TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬 
 
観音山    かんのんさん 245.0m 新温泉町
 
1/2.5万地図 : 浜坂
 
【2024年6月】 No.3 2024-99(TAJI&HM)
 
    新温泉町戸田より  2024 / 6

 この日の観音山は急な思い付きだった。前夜は浜坂の宿に泊まっており、その宿の部屋から良く見えていたのが観音山だった。その姿を見て登ってみたい気持ちが起きたが、この8日は別の山を予定していた。ところが朝の天気予報では、昼頃には曇り空に変わる予想となっていた。それを知って短時間で登れる山に切り替えることにした。そうなるともう気持ちは観音山に向かっていた。急きょの変更のため地図は持っていなかったが、今回で三度目の登山となることでもあり、登山道に関して不安は全く無かった。登山口も相應峰寺を目指すだけなので簡単だった。その相應峰寺に着くと、前回と違って寺の駐車場に止まっている車は無かった。おかげでスムーズなスタートとなった。もう山頂まで参道歩きだった。点々と石仏が置かれた登山道は、いかにも古からの道と言った趣があったが、石がごろごろして多少歩き難さがあった。それもゆっくり登るので問題無かった。丁目の標識があり、9丁目まで登ると仁王門が現れて、山頂そばに建つ圓通殿本堂のエリアに入った。そこまで適度な傾斜の上り坂だったが、ごく緩やかな参道となって圓通殿本堂に近づいた。北の方向が眺められる展望地が現れていっとき足を止めたが、その先で幟に囲まれた道を歩いて本堂の前に出た。前回は改築工事中のため本堂は足場に囲まれていたが、この日はすっきりと本堂を眺めることが出来た。改築からはや十数年経っており、十分に落ち着きも感じられた。その本堂の横を通り、庫裏のそばを抜けると山頂への小径に入った。ほんの一登りの感じで山頂に到着した。麓の駐車場から38分だった。その山頂が前回よりもすっきりしている印象を受けた。佇まいとしては山頂中央に新たに山名標柱が立ったぐらいであまり変わりは無かったが、どうやら周囲の木々が少し伐られたようで展望が良くなっていた。日本海が広く眺められただけでなく、浜坂の町もすっきりと眺められた。この日の視界は良く、西の方向には大山の姿がうっすらとながら眺められた。山頂の気温は高めだったが、涼しい風とからっとした空気感のおかげで、良い感じで過ごせた。そのため山頂では一時間近く休むことになった。下山は往路をすんなり戻ると、昼前にはハイキング終了となった。上空は薄曇りに変わろうとしていた。
(2024/7記)
<登山日> 2024年6月8日 9:33相應峰寺駐車場スタート/9:52六丁目/10:07圓通殿本堂/10:11〜11:03山頂/11:18六丁目/11:35相應峰寺駐車場エンド。
(天気) 晴れ。薄雲が広がっていた。樹林帯の気温は24℃だったが、山頂は27℃だった。風は僅かにあり。ほんのり涼しかった。視界は良かった。
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相應峰寺に着いた 午前の空は快晴だった 寺の駐車場に車を止めると、登山口に向かった 登山口に入った
登山道のそばには、点々と石仏が置かれていた 一丁目の石仏を見る すっかり参道歩きだった
四丁目の石仏を見る 六丁目まで歩いてきた 自然林に包まれた感は悪くなかった
山門に着いた 仁王門の名が付いており、九丁目だった 仁王門の先はほぼ平坦な道だった 鐘楼堂が現れた
(←)
鐘楼堂の先に展望
台が現れた

 (→)
  展望台からは北の
  方向が眺められた
  が、前回よりも見
  える範囲は狭まっ
  ていた
展望台を離れると、幟に囲まれた道を歩いた 圓通殿本堂の前に出た 庫裡のそばを通って山頂に向かえる小径に近づいた
小径に入ると、山頂まではごく僅かな距離だった 振り返ると、足下に本堂の甍を見た 山頂が目前になった
観音山の山頂に着いた 12年前と変わらず芝地の広がる山頂だった 西側から山頂を眺めた
三等三角点(点名・観音山)は削られたままだった 前回に見なかった山名標柱が立っていた 浜坂港を眺めながら休憩とした
周囲の木が伐られたようで、前回よりも展望が良くなっていた 北を見る 木々に妨げられずに日本海が眺められた
城山の尾根を眺めていると、城山の背後にごくうっすらと伯耆大山が望めた 大山を大きく見る

(←)
大山を更に大きく
見る

 (→)
 
  上の写真の左に続
  く風景を見る
  浜坂の市街地が眺  められた

190mピークの
先に矢城ヶ鼻灯台
を見る

東の方向も木が伐
られており、桧原
山が望めた
山頂の一角にも石仏が置かれていた 下山は往路を戻るのみ 圓通殿本堂まで戻ってきた
仁王門まで戻ってきた 七丁目まで下りてきた 六丁目は石仏が並んでいる
まだ陽射しを受けながらの下山だった 登山口に戻ってきた 相應峰寺に着いた 上空は薄曇りに変わろうとしていた