赤穂市の雄鷹台山は木陰の少ない山なので夏は敬遠したく山だが、曇りの日なら短時間でしっかり登れるので、登山対象になってくる。その考えで向かったのは2024年7月中旬のこと。この日は終日曇り空の天気予報だった。表登山道の登山口駐車場に着いたのは10時25分。平日とあって登山口の駐車スペースには2台の車を見るだけだった。その登山口近くに新しく登山道マップが立っていた。1月に登ったばかりのコースなので、そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。誤算だったのは着いた頃は薄曇りとも薄晴れとも言えそうな空になっており、陽射しを受けることがあったことだった。そのためけっこう暑さを感じながらのスタートとなった。それも登るうちに陽射しは消えて曇り空に変わってきた。おかげで足を止めることも無くマイペースで登って行けた。暑い季節ながら市民に愛される山とあって、ぽつりぽつりと下山者とすれ違った。七合目の東屋でも足を止めずに登って、登山口から32分で山頂に着いた。陽射しを受けなかったとは言え、蒸し暑さはひとしおだったこともあって大汗をかいての到着だった。山頂には数人を見るも、東屋には誰もおらずパートナーと二人きりで休めることになった。気温は30℃になっていたが、ときおり涼しげな風が吹いてきて、その快さを楽しみながら休むことが出来た。展望に関してはまさに梅雨どきの空で、湿度をたっぷり含んだ空気のために薄ぼんやりとしていた。山頂で30分ほど休むと、下山は登ってきた道を戻った。下山中に陽射しを受けることは無かったが、再び大汗となって登山口に戻ってきた。
(2024/7記) |