TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
城山    しろやま 249.9m 太子町
 
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2020年7月】 No.5 2020-122(TAJI&HM)
 
    太子町天満山より  2020 / 7

 2020年に入って4月に城山を北山側から登ったが、そのとき足を延ばして220mピークにある楯岩城跡まで歩いていた。そのとき楯岩城跡への道として、北西側の尾根から登山道が来ていることが分かった。それを見て、一度そのコースを歩いてみようと考えた。下山後にネットで調べると、そちらの登山口は若王子神社のそばにあるようだった。その若王子神社コースを歩いてみようと向かったのは、3ヶ月後の7月23日のことだった。コースとしては単純に若王子神社コースをピストンするのではなく、周回で歩くことにした。それは若王子神社コースは下山路として、往路は林道コースにする考えだった。そこで車の駐車地点は城山林道の入口近くにすることにした。大開ゴルフ場のそばを通って林道に入ると、すぐには駐車に適した場所が見つからず、結局は林道の途中にある楯岩城跡コースの入口近くに止めることになった。そこからの城山ハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。まずは林道をずっと歩いて東尾根コースの登山口に着いた。そこまで駐車地点から20分少々だった。辺りをよく見ると、東麓側からの小径もあったので、太子町山田からも登って来られるようだった。そこから山頂までは前回と同じ道になり、階段部分もあるごく易しい道だった。山頂に近い展望の岩場で展望を楽しんでから、おもむろに山頂に立った。山頂から再び林道に出るに当たっては、北西に向かえる小径を辿った。それは初めて歩く小径で、細々とながらも緩やかな道で、5分と歩かず林道に合流した。その合流点には「城山一等三角点」の小さな標識が付いていた。林道に出た後は西へと歩いて楯岩城跡がある220mピークに向かった。林道を終点まで歩き、ひょいと一登りで220mピークに出た。そこに楯岩城跡の標識があるものの城跡らしさは無く、ピークに建つNHK無線塔が目立っていた。城跡らしさはピークの位置よりも、西側の一段低い辺りの方にあった。そちらは広く平らになっており、少しは城跡の雰囲気があった。そこまでは前回に歩いており、そこから西尾根に付く小径が若王子神社コースだった。目印テープを追って尾根の小径を歩き出したのだが、それほどはっきりした道でもなかった。その小径をずっと下って行くものと思っていると、途中で右手間近を作業道が走っているのを見た。どうも後はその作業道を歩くのがコースのように思えて、尾根筋から作業道に移った。それは正しかったようで、作業道はほぼ尾根筋に沿って続いており、期待通りに西麓に着くことになった。そして平坦路となって若王子神社の前に出た。作業道の入口には「楯岩城址遊歩道」の標識が立っていた。後は車道歩きだった。県道420号線に出ると、その県道を暫く歩いて太田の住宅地に入った。住宅地内は枝道が多くあったが、大開ゴルフ場を目指せば問題なかった。ゴルフ場の縁を歩いて林道へと入ると、駐車地点までは数分の距離だった。予定通り城山を周回で歩いたのだが、最後の車道歩きは結局45分ほどと少々長い時間がかかってしまった。
(2020/8記)
<登山日> 2020年7月23日 12:38林道の途中よりスタート/13:00東尾根登山口/13:07〜12展望地/13:17〜37山頂/13:41林道に出る/13:44楯岩城跡/13:53作業道に出る/14:07若王子神社登山口/14:16県道420号線に出る/14:52エンド。
(天気) 曇り空。山頂の気温は23℃。山頂は少し風があり涼しかった。視界はまずまず良かった。
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城山林道を少し入った位置に車を止めてスタートした 数分も歩けば楯岩城跡コースの登山口が現れた この日は林道をずっと歩いて東尾根登山口を目指した
近くに見えていたのは城西鵤線15番鉄塔だった 正面に山頂を見るようになった 近くで青い実を付けていたのはアカメガシワだった

(←)
歩くうちに南に展
望が現れた

 (→)
  京見山を別の位置
  から眺めた

以前にあった老人
ホームへの道は閉
鎖されていた

また直進側の車道
もクサリが張られ
ていた

クサリのそばの電
柱に、城山の標識
を見た
クサリの位置のすぐ先で東尾根コースが始まった 振り返ると東麓側から来ている登山道を見た 易しい道を登って行く
登山道は電柱の経路でもあるようだった 緩やかな道が暫く続いたが 草が増えてくると共に傾斜が増してきた
石段が現れた 石段の先で現れた大岩が展望岩だった 姫路の市街地が眺められた

市街地方向だけで
なく東の方向が広
く眺められた

(←)
上の写真に写る高
御位山の辺りを大
きく見る

 (→)
  北東に氷室山の山
  頂をチラリと見た
展望岩の先で現れたのは「兵庫県城山中継局」だった そこまで来れば山頂とほぼ同じ高さだった この岩を越した先に一等三角点が置かれていた

(←)
山頂に着いて一等
三角点を見る

 (→)
  山頂は樹林に囲ま
  れており、
三角点のそばの岩場が城山の最高点だった 下山は北西への小径を歩いた すぐに林道に合流することになった
合流点に城山の標識を見た 再び林道歩きとなり、220mピークに向かった 林道の終点に着くと、その先が220mピークだった
軽く一登りで山頂だった 山頂に建っていたのはNHKの無線塔だった 山頂に城跡らしさは無く、標識を見るだけだった
220mピークを離れて北西に向かった 階段状に整備された道だった 一段低い所の方が平坦地になっており、こちらの方が城跡らしさがあった 更に北西へと歩いて行く 尾根上にか細い小径が続いていた 
目印テープが点々とあり、それに従って下った ずっと尾根上を歩いて行くと思っていたが、この先で少し小径が怪しくなってきた 右手に作業道が現れた コースの続きと思えて後はそちらで下って行くことにした
作業道は緩やかな道だった 作業道は北西尾根に平行して続いていた 木々の隙間から見えたのは家島のようだった
尾根を離れることもあったが若王子神社に向かっていた 麓に下りて来ると、前方に神社の境内が見えてきた 作業殿入口には「楯岩城址遊歩道」の標識があった
若王子神社の前に出た 神社から県道に通じる車道に入った 鳥居を潜る 害獣避けゲートを抜ける
平坦路を歩いて行くが、まだ周囲は樹林が広がっていた 開けた所に出たとき、北に見えていたのは馬山だった また鳥居が現れると、その先は県道420号線だった
鳥居のそばに登山道入口の標柱を見た 県道に沿って太田の住宅地に向かった 石屋さんの前を通った
県道を離れて太田の住宅地に入った 住宅地からも城山が眺められた 大開ゴルフ場を目指して歩いた
「城山楯岩城址」の標識が現れた 標識で示された方向の道に入った 林道に入ると、駐車地点までは数分の距離だった