TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
点名・竹原    たけはら 236.6m 相生市・たつの市
 
1/2.5万地図 : 相生/二木
 
【2019年1月】 2019-04(TAJI)
 
   宮山の尾根より  2017 / 12

 相生市街に近い宮山を登ったときのこと。その尾根から相生墓園の方向が眺められると、墓園の背後に纏まった姿をした小さなピークが眺められた。地図を見ると三角点記号が付く237mピークだった。それ以来気になっており、一度登ってみようと考えていた。それを実行したのは2019年に入って新年三が日の三日目のことだった。朝から快晴の空で、澄んだ青空が広がっていた。相生墓園に入ると車を最上部となる北東の位置まで進めて、そこに見た駐車スペースに車を止めた。墓園は高台に作られているだけに展望が良く、天下台山から宮山までの相生市街を囲む山並みが眺められた。この日はヤブコギ登山を覚悟していたのだが、駐車地点のそばから斜面に取り付こうと近づくと、プラ階段がそこから始まっていた。地図を眺めると近くを送電線が東西に走っていたので、どうやら階段の先に鉄塔があるようだった。そのプラ階段を登るとすぐに害獣避けの柵に阻まれた。扉を見なかったため一度柵沿いを歩くも、これは違うように思えてプラ階段に近い位置に戻ってきた。改めて柵を眺めると、簡単に外れる所を見つけてそこより柵を通過した。その先はプラ階段は無いものの細々と小径が続いており、送電塔(西播龍野線26番)の前に出た。その先も小径は続いており、無難に165mピークに立った。そこからは北へと向かうことにした。方向を定めて歩き出すと、うっすらとながら小径は続いており、貧弱な植林地に入った。その植林地が少々やっかいだった。全く枝打ちがされておらず小枝が煩わしかった。その小枝を手で払いながら進んで行くと、次第に歩き易くなった。尾根筋もはっきりしてきた目印テープも見るようになった。展望は無いものの木々の隙間から237mピークが分かるようになると、そちらへと尾根を外さないように歩いた。鞍部へと下ることになり、鞍部から登り返していたとき右手に少し開けた所が現れた。そこに立つと木々に多少視界を妨げられるもの南の方向が眺められた。その展望地を離れて4分ほど登ると237mピークに着いた。そこはすっかり雑木に囲まれており、ごく平凡なピークだった。三角点は少しヤブっぽくなっている所であっさり見つけた。展望がないのでピークに立ったことで良しとしてすぐに引き返した。そして少し手前で見た展望地で昼休憩とした。休んだ所からは天下台山がすっきりと眺められて、休憩場所として悪くなかった。休憩を済ませると後は後は単純に往路を戻って行ったのだが、中間地点の190mピークを過ぎて尾根なりに西へと歩いてしまった。そちらへもうっすらと小径があってのことだったが、木々の隙間から見える風景が違ったことですぐに気付いて軌道修正した。165mピークまで戻って来ると、そこからは送電塔の方向には向かわず、真っ直ぐ南へと斜面を下った。それは地図に描かれた実線の道に出るためで、あっさりとそのダート道に合流すると、後はその車道を歩いて墓園へと戻って行った。
(2019/1記)
<登山日> 2019年1月4日 10:50相生墓園の最上部よりスタート/11:03[165m]ピーク/11:43山頂/11:51〜12:05展望地で昼休憩/12:48林道に下り着く/12:57エンド。
(天気) スタート時は快晴だったが、徐々に雲が増えて空の七割まで広がった。尾根の気温は概ね6℃で、風はほとんど無かった。視界は良かった。墓地に戻ってきたときは、また青空が広がろうとしていた。
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車を相生墓園の最上部まで進めた 最上部から南に広がる風景を眺める 墓園は高台にあるだけに好展望地だった
北東端から斜面に取り付くことにした そこには意外や巡視路が付いていた すぐに防御柵に阻まれた
柵の一部が外れるようになっていたので、そこから通
過した
柵の先にはややはっきりしないながらも小径が続いて
いた
送電塔が現れた 西播龍野線26番鉄塔だった
送電塔の先も小径は続いていた 165mピークに着くも、そこは雑木ヤブだった 緩やかな下りに入る 尾根道があり、それを辿った
木々を通してこれから向かう尾根を見る 貧弱な植林地に入った 植林は全く枝打ちをされておらず、ヤブになっていた
易しく歩ける所もあった また杉の小枝を払いながら歩いた 緩やかな尾根歩きとなって山頂に近づいた
山頂手前の鞍部まで歩いてきた 登りにかかったとき、炭焼窯跡のような穴を見た か細く尾根道が続き、境界杭や目印テープも見た
山頂が近くなったとき展望地が現れた 南に向かっての展望だった 上空に雲が広がってきたため、少し薄暗い風景になっていた
小豆島の辺りを大きく見る 尾根歩きを続けて山頂が間近になった 山頂の一端に着くと三角点を探しながら北へと歩いた
最高点の辺りは少し雑然としていた 展望は全く無かった その最高点に四等三角点(点名・竹原)を見た
頭上を見ると青空が広がっていた 展望が無いので、すぐに引き返した 展望地まで戻って、そこで昼休憩とした

(←)
天下台山が良く見
得る位置で休憩と
した

 (→)
 天下台山を大きく
 見る
ごく近くを山陽道が走っていた これから向かう165mピークの辺りが見えていた 陽当たりが良いためか辺りにマンリョウを多く見た
昼休憩を終えて下山を続けた 西に宝台山の山頂をちらりと見た 北に見えたのは光明山へと続く尾根だった

190mピークか
らは南に向かうの
だが、道なりに歩
いてしまい西に向
かってしまった

大蔵山が見えたこ
とでコースを外れ
たことに気付いた

すぐに軌道修正と
した
165mピークに戻って来るとそこからは南に向かった すぐにダート道に下り着いた 西へと歩くと防御柵を越すことになった
墓地に入ると墓地内を歩いて駐車地点に向かった 快晴の空になっており、明るい天下台山を眺めた 東に見えていたのは表山だった