着いた 紅葉に染まった入口だった
入口のカエデを見上げた 逆光で見るカエデも美しかった 遊歩道に入ると、すぐにこの標識が現れた
すぐに小橋を渡って山裾の小径に入った 紅葉谷の遊歩道が少し離れて見えていた 小径を歩いて鶏籠山の南麓側へと向かった
南麓まで歩くと、龍野城からの道に合流した 合流点が古城コースの登山口だった 古城大手道を登って行く
いかにも古道と言った趣の道を登って行く 周囲に紅葉の木はほぼ見なかった 丸太の階段を登ることもあった
常緑樹の風情も悪くなかった 緩やかな地形になると、そこは二の丸跡だった 本丸跡への道はごく緩やかだった

(←)
本丸跡が近づくと
石垣を見た

 (→)
  山頂となる本丸跡
  に着いた 木の影
  が落ち葉の上に広
  がっていた
本丸跡の標識を見る 木漏れ日を受けながら昼休憩とした 本丸跡を探ると、紅葉の木も見られた

展望の悪い本丸跡
だったが、木々の
空いた所があり、
書写山を望めた

左の写真の手前も
眺められて、龍野
中央病院を見た
下山は両見坂へ 始めに石畳の道を歩いた 両見坂への道は緩やかだった 木々の隙間から西に的場山を見た
北へと下っていると、北の方向に展望が現れた 水剣山と黒尾山の並ぶ姿を見る

北東方向には北山
も望めた

落ち葉の尾根を下
って行く
足下に揖保川の流れを見る 両見坂が近づくと、尾根はいっそう緩やかになった 黄葉もきれいだった
両見坂に着いて石灯籠を見た 紅葉谷に入った 上流側から歩くことになった 始めは少なかった紅葉も、下るうちに増えてきた
頭上の紅葉を楽しみながら歩いた 周囲が紅葉で染まってきた 逆光で光るカエデを楽しんだ
ごくゆっくりと紅葉を楽しみながら歩いた 紅葉坂の入口に戻ってきた 入口の紅葉を改めて眺めた
紅葉谷を離れると、次は龍野城に向かった 城下町の趣がある町並みを抜けて行く 龍野城が近づいて、隅櫓を見上げた
ごく緩やかな石段を登って行く 城内には西側となる搦め手側から入った 城内に入って城内から隅櫓を見た
城内で目立っていたのは本丸御殿だった 城内でも紅葉を楽しんだ 城内の紅葉も見頃だった

城内から南西に見
えていたのは白鷺
山だった

南東には京見山も
見えていた
城内から出るに当たっては、埋門を通ることにした 埋門から外を見る 後は龍野公園へと向かった
白壁が続く通りを抜けて行く 龍野公園の駐車場に戻ってきたが 駐車地点に戻る前に動物園の紅葉も眺めた