TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
桶居山    おけすけやま 247.3m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2016年10月】 No.5 2016-100(TAJI)
 
    別所町佐土新より  2016 / 10

 桶居山への最短コースは西肩に通じる南尾根コースとなるが、その南尾根コースに向かったのは2016年10月の第二土曜日のことだった。この日の空は朝から薄黒い雲が広がっており、天気予報では午後より雨が降り出すとなっていた。そこで短時間でしっかり登れる山として桶居山の、それも最短コースとなる南尾根コースを登ることにした。
 別所町の佐土新に入り桶居山の南麓を目指すと、山裾道に通じる枝道は入口から進入禁止となっていた。但し車止めはされておらず、まだ民家も建っていた。その細い道をずんずん進むと農地が現れ、その先でようやく車止めのロープが張られていた。進入禁止の標識は以前は無かったので、細い山裾道でのすれ違いや方向転換のトラブルを防ぐための処置ではと思われた。ロープの手前にごく狭い駐車スペースを見たので、そこに遠慮しながら車を止めた。ハイキングを何とか短時間で済ませる予定だった。ロープを越えて歩き出すと、数メートルの距離で最短コースの登山口が現れた。そこに標識は無かったが、露岩に「桶居山近道」と書かれていた。登り出すと少し傾斜がきつい程度でヤブになることも無く、けっこうスムーズな登りだった。登るほどに露岩地が現れて、後方に展望が広がってきた。この日の気温は秋にしては高かったが、空気は秋のもので乾いた空気感だった。おかげで休むことも無く登って行けた。そして桶居山の西の肩で主尾根に合流した。そこからは知った道で、目の前には桶居山の山頂が見上げるようにして眺められた。その山頂へと休まず急坂を登った。肩の位置に着いてから10分とかからず山頂だった。山頂には誰もおらず、一人で休むことになった。空は黒かったが、雨に降られず山頂に立てたようだった。山頂では昼食をとり、そして展望を楽しんだ。10分少々の休憩の後、下山に移った。下山は何度か下ったことのある東肩の位置から始まる東南尾根コースを下った。山頂での休憩時間を除くと1時間足らずと、予定通り短時間でハイキングは終了となった。
(2016/10記)(2020/4改訂)
<登山日> 2016年10月8日 11:32スタート/11:37[2番]鉄塔/11:47西の肩に着く/11:55〜12:08山頂/12:16南東尾根に入る/12:24南東尾根を離れる/12:32熊瀧大権現/12:37エンド。
(天気) 曇り空。山頂の気温は28℃と高かったが、湿度が低いためか蒸し暑さは無かった。吹く風も涼しさは少なかったものの、ねっとり感は無かった。視界は少しうっすらとしている程度だった。
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(←)
車止めの位置から歩
き始めた

 (→)
  すぐに左手に登山道
  が現れた
岩に「桶居山近道」と書かれていた その近道の登山道に入った 程なく送電塔(姫路南支線2番)が現れた
送電塔のそばから北西方向を眺めた 低木が続く登山道だった 背後に展望が広がってきた

前方に桶居山の山
頂が望めるように
なった

背後の風景がどん
どん広くなってき


露岩を歩くことが
多くなってきた

主尾根が近づくと
山頂を間近に見る
ようになった

(←)
主尾根にはトラバ
ースする形で近づ
いた

 (→)
  尾根に着いて西の
  方向を眺めた

そこは西の肩と言
える位置で、山頂
に向かって最後の
登りにかかった

露岩の登りが続く
尾根だった

右手前方を眺める
このキノコ型の岩を見るのは久々だった 後ろを振り返った キキョウが咲いていた
山頂が間近になった 山頂に到着した 歩き始めてから23分が経っていた
山頂に立って北から北東にかけてを眺めた 高山の左手後方に王神峯が覗いていた
東から南東にかけてを望む 左の写真に写る高御位山を大きく見る

(←)
南から南西にかけ
てを眺める

 (→)
  左の写真に写る仁
  寿山を大きく見る

(←)
北西の方向を眺め


 (→)
  左の写真に写る畑
  山を大きく見る

西の方向はうっす
らとしていた

山頂の三等三角点
(点名・桶居山)
を見る
ヤマハギがよく咲いていた 下山は東の方向へと下った 急坂を慎重に下った

鞍部に着いて、そ
の先の小ピークに
向かった

小ピークに着いて
山頂を振り返った
小ピークから南東尾根に入った 行く手に二つの溜め池が見えていたが 池の一つは干上がっていた
下る途中で桶居山を眺めた 尾根は次第に緩やかになった 尾根の途中で北に向かう小径が分かれた
小径は階段になっている所もあった 枯れ沢に下り着いたとき、そばに砂防ダムを見る 車道に出た 駐車地点は近かったが
近くに建っていた社に寄り道した 社の名は熊瀧大権現だった 車道に戻って駐車地点へと向かった