TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
金輪山    こんりんやま 227.7m たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2024年4月】 No.10 2024-69 (TAJI&HM)
 
    林田川に架かる誉橋のそばより  2021 / 3

 金輪山はハイキングコースが整備されているため、近場で気軽に登れる山の一つと言えそうだった。その金輪山で昼食をとろうと久々に向かったのは、2024年4月下旬、連休に入った初日の26日のことだった。残念なのは空模様で、晴れの予想とは違って曇り空だった。「椰獅子の丘」の駐車場に車を止めると、まずは大池の方向へと歩いた。大池そばのゲートを抜けるとコースは二手に分かれるが、往路は回り道となる東回りコースに入った。竹林を抜けて上り坂に入ると、木々の新緑が楽しめるようになった。急坂も無く尾根コースに合流した。後は南へと真っ直ぐ歩いて行く。合流点で標高150mだったので、後は緩やかな道だった。コースには所々でベンチが置かれており、山頂手前のピークには三つほど置かれていた。そして歩き始めてから46分で山頂到着となった。そこには電波塔が二つ建っており、一つはNHKでもう一つは無名だった。その山頂で休憩に相応しい所は無いため、少し南へと移動して千畳敷の広場で休憩とした。一時は雑草地になっていた千畳敷は、今は雑草は全く無く芝生が広がる公園風の佇まいになっていた。ベンチも幾つか置かれており、その一つに座って昼休憩とした。木々に遮られながらも展望はあり、それを眺めながら昼食をとった。風はほぼ無かったが涼しさがあり、良い感じで休めた。ところで山頂には四等三角点(点名・片山)があり、出かける前に点の記を調べると、「毎日放送中継所の屋上」に設置されているようだった。屋上なら確認出来るのではと思えて、電波塔に近づいた。毎日放送の表示がある電波塔は無かったが、NHKの隣の建屋と考えることにした。幸いにもその建屋のそばに手頃な木があって登ってみたところ、屋上に三角点は見えなかった。NHKの方も眺められたのでそちらも見たが、やはり無かった。ちょっと残念な気持ちになって木から降りた。下山は尾根コースを歩いた。往路の合流点を過ぎても尾根道を歩いて、その先の丸太の階段を下った。鞍部まで下りて来ると、右手に大池への近道コースが分岐したので、そちらに入った。近道とあって尾根から10分とかからず大池のそばに出てきた。ゲートを抜ければ駐車場まで数分の距離だった。
(2024/5記)
<登山日> 2024年4月26日 11:04「椰獅子の丘」駐車場スタート/11:08大池そばゲート/11:31東回りコースを登って尾根コースに合流/11:50〜12:26山頂(千畳敷を含む)/12:50尾根を離れる/12:59大池そばゲート/13:03駐車場エンド。
(天気) 曇り空。ガス状の雲が全天に広がっていた。山頂の気温は23℃。風はほとんど無かったが、涼しい山頂だった。視界はうっすらしていた。下山中に薄晴れとなる。
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「椰獅子の丘」の
駐車場に車を止め
て、そこから山頂
方向を眺めた

大池の登山口から
登ろうと、山裾道
を歩いた
道そばでは、ヤマツツジが満開だった 大池そばの登山口ゲートが見えてきた ゲートを抜けた先で、大池を眺めた
すぐにコースが二手に分かれると、東回りコースに入った 始めは山裾を歩いた 山の方向へと向かい出すと、竹林を抜けることになった 竹林の先は新緑が迎えてくれた
落ち葉の積もる登山道を登って行く いわゆる里山道を歩く雰囲気となった 階段になっている所も現れた
160mピークに着くと、ベンチが置かれていた 後は緩やかな道だった 新緑を楽しんだ
主尾根に着いて、北からの尾根道に合流した 登ってきたコースは「東回りコース」だった 主尾根も新緑の盛りだった
山頂へと緩やかな道を歩いて行く 手前のピークに着くと、ベンチが三つ置かれていた 山頂との中間点に着くと、そこにもベンチを見た

中間点は少し展望
があって、新龍ア
ルプスの尾根が望
めた

山頂が近づくと、
すっかり新緑色に
なった
南から来ている管理道路に合流した 管理道路を歩いて山頂に着いた そこにNHKの電波塔を見た NHKの隣の電波塔を見る この屋上に三角点があるのではと近くの木に登ったが、見えなかった

(←)
休憩は千畳敷でと
ろうと南に向かっ


 (→)
  千畳敷は芝地が広
  がっており、公園
  風になっていた

(←)
曇り空の下での休
憩だった 南東方
向を見る

 (→)
  西向かいの的場山
  を見る
下山は、まずは往路を引き返した 歩く方向に葛城山を見た 新緑を見上げた
木々の隙間から伊勢山を見た 伊勢山を大きく見る うっすら陽射しが現れた
東回りコースに入らず、尾根を直進した 鞍部へと階段が続いた 東に向かえるコースの分岐点に着いた
尾根を離れて大池に通じるコースに入った このコースも山裾が近づいて竹林に入った 大池が近づくと、小屋が建っていた
午後の大池を見る ゲートの位置に戻ってきた 山裾道に入ると、駐車地点が見えていた