TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
城山  (田野城跡) 221m 姫路市香寺町
しろやま
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2023年1月】 2023-14(TAJI&HM)
 
   香寺町田野より  2023 / 1

 香寺町須加院の北側に広がる低山に山城跡があり、山頂まで登山道が通じていることを知った。田野城跡とのことで、その名からして東麓側の田野地区と関連があるようだった。その田野地区側から山頂の本丸跡まで登山道が通じているようだった。その田野城跡を一度は訪れておこうと向かったのは、2023年の1月中旬のことだった。地図を見ると三角点の無いピークだったが、東麓側から破線路が一部途切れる形で描かれていた。東麓側に着くと練金下池(ねりがねしたいけ)があり、その傍らに田野城跡の案内標識が立っていた。登山道の入口も近くに見えていたが、登山口標識は見なかった。池そばに一台分の駐車スペースがあったので、そこに車を止めた。登山口に入ると始めに練金下池を左手に見て、谷筋を歩く感じで西へと歩いた。良く歩かれている道のようで、荒れた感じは全く無かった。途中、低山にしては珍しく植林地が現れたが、間伐されていないため細い木ばっかりだった。進むうちに上り坂になり、小さな尾根を越すこともあった。山頂が近くなると登山道の傾斜はきつくなり、そこには鎖が付いていた。ただ鎖を使う必要もなく登って行けた。そして登山口から23分で山頂となる「伝本丸跡」に着いた。地図では破線の切れている所もあったが、実際は山頂まではっきりした登山道が付いていた。山頂は広く芝地になっており、中央にアンテナが立っていた。東の方向が広く開けており、展望は良かった。そちらで目立っていたのは畑山で、遠くは大船山などの北摂の山も望めた。山頂は東西に長くなっており、東のピークが本丸跡だった。本丸跡で一息入れると、西の方へと移動した。そちらは「伝西の丸跡」となっていた。本丸跡ほど開けていなかったが、北の方向に少し展望があってそちらで大きく見えていたのは笠形山だった。その西の丸跡に「田野城山」の標識を見た。麓の案内標識にその名は無かったが、田野城山で呼ぶのも悪くないように思えた。西の丸跡は木漏れ日もあり、落ち着ける所でもあったので、そこで昼休憩とした。そして下山はすんなりと往路を戻ることにした。本丸跡へと戻り、その先の急坂さえ注意すれば後はひたすら易しい道だった。
(2023/2記)
<登山日> 2023年1月17日 11:01練金下池そばの登山口スタート/11:24〜12:10城山/12:29登山口エンド。
(天気) 快晴。山頂の気温は11℃。少し風あり。視界は澄んでいた。
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城山の東麓側に着くと、練金下池が現れた この溜め池の近くに車を止めた 溜め池のそばには田野城跡の案内板が立っていた  溜め池から少しだけ北の方向に歩くと登山道が始まっていた はっきりとした山道だった
左手に見えたのは練金下池だった 登山道はほぼ平坦な道として西に向かっていた 風変わりな警告を見た
貧弱な植林地を抜ける 小さな尾根へと上り坂になった 尾根に出ると、尾根を北へと歩くことになった

ピークまでは歩か
ず、巻き道となっ


行く手に山頂を見

上り坂に成って、また植林地を撮った 尾根に出ると、真っ直ぐ山頂に向かった やや急坂なこともあって、鎖が付けられていた
一度、尾根は緩やかになった また急坂になり、鎖を見た 山頂が目前になった
城山の山頂に立った 城跡らしく広く開けており、中央にアンテナが立っていた 伝本丸跡の標識を見た
本丸跡からは東の方向が広く眺められた
上の写真に写る西光寺山を大きく見る 上の写真に写る羽束山の辺りを大きく見る
東の風景で圧倒的な存在感は畑山だった 高山の方向を眺めると、高御位山の山頂がちらりと覗いていた
立つ位置を変えると、日光寺山も望めた
山頂は東西に細長く、西端の方へと歩いた 北の方向、間近に見えたのは朝日国際姫路GCだった 緩やかに下って緩やかに登り返した
山頂の西端側も、狭いながらも平らに開けていた そこは西の丸跡となっていた また田野城山の名も見た 西の丸跡で休憩とした
西の丸も少し展望があり、北北東に笠形山が望めた 笠形山を大きく見る
立つ位置を変えると、日光寺山もすっきり望めた 左の写真に写る篠ヶ峰を大きく見る
北北西を見る 七種山は山頂がちらりと見えるだけだった 木々の隙間からながら、北に入炭山を見た
南西方向に見えたピークは氷室山ではと思えた 左の写真の右に続く風景を見る 北西方向で一番高い山は谷山だった
上の写真に写る氷室山を大きく見る 北東に見えていたのは日ノ本学園高校だった 本丸跡へと引き返した

本丸跡に戻ってき


改めて畑山を眺め

下山に移った 往路を戻るのみ 平坦な道まで下りてきた 登山口が見えてきた