TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
    しろやま 249.9m No.4
 
    きたやま 138m No.2
 
 
1/2.5万地図 : 龍野 太子町
 
【2020年4月】 20-70(TAJI)
 
    太子町原より  2020 / 4

 城山は自宅からごく近い山で、しかも一等三角点もある山なのに、過去三度しか登っていなかった。その三度目から5年経った2020年4月に漸く四度目の訪問とした。この日は朝から快晴ながら午前は用事でつぶれてしまった。漸く体が空いたのは午後も1時を過ぎてからで、遠くには出かけられない時間だった。それでも快晴の空を見て近くの山でも登ってみようと思い、城山を登ることにした次第だった。その城山へのコースとしては北山経由が気に入っていたので、その北山コースで登ることにした。スタートは北山の南麓にある「きたやま公園」からとした。その駐車場に着いたのは14時過ぎのことで、そこから墓地の階段を登って最上部に出た。いざそこから斜面に取り付こうとしたところ、ネットがびっしりと張られていた。どうやら墓地を害獣被害から守るための処置と思えた。何とか鉄柵の位置でそこを越して斜面に取り付いた。少しヤブっぽい尾根を登って北山山頂に立つと、そこからは尾根なりに北西へと緩やかに下って作業道に下り着いた。その作業道は工事中なのか立入禁止になっていたが、この日は工事は行われていないようだった。その作業道を北へと歩くと、すぐに城山の山頂近くまで向かえる林道に合流した。その合流点のすぐ近くに「楯岩城登山口」の標識を見た。正しくは楯岩城跡登山口だと思えたが、その登山口から前回は登っており、この日もその登山口から城山山頂を目指すことにした。登山道がはっきりしていたのは送電塔の位置までで、その先は不確かになってしまった。それでも目印テープを見たので、山頂方向を意識しながらその目印テープを追って登った。そのうちにはっきりと山頂方向へと向かうようになり、途中で古墳のそばを通った。その先で岩の多いところを通り、今少し登って城山の山頂に到着した。その山頂の佇まいは以前と変わっていないようだったが、木々の生長により展望はほぼ無くなっていた。そうなると長居も出来ないので、山頂を後にすることにしたが、山頂から見ると西隣となる220mピークに立ち寄ることにした。その220mピークが楯岩城跡だった。楯岩城跡の手前まで林道が通じているので、最短距離で林道に出ることにした。山頂から北の斜面に入って30mも下ればもう林道に下り着いた。その林道を西へと歩いて行くが、ほぼ平坦な道だった。そして220mピークの直前で林道は終点となった。そこからは幅広の山道を登って220mピークに立った。そこに「楯岩城跡」の標識を見るものの、他にはNHKの無線塔が建っている程度で見所は少なかった。それでも辺りをよく見ると西の方向は一段低い所が広く平らになっており、そこへは階段の道が通じていた。どうやら以前は城跡として少しは整備されていたようだった。その220mピークからは林道をずっと歩いて北山に戻ることにした。まずは林道を東へと引き返すが、長くも歩かず城山山頂への登山口を見た。先ほどは見落としていたようで、地図を見るとそこからの小径は破線で示されていた。更に林道をずっと歩いて山頂から見ると東の位置まで来たとき、また登山口が現れた。そこからの道も地図に載っていたが、遊歩道と呼べそうな歩き易そうな道だった。それを見て再度山頂に立つことにした。緩やかな尾根に付く小径で、易しいままに登って行くと、山頂が近づいたとき遊歩道でなく山道を歩くようになった。そして岩が現れてその上に立ってみると、そこが城山唯一と言っても良さそうな展望地で、東の方向が広く眺められた。遠くは高御位山のすっきりと見えていた。その岩場の先に小さな中継局が建っており、そこより少し進んだ所が城山山頂だった。城山の山頂に立つには今歩いてきた東側からの登山道が一番無難なコースのように思われた。但し、下山は引き返すようなことはせず、最初に歩いた楯岩城跡登山口からのヤブっぽいコースを下って林道に下りてきた。後は北山へと歩き、北山を越えて「きたやま公園」の墓地へと戻って行った。
(2020/5記)
<登山日> 2020年4月25日 14:12きたやま公園駐車場スタート/14:29北山/14:46楯岩城跡登山口/15:09〜17城山/15:21車道に出る/15:26〜39楯岩城跡/15:55東登山口/16:09城山/16:24楯岩城跡登山口/16:37北山/16:51駐車場エンド。
(天気) 快晴。城山山頂の気温は14℃と少しひんやりとしていた。風は僅かだった。視界は少しうっすらとしていた。
<< Photo Album 2020/04/25 >>

