TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
金輪山    こんりんやま 227.7m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2016年6月】 No.6 2016-54(TAJI&HM)
 
    神岡町寄井より  2016 / 6

 金輪山の北側一帯に「椰獅子の丘」が出来たことにより、金輪山は手頃なハイキングを楽しめる山となった。2016年6月の第一土曜日は、どんよりとした曇り空だった。この日が梅雨入りで、午後から小雨が予想された。そこで近くの山で軽いハイキングを楽しもうと向かったのが「椰獅子の丘」だった。何度か来ていることでもあり、ここではハイキングコースの詳細は記さないので、下の写真帳をご覧いただきたい。椰八幡神社そばの登山口からは、のろし台跡を通るなど、ずっと尾根を辿る北コースと南コースで山頂に向かった。年々緑は豊かになっているようで、曇り空の下で落ち着いた緑となった木々を眺めながら遊歩道を歩いた。山頂に着くと、これまでは三角点を探していたのだが、点の記を見て、三角点は山頂に建つ電波塔の施設内にあるようだったので、無駄な努力はせず、すぐに展望広場に移った。千畳敷とも呼ばれる展望広場は、以前よりも木も雑草も茂って展望はかなり悪くなっていた。そのため部分部分でしか展望は無かった。幾つか置かれているベンチも朽ちている部分が多くなっていた。そのベンチの一つに座って昼休憩とした。午後から雨の予想通りに、休憩の間に空は一段と暗くなってきたので、昼食を済ませるとすぐに下山に移った。その下山は始めこそ往路を辿ったが、麓に早く着こうと210mピークを過ぎた先で、東回りコースに入った。一度登り返すように160mピークに立つと、そこからは北の方向へと一気に下って麓に近づいた。そして大池のそばから農道に出てきた。辺りの田圃は田植えが終わったばかりのようで、満面の水面に稲苗が並んでいた。もう駐車地点はごく近い所に見えていた。
(2016/6記)(2020/5改訂)
<登山日> 2016年6月4日 11:33椰八幡神社そばの登山口スタート/11:46のろし台跡/12:11[210m]ピーク/12:19〜53山頂/13:07東回りコースに入る/13:25大池/13:30エンド。
(天気) 黒い雲が広がるどんよりとした空で、今にも雨が降り出しそうだった。山頂の気温は22℃ほど。湿っぽい風があり、涼しかった。視界は少しうっすらとしていた。下山を終えた直後に小雨が降り出した。
<< Photo Album 2016/06/04 >>
ハイキングを始める前に椰八幡神社を散策した 椰八幡神社の本殿を見る 境内には末社が幾つもあった
 神社の前に戻ってき
 たとき、前方に広が
 る田圃を見る 田植
 えが終わったばかり
 だった

  椰八幡神社のそばが
  登山口だった ゲー
  トを開けて遊歩道に
  入った
扉のそばの案内図を見る この日に歩くコース
は図によると北コースと南コースだった
尾根を目指して北へと歩いた 尾根までの標高
差は30mほどしかなかった
数分歩くだけで尾根に着いた ごく緩やかな尾
根だった

 程なく送電塔(西播線
 30番)が現れた


    送電塔のそばから
    亀山を望む

 右上の写真に写る
 祇園嶽を大きく見
 る

 上の写真に写る高
 倉山の尾根を大き
 く見る
尾根歩きを続ける 丸太の階段道が現れた ベンチが現れたが、笹が茂っていた
のろし台跡(133mピーク)に着いた のろし台跡からは北向かいの鶴嘴山が眺められた のろし台跡を過ぎると下り坂となった
易しい尾根歩きだった 左手から「谷すじの小路」コースが合流した 上り坂が始まった
振り返ると、樹間から大源寺山が覗いていた 落ち着いた緑の中を丸太の階段は続いた 東回りコースが合流すると、その先で尾根が緩んだ
自然林の風景が優しかった 低木の中を尾根道が続く 210mピークに着いた 前方に山頂が見えている
山頂に建つ二つの電波塔が見る 210mピークを離れて山頂へと向かった 鞍部に着くとそこは展望地でベンチが置かれていた
西に向かっての展望で、的場山が眺められた 右手から島田コースが合流した 山頂が目前になった
山頂に建つ電波塔を見る この敷地内に三角点
があるようだった
もう一つの電波塔はNHKのものだった 休憩は展望広場でとることにした 山頂を離れ
てそちらに通じる舗装路を進む

 展望広場は以前よ
 りも雑草が茂って
 いた

 金輪山展望台の標
 識を見る

 雑草に囲まれたベ
 ンチに近づいた

 樹木の生長により
 視界はかなり悪く
 なっていた

 御津山脈の方向は
 比較的良く見えて
 いた


    山頂を離れて南コー
   スを引き返した

 下り始めたとき前方
 に葛城山を見た


    葛城山の右手に明
    神山の頂を見る
早く麓に着こうと、東回りコースに入った 一度上り坂になって160mピークに向かった 160mピークからは北へと向かった
丸太の階段を下って一気に高度を下げた すぐに麓が近づいた 田畑が見えてくると、竹林に入った
登山道は山裾道となって大池に近づいた ゲートが現れた ゲートの横が大池だった ゲートのそばにも案内図が立っていた
大池の佇まいを眺めた ゲートを離れると、もう前方に駐車地点が見えていた