TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
    むかいやま 228.5m 姫路市・たつの市
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2023年7月】 No.8 2023-119(TAJI&HM)
 
    210mピークより  2023 / 7

 2022年の年末に向山を登ったときは、往路は舞子池コースを登り、下山は西尾根を下って岩国神社経由で向山墓園へと下りるつもりだった。それを下山時に210mピークから西尾根に入らず北西尾根を下ってしまった。北西尾根は始めは緩やかだったが、麓が近づいて急斜面下りとなってしまった。それでもヤブは無く無難に下ることが出来た。その北西尾根を往路コースにしようと向かったのは、半年後の2023年7月の第一日曜日のことだった。二日続きの雨は止んだのだが、その日は午後にしか時間がとれなかった。そこで近場のショートコースを考えたとき向山のミニハイキングを思い付いて、始めは岩国神社コースのピストンと考えたのだが、少し変化を持たそうと往路コースは210mピークまでを北西尾根コースで登ることにした次第だった。駐車地点を岩国神社の鳥居前とすると、石段には入らず反対方向の北へと歩いた。向山墓園のそばを通り過ぎると東へと向かって山陽ダイヤパーサーヴィス社の前を通った。工場の東側まで歩くと、そばの山裾に取り付いて南へと向かった。小径を歩いて害獣除けフェンスに着くと、そこのゲートを抜けて後はフェンスに沿って西へと歩いた。前回の経験があってのスムーズな行動だが、目印はいっさい無かった。フェンス沿いの小径は岩場に阻まれることになったが、そこが北西尾根の尾根端と言える位置だった。そこより適当に斜面に取り付いた。急斜面を登るとあって大汗となったが、ゆっくり登れば問題無かった。急斜面が緩むと尾根道を辿れるようになり、目印テープも目にするようになった。210mピークに着いたときは山裾に取り付いてから20分ほどが経っていた。そこは岩場のテラスが広がっており、好展望地だった。暫時展望を楽しんだ後、おもむろに山頂へと向かった。緩やかに下って緩やかに登り返すと、210mピークから10分で山頂到着となった。山頂も岩場のテラスがあって展望を楽しめたが、木陰も多くあって休むには良い所だった。山頂で涼しい風を楽しみながらのんびり休んでいたところ、指先に黒いものを見た。ヤマビルだった。どうやら木から落ちてきたようだったが、何時の間にか向山にもヤマビルが棲息するようになっていたようだった。そうなるとのんびり休んでいる気になれず、下山することにした。下山は岩国神社を通る正規コースを辿ることにした。210mピークを通って西尾根に入るとその途中でも岩場のテラスが現れた。そこより今少し下った位置に岩国神社が建っており、そこの石段を下ると北斜面側に入って北東方向へと緩やかに下った。石段が現れると、そこを下った先が駐車地点だった。その下山でもパートナーにヤマビルが一匹付いていた。どうやら夏の向山はヤマビル対策が必要と思われた
(2023/7記)
<登山日> 2023年7月2日 13:47岩国神社鳥居前スタート/13:54フェンス入口/14:16〜25[210m]ピーク/14:34〜59山頂/15:07[210m]ピーク/15:22岩国神社/15:33鳥居前エンド。
(天気) 始めは晴れていたが、次第に薄晴れとなった。山頂の気温は28℃で、蒸し暑さがあった。但し風は涼しかった。視界はまずまず良かった。
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岩国神社の鳥居前に駐車して、始めに北へと歩いた 向山霊園のそばを通ると山陽ダイヤパーサーヴィス社に通じる道に入った 山陽ダイヤパーサーヴィス社の前を過ぎると、右手に太陽光発電所が現れた
向山に向かえる道に入ると、すぐに左手の山裾に取り付いた 山裾には小径があり、前方に害獣除けフェンスが見えていた フェンスのゲートを通過する
フェンス沿いの小径を南西へと歩いた 岩場が現れて、山裾を歩くのはそこまでとした 岩場の近くの斜面に取り付いた やや急斜面だった
登るうちに傾斜が緩んできた 展望が現れて、足下に向山霊園を見た はっきりとした尾根道を歩くようになった

(←)
210mピークが
間近になった

 (→)
  210mピークに
  着くと山頂は近か
  った
210mピークは岩場のテラスが広がっているとあって、好展望地だった 南東から南西にかけてを眺めた

(←)
上の写真に写る金
輪山を大きく見る

 (→)
  北の方向も少し望
  めた
前方に見える山頂へと向かった 横倒しになった木のそばを通る はっきりした尾根道を歩いて鞍部を通過した

向山の山頂が近づ
いた

向山の山頂に着い

四等三角点(点名・河原垣内)を見る 山頂の木陰は涼しい風があり、パートナーは早速昼寝を楽しんでいた 山頂にも南側に岩場があり、好展望地だった

南東から南、南西
にかけての展望だ
った
上の写真に写る大谷山の辺りを大きく見る 上の写真の右手に御津山脈を見る
ヤマビルの来襲に遭って休憩を切り上げた 下山は往路を引き返した 210mピークとの鞍部を通過する 210mピークに戻ってきた
展望を楽しみながらテラスを歩いた 西の方向は新龍アルプスだった
西尾根へと入った 西尾根はごく緩やかだった また岩場のテラスが現れた
このテラスも好展望地だった テラスを歩くパートナーを振り返る
樹林帯に入り、また緩やかな尾根歩きを続ける 岩国神社まで下りてきた 神社の石段を下った
登山道に入ったとき、神社の石垣を見上げた 登山道は北側斜面を斜めに横切る形で付いており、北東方向へと緩やかに下った 石段が現れると、その先に鳥居が見えていた その鳥居の近くが駐車地点だった