ミニ旅行として前夜は赤穂御崎の老舗旅館に泊まっていた。この日は前日に続いて赤穂の山を登る予定だったが、どの山を登るかは決めていなかった。朝の空は前日とは代わって快晴。雲一つ見なかった。その空を見て雄鷹台山を登ろうと決めた。冬の陽射しをいっぱい浴びて展望を楽しもうとの考えからだった。コースとしては単純に南尾根を登る表登山道をピストンすることにした。登山口に着くと狭い駐車場に3台の車を見たが、まだ数台分のスペースがあったので余裕での駐車となった。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。ひたすら南尾根を登る単純なコースなので、ゆっくりを心がけて登り味を楽しみながら登った。冬のハイキングとあって陽射しが快く、軽い汗をかきながら登るのは楽しいの一言だった。登るほどに展望が背後に広がり、前方を見ると山頂が次第に近づいて来ると言った、いつもと同じ味わいの登りでもあった。標高46mで一合目が始まり、五合目で100m、そして十合目となる標高253mの山頂に着いたのは、登山口に入って35分後だった。ごく軽い汗をかいての到着だった。前日は四国の高峰も望める澄んだ視界だったが、この日は少しうっすらとしており四国はモヤに閉ざされていた。それでも東に南、西と十分に展望を楽しめた。ただ快晴の空が山頂で休むうちに薄雲が広がってきて、南の空は薄晴れ状になってしまった。山頂で20分ほど休むと、またゆっくりを心がけて歩いてきた尾根コースを引き返した。
(2024/1記) |