TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
大谷山    おおたにやま 218.6m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2023年10月】 No.3 2023-190(TAJI)
 
    南東麓となる県道420号線に近い位置より  2023 / 10

 3回目の大谷山はJR姫新線の太市駅を起点とすることにした。向かったのは2023年10月の最終日曜日のこと、澄んだ青空が広がる快晴の日だった。太市駅を8時31分に降車すると、一休みした後にまずは駅前通りを北へと歩いて西脇地区に入った。すぐに山裾の石段が見えて、その石段を登って観音堂の前に出た。更にその奥の石段を登るのだが、石段入口に害獣避けゲートがあり、そのゲートがなぜかしっかり固定されて開けられなくなっていた。仕方なくゲートを跨いで石段に入った。その石段の先に建っていたのは石切八社主神社だったが、既にうち捨てられており、ただの廃屋になっていた。その元石切八社主神社のそばから登山道が始まっており、後は登山道のままに歩いて行った。登山道のそばにもお堂や石の祠を見たが、中は何も残されていなかった。登山道はつづら折れになっていたので登るのは易しかったが、やたら蜘蛛の巣があり絶えず蜘蛛の巣を払いながら歩くことになった。中腹まで登ると展望地が現れた。南の方向が広く眺められて、瀬戸の海も見えていた。登山道がはっきりしていたのはその展望地の辺りまでで、その先は尾根筋を歩いて行った。始めは緩やかな道をスムーズに歩けたのだが、斜面に入るとシダ帯の杣道を登ることになった。そこも蜘蛛の巣が多くあり、少々やっかいな登りだった。一度開けた所に出たが、その先はまたシダ帯だった。そのシダ帯を抜けると山頂は間近となった。そして元石切八社主神社の位置から32分で山頂到着となった。山頂は少し開けており、中央に四等三角点(点名・観音寺)を見た。その佇まいは10年前とあまり変わっていないように思えた。木々に遮られながらも南西方向に展望があり、御津山脈が良く見えていた。山頂の近くにも好展望地があり、そちらは南の方向が広く眺められて、瀬戸の海が光っていた。少時山頂で過ごすと、下山は往路を引き返した。展望に注意しながら下ると、書写山がすっきりと眺められたり、遠く六甲連山も望めた。中腹の展望地まで戻ると、そこでも改めて展望を楽しんだ。後は登山道のままに元石切八社主神社へと戻り、県道に出るとJR太市駅へと戻って行った。
(2023/11記)
<登山日> 2023年10月29日 8:43JR太市駅スタート/9:00観音堂/9:21中腹の展望地/9:36〜10:00山頂/10:27〜36中腹の展望地/10:54観音堂/11:13JR太市駅エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は21℃。風は少しあった。視界は澄んでいた。
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この日はJR姫新線の太市駅がスタート地点だった 北を見ると、これから向かう大谷山が見えていた 県道420号線を北に向かうと山陽道の高架を潜った

大谷山へと近づい
て行く

集落を抜けると石
段が現れた
石段の先に建っていたのは観音堂だった 観音堂の先に石切八社主神社の鳥居が建っていた その先も石段だった 石段の手前には害獣避け柵が張られていたが、通り抜けるゲートは無かった 熊の注意書きを見る
何とか柵を越えて石段を登った この山門のような建物を通り抜けた 石切八社主神社は廃屋になっていた 破れたガラスから中を覗くと、何も無かった
近くのお堂も、中は何も無かった 神社のそばから始まる登山道を歩いて行く 登山道のそばに置かれた祠も空っぽだった
登山道はつづら折れになっており、緩やかな道だった 空の祠を横目に登山道を進んだ 歩くのは易しかったが、やたら蜘蛛の巣が多かった
玉垣の多くは崩れていた 一度、樹林帯を抜け出ることになった 岩場の展望地が現れた
展望地からは、南の方向が広く眺められた 但し、10年前と比べると、見える範囲は狭まっていた
上の写真の右手、南西方向を見る 北は木々の隙間から石倉のトンガリ山を見た
展望地から先は始めは緩やかな尾根で、歩くのは易しかった 斜面を登るようになると、シダヤブの杣道を歩くことになった 一度、シダ帯を抜け出したが
またシダ帯を登った 山頂が近くなってシダ帯を抜け出した 山頂が間近になった

山頂に着くと、そ
こは展望があった

四等三角点(点名
・観音寺)を見る

山頂からは南西方
向が眺められた

少し木々に視界を
妨げられたので、
手頃な木に登って
眺めた
上の写真に写る御津山脈の辺りを大きく見る

(←)
男鹿島の方向を
眺めた

 (→)
  小豆島の方向を眺
  める
山頂近くにも展望地があって、南東方向が眺められた 左の写真に写る桜山貯水池を大きく見る

(←)
上の写真に写る籾
取山を大きく見る

 (→)
  上の写真の右に続
  く風景も眺められ
  た

東の方向も眺めら
れた

(←)
上の写真の左手を
見る

 (→)
  高御位山を大きく
  見る

(←)
下山は往路を戻る
のみ

 (→)
  展望に注意しなが
  ら下っていると、
  前方に書写山を見
  た
右上の写真に写る笠形山を大きく見る 足下に山陽自動車道を見た 中腹の展望地まで戻ってきた
展望地から先は登山道を戻って行く 紅葉が始まっていた 廃屋となった石切八社主神社に戻ってきた
観音堂が見えてきた 県道に出て駅へと向かう 前方に山陽道が見えてきた 太市駅に戻ってきた