きたやま公園は墓
園公園だった

駐車場から墓園の
方向を眺めた

墓園の階段を登っ
て最上部に向かっ

墓園の最上部に出て墓園を見下ろした 墓地の周囲はびっしりとネットが張られていた 何とか斜面に取り付くと、始めはネットに沿って登った
北山へと少しヤブっぽい斜面を登って行く 赤テープを追って行く 北山の最高点に着いた 三角点の無い山頂だった
緩く下ると開けた所が現れた そこにアンテナを見た その辺りは新緑がきれいだった 緩く登り返すと石標を見た
石標の先は緩やかな下り坂だった はっきりとした尾根を歩くようになった 作業道に合流した
作業道を歩いて城山に向かった 林道に合流するとき、作業道の入口は鎖が張られていた 林道に入ると、近くに登山口を見た
楯岩城跡への登山口だったが、城山への登山口でもあった 登山道に入ると、始めは易しく歩いて行けた 程なく送電塔(城西鵤線15番)に出会ったが、はっきりとした道はそこまでだった
送電塔のそばで白い花(アオダモ)を見た 送電塔の先は少しヤブっぽくなってきた 山頂方向を意識しながら、目印テープを追った
ダイオウマツの大きなマツボックリが散らばっていた 山頂方向へと緩やかに登るようになった 古墳のそばを通った
周囲に岩が増えてきた この大岩のそばを通れば山頂は近かった 山頂が目前になったときは、ごく緩やかな登りだった

(←)
城山の山頂に着い



 (→)
  一等三角点(点名
・大山)を見る
三角点のそばが一段高くなっており、そこは岩場だった 岩場の上から三角点の辺りを眺めた 山頂の木々は新緑の見頃だった
樹木の生長で、山頂からの展望はほぼ無くなっていた 無理に探って木々の隙間から白毛山の電波塔を見た 次は楯岩城跡を訪れようと、山頂から北斜面に入った 道は無くとも適当に下って行けた すぐに林道が見えてきた
林道に出ると、西へと向かった ほぼ平坦な林道だった 林道は220mピークの手前で終点となった
後は幅の広い山道を歩いてピークに向かった 220mピークに着くと、NHKのアンテナを見た 楯岩城跡の標識を見た ピークは本丸跡だった
220mピークの展望は良くなかったが、西の方向では木々の隙間から宝台山を見た 北の方向も、木々の隙間からながら書写山を見た 一帯は以前に整備されていたようで、一段下の二の丸跡へ階段が付いていた
二の丸跡を眺めた 二の丸跡からNHKのアンテナを見上げた 220mピークを離れると林道に戻ってきた
林道を歩き始めて、前方に城山の山頂を見る 戻っていると、城山山頂への登山口を見た 先ほどはこの登山口を見過ごしていたようだった ほぼ平坦な林道をずっと歩いて城山の南側まで回り、北山へと向かうつもりだった
ガマズミの花を見た 城山の東側まで回ってきた その東側で、山頂方向に向かう登山道を見た
その易しい感じに誘われて再度山頂を目指すことにした 山頂が近づいて、傾斜が増してきた 岩場が現れると、そこは展望地だった

そこからは東の方向
に展望があった

(←)
上の写真に写る高
御位山を大きく見


 (→)
  上の写真に写る白
  毛山を大きく見る
展望地の先で建っていたのは城山中継局だった 城山中継局の前に出た そこは山頂の一角だった 中継局のそばからも姫路市街が眺められた
山頂までは僅かな距離だった この日二度目の城山山頂に立った 下山は楯岩城跡コース登山口に向かった
往路で歩いたコースだったので、ピストンだった 尾根のはっきりした所を歩く 送電塔の位置まで戻ってきた
登山口まで戻ってきた 林道を横切って、北山に向かえる作業道に入った その作業道を離れて北山に向かった
アンテナの位置まで戻って来た 北山の山頂に立った 後は墓地へとヤブっぽい尾根を下った

(←)
墓地の最上部に戻っ
てきたとき、そこか
ら西の方向を眺めた

 (→)
  後は墓地の階段を下
  って駐車場へと近づ
  いた