◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
城山 しろやま | 249.9m | 太子町 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 龍野 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2015年9月】 No.3 | 2015-89(TAJI) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
京見山より 2015 / 9 |
2015年9月のシルバーウィークは、18日から5連休だった。この日は夢前町の一峰を登る予定にしていたのだが、その前に京見山に登って山頂からその姿を見ることにした。ところがこの日の視界は非常に悪く、山頂から北を望むと、宍粟の山は全く見えなかった。夢前町辺りも薄ぼんやりと見えるだけだった。それを見て登りたい気持ちが一気に萎んでしまった。ただ代わりとして、目の前に見えている城山なら登ってみるのも悪くないと思えてきた。そこで京見山から下山すると、さっそく城山へと向かった。駐車地点のことを考えて、車ではなくスクーターを走らせた。田中地区に入ると「城山楯岩城址」の案内板が立っていたので、それに従うと、大開ゴルフ練習場の手前で右手に林道が分かれた。その林道が城山の中腹まで続く道だった。林道に入るとすぐに竹林が現れて、その辺りの路肩が少し広くなっていた。小さな山なので出来るだけ歩く距離をとりたく、そこにスクーターを止めた。林道を暫く歩くつもりで歩き出したのだが、数分で「楯岩城登山口」が現れた。そうなると林道を歩く気は無くなり、山道へと入った。すぐに送電塔が現れて、それを横目に山道を進もうとしたところ、その先で意味不明のヒモが張られていた。ヒモの先には赤テープが点々と見えていたので、ヒモをまたいで先へと歩を進めた。ところが登山道がはっきりしなくなってきた。それでも赤テープは続いていたので、赤テープを追って登って行くことにした。もう登山道を辿る感じでは無く、ただ木立の空いた所を登る感じだった。尾根筋を登ったり山腹を巻いたり、また適当に斜面を登ったりしながら山頂に近づいた。ときに登山道を辿る風になることがあり、古墳のそばを通ることもあった。最後は南西方向から登る形となり、大きな桜の木のそばを通った先が山頂だった。山頂は以前にも増して樹木が育ったようで、すっかり視界を閉ざしていた。その樹木に囲まれて狭い範囲で平らになっており、そこに一等三角点が目立っていた。ただそこは最高点では無く、そばの岩場の方が1メートルほど高いようだった。展望は無さそうなので、三角点のそばで一休みとした。9月も後半とあって、木陰は十分な涼しさで、弱く吹く風が快かった。山頂で一息つけると、やはり少しは展望を得たくなった。そこで近くにあった手頃な木に登ってみたところ、小枝に邪魔をされたものの南向かいの京見山から白毛山へと続く尾根が眺められた。朝に京見山から城山を眺めていたので、ちょうど逆から見たことになった。これで城山に満足して下山に移った。下山は往路コースを引き返した。また赤テープを追ってだったが、下山はけっこうスムーズにテープを終えて、ごくすんなりと林道に下り立った。そこから3分も歩けば駐車地点だった。 (2015/10記) |
<登山日> | 2015年9月23日 | 12:21林道の途中から歩き出す/12:26登山口/12:56〜13:28山頂/13:51エンド。 | |
(天気) | 薄い色の青空で、雲が多くあり空の半分以上を占めていた。山頂の気温は25℃。弱いながら涼しい風を受けた。視界はうっすらとしていた。 | ||
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