TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
善防山    ぜんぼうやま 251m 加西市
 
1/2.5万地図 : 笠原
 
【2022年12月】 No.7 2022-177(TAJI&HM)
 
    加西市野田町より  2022 / 12

 善防山の地図を見ると、善防山の西隣にある220mピークへとメイン道路から破線が描かれている。まだ歩いていないコースだったので、一度は歩いてみようと向かったのは、2022年12月の第二土曜日のことだった。この日は近場の山で昼を過ごそうと考えて、思い浮かんだ次第だった。古法華自然公園の東駐車場に車を止めると、メイン道路へと歩き出した。そのメイン道路に入ったとき、南の方向へと小径が分かれているのを見た。それが目的の登山道に繋がる道だった。石仏巡りの遊歩道となっており、点々と石仏を見た。遊歩道のまま斜面を登るようになり、東屋が現れるとその先は下り坂だった。下っているとどうやらメイン道路に戻りだしたので、GPSを取り出して現在地を確認した。尾根に通じる破線の道は東屋の位置で分岐していたようなので、すぐに引き返した。東屋に戻ると、細々とした道が南の方向に分岐していた。それが目的の登山道だった。遊歩道と違って全くの山道で、シダが被さり気味になっていた。いわゆるマイナーコースと言えそうだったが、道としてははっきりしていた。露岩もあって少々険しさがあり、しっかり登ることになった。登るうちに背後に笠松山がすっきりと見えるようになった。東には目的の善防山も見えていた。そして東屋から11分で尾根に到着となった。そこからは縦走路歩きだった。すぐに220mピークに立つと、その先にどっしりとした210mピークが見えていた。この縦走路歩きは展望に恵まれていた。善防山、笠松山だけでなく南の方向も開けることがあり、高御位山が眺められた。210mピークを越しても善防山との間には190mピークがあり、それを越した先で吊り橋コースが左手から合流した。その先はメジャーコースとあってハイカーとすれ違うようになった。合流点から山頂まではまだ80mほど登ることになり、急坂にはロープが付けられていた。その尾根歩きを楽しみながら山頂に近づいた。善防山城跡となる山頂は、好天のハイキングを楽しむ人で賑わっていた。こちらもその中に入って昼休憩とした。好展望に変わった山頂でもあるので、当然展望を楽しんだ。山頂で30分ほど過ごすと、下山は吊り橋コースの分岐点まで引き返した。そこからは吊り橋コースに入った。このコースは20mほど下ると少し上り坂があり、その小さなピークに出ると、吊り橋までは僅かな距離だった。その吊り橋が賑わっていた。その様子を見て、吊り橋を渡らず吊り橋の手前から分かれた近道コースに入った。すぐに車道に下り立つと、そこから駐車場までは指呼の距離だった。
(2023/1記)
<登山日> 2023年12月10日 10:31東駐車場スタート/10:38東屋/10:45行き過ぎて東屋に戻る/10:56尾根に出る/11:11[190m]ピーク/11:31〜59善防山/12:13尾根を離れる/12:23車道に出る/12:27駐車場エンド。
(天気) 快晴。雲は全く見なかった。山頂の気温は13℃。風は僅かにあったが、冷たくは感じなかった。視界は悪くはないものの、少しうっすら感があった。
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古法華自然公園の東駐車場に車を止めた 駐車場のそばで鮮やかな紅葉を見た 六地蔵も駐車場の近くで見た
メイン道路に出ると、すぐに石仏の道が分かれた 石仏の道に入って、南へと歩いた 石仏の一つを見る
小橋を渡ると、斜面を登るようになった 祠が現れた 正規物の道を登って行く
東屋が現れた 東屋を過ぎると下り坂になった 行き過ぎたと分かり、東屋に引き返した
東屋のそばから尾根に向かえる道が始まっていた 一気に山道の雰囲気となった シダに隠れ気味だった 丸太の階段部分もあったが、荒れてきていた
振り返ると、笠松山がすっきりと見えていた 東に見えていたのは善防山だった 荒れ気味の登山道をしっかり登った
尾根が間近になったとき、北の方向が広く眺められた 尾根に着いた 東屋から11分だった
尾根歩きに移った 220mピークへと緩やかな上り坂だった 220mピークを越すと、前方に善防山が見えてきた 緩やかに下っていると露岩地が現れた、一気に展望が良くなった
善防山だけでなく、南に広がる山並みが一望となった

上の写真に写って
いる法華山と王神
峯の並ぶ姿を大き
く見る

210mピークへ
と緩やかに登り返
した
(←)
210mピークを
越したが、もう一
つ190mピーク
を越す必要があっ


 (→)
  190mピークに
  着いた
(←)
振り返って先ほど
通ってきた210
mピークを見る

 (→)
  ここまで来れば善  防山は見上げるよ
  うにして眺められ
  た
 

鞍部を過ぎて善防
山への上り坂に入
った

左手から吊り橋コ
ースが合流した

ちなみに今歩いて
きたコースは周回
ルートであり、大
柳ダムが行き先に
なっていた
善防山に向かっていると、善防山城跡の標識を見た 山頂が近くなってきた 上り坂が続くので、しっかり登ることになった

左手に見えたのは
善防池だった

この大岩まで登っ
て来れば山頂は近
かった

(←)
善防山の山頂が
目前になった

 (→)
 山頂に着いた 陽
 射しに明るい山頂
 だった

北側からも山頂を
眺めた

好天に誘われてか
あちらこちらでハ
イカーが休んでい

この日も山頂からの展望を楽しんだ 北から北東にかけての眺めだったが、視界はややうっすらとしていた
上の写真に写る西光寺山の辺りを眺めた 西光寺山を大きく見る
笠形山から千ヶ峰へと続く尾根を見る 羽束山の方向は、ごくうっすらとしていた
笠松山の方向も眺められた 左の写真に写る明神山の辺りを大きく見る
上の写真に写る谷山の尾根を大きく見る 左上の写真に写る鉾立山の辺りを大きく見る

畑山を大きく見る

北には日光寺山と
深山の並ぶ姿を見


(←)
南の方向も眺めは
良かった

 (→)
  北条鉄道の播磨下
  里駅に気動車が止
  まっていた
下山は往路を引き返した 山頂近くの大岩を東側から眺めた 低山と言えども急坂もあるので、慎重に下った

前方に二つの鋭鋒
を見る

往路は220mピ
ークを越して歩い
て来た
  

右手に小径が分か
れると、そちらは
下山道となってい
たが、駐車場から
は離れるコースだ
った
次の分岐点で、吊り橋へのコースに入った 少し下ると、少し登り返すことになった 奇妙な岩のそばを通ってピークに出た

ピークに出ると、
笠松山が望めた

すぐに吊り橋が見
えたが、賑わって
いた
吊り橋を渡らず、吊り橋の手前から下りることにした すぐに車道が見えてきた 車道に下りて、吊り橋を見上げた
駐車場までは数分の距離だった 左手に最初に歩いた石仏の小径が見えていた 駐車場のトイレが見えてきた