TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
小南山    こみなみやま 237m 丹波市
 
1/2.5万地図 : 柏原
 
【2023年4月】 2023-60(TAJI&HM)
 
   氷上町石生より  2023 / 4

 小南山は「兵庫丹波の山」に紹介されている山で、JR福知山線の柏原駅からは徒歩圏内に位置している。標高が低い上に登山道もあるようなので、ごく簡単に登れそうだった。そこで近くの坊の奥と併せて登ろうと向かったのは2023年4月1日のこと。朝から快晴の日だった。駐車地点として柏原駅前を考えていたのだが、東麓を流れる柏原川沿いに駐車出来そうな場所を多く見たので、西河原橋に近い地点に駐車とした。小南山を周回で歩くことを考えていたので、それを考慮してのことでもあった。柏原川の左岸側の道を南へと歩くと、西河原橋の東詰で県道290号線を渡った。更に南へと左岸道を歩くと柏原川へ奥村川が合流する地点に出た。そのため森の小橋(奥村川)と小南橋(柏原川)を渡って小南山の東麓側に近づくことになった。西へと真っ直ぐな道を進んで小南集落に入ると、直進の形で地図の破線路を目指した。期待通りに集落の小径はそのまま登山道となったが、その入口に標識は無かった。地図では破線の道としてほぼ真っ直ぐ山頂に向かうように描かれていたのだが、実際はジグザグ道になっており、無理なく登って行けた。但し落ち葉が積もっている所があり、そこは多少歩き難さがあった。小さな山なのですぐに山頂が近づいた。山上に出ると漸く標識が現れた。そこで小径は二手に分かれて、左は山頂方向だったが、右手は第1展望台となっていた。その展望台はすぐの位置だった。そこは東ピークと言える位置で三角点ピークでもあった。屋根付きのベンチがあり東屋と呼んでも良さそうで、そのそばに四等三角点(点名・小南山)を見た。標識の通りにそこは展望台でもあって、東から南にかけてが広く眺められた。東向かいの譲葉山の姿が大きかった。その展望を補うようにまたパノラマ写真も置かれていた。それは観光案内にもなっており、柏原八幡神社や木の根橋が紹介されていた。まずはベンチで落ち着くと共に暫し展望を楽しんだ。次に山頂部を西へと歩いて中央ピークとなる山頂立った。そこは三角点ピークよりも6メートルほど高い位置で東屋が建っていた。そちらも展望もあり北の方向が開けていた。山頂からは更に西へと歩くと、西ピークと言える位置に立った。そこは中央ピークとほぼ同じ高さか若干高いのではと思えたが、展望は無かった。その西ピークからは直進方向以外に南の方向へ向かえる小径が分かれていた。柏原病院に通じているようだった。当初の予定通り周回で歩こうと、西ピークからは西へと直進する形で下山に移った。下るうちに方向は北になってきた。コースのはっきりしない所があったが、点々と目印テープが付いており、それを追うようにして下るとヤブっぽくなることもなく下って行けた。そして住宅地の一角に下り着いた。広い場所に出ると、そこは沖田公民館駐車場となっていた。そこから県道290号線は近く、県道に出ると歩道を東へと柏原川を目指して歩いた。小南山は意外と展望も楽しめたことでこの日の登山に満足してしまい、もう坊の奥を登る気持ちは消えてしまっていた。そうなると後は帰路につくだけだった。その帰路は氷上ICに出ると、北近畿豊岡道、播但連絡道をひたすら走って戻った。
(2023/4記)
<登山日> 2023年4月1日 9:57駐車地点スタート/10:01西河原橋東詰/10:15登山道に入る/10:30〜48展望台(東ピーク)/10:52〜11:00山頂(中央ピーク)/11:19麓に下り着く/11:35駐車地点エンド。
(天気) 快晴。上空に少し薄雲を見る。山頂の気温は21℃。風は涼しさがあった。視界はややうっすらとしていた。
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駐車地点は小南山の北麓側、柏原川のそばに求めた 小南山がすっきりと眺められた 

振り返って西から
北にかけてを眺め


東を見ると、清水
山が大きかった
柏原川沿いの車道歩きでスタートした 目の前を悠々と歩くのはダイサギのようだった 河原橋の東詰で県道290号線を越すことになった
越した先の車道は、車は通行止めだった 柏原川の右岸歩きを続けた 前方に「坊の奥」へと続く尾根を見る
小南山へは二の橋を渡ることになった 二つ目の小南橋を渡った先で、右手に大歳神社を見た 正面が小南山となった
地図の破線路を目指して、集落の細い道に入った 自然と登山道を登るようになったが、標識は無かった 始めに竹林の中に入った
地図とは違って、登山道はつづら折れの道だった 足下にスミレを良く見た 終始、緩やかな道として登って行けた
展望が現れたとき、柏原川沿いに満開の桜を見た 山頂には回り込むようにして近づいた 山上に出ると、コースは二手に分かれた
先に第1展望台に向かった 分岐点から50メートルで第1展望台とされる東ピークに着いた 展望台の名に相応しく、好展望が広がっていた

その展望は東から南
にかけてのものだっ

上の写真に写る金山を大きく見る 山頂から改めて柏原川沿いの桜を眺めた 柏原駅の辺りも眺められた
休憩舎のそばに四等三角点(点名・小南山)を見た パノラマ写真があり、観光紹介もされていた 次に中央ピークに向かった
中央ピークへと緩やかに登った 中央ピークに着くと、東屋が建っていた 東屋は柱だけの構造で、ベンチが置かれていた

中央ピークも好展
望地だった 北か
ら北東にかけてが
眺められた
上の写真の左手を見る 安全山がうっすら眺められた 中央ピークでの休憩を追えると、更に西へと歩いた
コバノミツバツツジがきれいだった 西ピークに着いた そこに展望は無かった 西ピークからは柏原病院に通じるコースが分かれていた
下山は尾根なりに北西のコースを下った コースの分かり難い所があり、そこはテープを追った 麓が近づくと、往路コースと同じく竹林の中を歩いた
墓地に下りてくると、その一角に六地蔵を見た 集落へと近づいた 集落に入る前にゲートを通った
集落に入ると、お地蔵さんを見た 広場のような所は沖田公民館の駐車場だった すぐに県道に出ると駐車地点を目指して東へと歩いた
遠藤の桜も満開だった 柏原川の右岸路に入って、駐車地点へと近づいた 正面に見えていたのは弘浪山だった