TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
金輪山    こんりんやま 227.7m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2018年12月】 No.7 2018-157(TAJI&HM)
 
    神岡町追分より  2018 / 12

 播州南部の低山が紅葉の見頃を迎えるのは12月の第一週と思っているが、2018年12月第一週の土曜日に向かったのは、たつの市の低山の一つ、金輪山だった。いつもと同じくスタート地点は梛神社のそばの登山口からとした。どうやら草刈りが行われたらしく、登山道周囲の笹はごく低い丈になっていた。尾根に出ても同様で、すっきりとした印象の尾根筋だった。紅葉と言うか黄葉は見頃になっており、総ての葉を濃い黄色に染めた木も幾つか見られた。ただこの日の空は黄砂があるのか黄色味を帯びており、鮮やかさは薄れていた。のろし台跡を通ると階段道で下り坂となり、20mほど下ると平坦な尾根となった。左手より大池小池からのコースが合流すると上り坂が始まり、階段道を登って行った。鞍部から100mほど登って210mピークに着くと、もう山頂は目前だった。その山頂との間で西から島田コースが合流するが、そこに新しい案内板が立っていた。地図形式の案内板で、それを見ると山頂の名は金輪山ではなく東山になっていた。どうやら西麓側の地区での呼び名かと思われた。山頂に着くとそこも雑草が刈られてすっきりとしていた。更にその先の展望広場もきれいに雑草が刈られて公園風の佇まいに戻っていた。その広場のベンチに座って休憩とした。うっすらとした視界だったが、尾根歩きの間に少し良くなってきたようで、薄い青空が広くなっていた。その金輪山の三角点はどうやら山頂に建つ電波塔の敷地内のようだったが、この日に改めてガーミンでその位置を探ると、一番北寄りに建つ電波塔の建屋内にあるようだった。これではフェンスの外から眺めても分からなかったことに納得した。山頂で30分ほどの休憩を終えると、下山は往路を戻った。戻ると言ってものろし台跡までは戻らず、途中で大池小池コースに入って大池小池のそばに下りてきた。そこから駐車地点までは数分の距離だった。
(2018/12記)
<登山日> 2018年12月1日 9:45梛八幡神社のそばよりスタート/9:58のろし台跡/10:35〜11:09山頂/11:32尾根を離れる/11:38大池/11:45エンド。
(天気) 薄晴れの空で、青空の部分は僅かだった。山頂の気温は18℃。風はほとんど無く、ぽかぽか陽気だった。視界はうっすらとしていた。山頂で休むうちに青空の部分が増えてきた。
<< Photo Album 2018/12/01 >>
「椰獅子の丘」の案内板の隣が登山口だった 小笹が囲む小径を登って行く マンリョウの実を見た
小径は落ち葉に覆われていた 道幅は狭かったが、はっきりとした小径だった 尾根に出て南西へと歩いた
尾根に出ると紅葉の木を見るようになった 落ち葉の尾根を歩いて行く 送電塔(西播線30番)に出会うと少し展望があった
但し、紗がかかったような視界だった 緩やかな丸太の階段を登る 黄葉の木を見上げた
尾根歩きを続ける 紅葉の壁紙を眺めた のろし台跡に着いた そこは平坦になっていた

のろし台跡の片
隅にベンチを見


のろし台跡からも
少し展望があって
北向かいの尾根が
眺められた
のろし台跡からは南へと歩くことになった 丸太の階段を下って行く すぐに緩やかな道となった
尾根から北東に見えていたのは愛宕山だった 尾根は暫く平坦な道となった その平坦な道の途中で谷筋コースが合流した
尾根道は緩やかな上り坂になった 尾根の傾斜がきつくなってきた 尾根の途中でベンチを見る
210mピークが近づくとまた緩やかな尾根となった 210mピークが間近になった 210mピークに着いて山頂を望んだ
山頂までは300mほどだった 鞍部に着いて右手から島田コースが合流した 合流点の新しい案内板を見ると山頂の名は東山だった
山頂へと最後の登りにかかった 山頂の電波塔が目前になった 山頂の木々がきれいに色付いていた
最高地点に建っていたのはNHKの電波塔だった 最高点を過ぎて更に南へと歩いた 緩やかに下って緩やかに登り返す
展望広場に着いた 2年前と違って雑草が刈られてすっきりとしていた 休むうちに明るい山頂となった
展望広場からの視界もうっすらとしていた 東に見えていたのは鷹の子山だった
展望広場から的場山を見る 山名標識の周りも雑草がきれいに刈られていた 休むうちに黄色みを帯びていた空が青みを帯びてきた
ガーミンで三角点を探るとこの建屋内にあるようだった 下山は往路を戻った 前方に見えているのは210mピークだった

(←)
的場山が往路で眺
めたときよりもは
っきり見えていた

 (→)
 北西の空はまだう
 っすらとしていた
210mピークが近づいた 空が青くなって紅葉の鮮やかさが増してきた 210mピークを越して、鞍部からは谷筋コースに入った
貧弱な植林地を抜けて行く 麓が近づいて竹林を通ることになった 大池のそばに下りてきた

(←)
大池を見るとほぼ
干上がっていた

 (→)
  道路に下りて駐車
  地点へと戻って行
  った
北東に見えていたのは向山だった 歩くうちに東に展望が広がってトンガリ山が望めた