2017年の5月連休最終日は色々と用事の多い日だったが、昼間の2時間ほどを近く野山で過ごそうと、石倉のトンガリ山に向かった。この日は快晴。但し、黄砂の影響があるとの天気予報通り、空は幾分黄色味を帯びていた。峯相の里への道に入って峯相大池のそばに来ると、その前にあった農協倉庫の前に駐車とした。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。いつもの通り竹林のそばから始まる登山道を登って宮が谷尾根へ。シダが以前よりも茂ってきたように思われたが、登山道に被るほどでも無かった。宮が谷尾根もシダが茂っていたが、歩く妨げまでにはなっていなかった。亀岩に着いたのは歩き始めてから30分後。岩の上は好展望地で、黄砂でうっすらとした視界ながらも瀬戸の島は見えていたので、黄砂の影響が無ければ澄んだ視界だったのではと思われた。後は山頂まで急坂登りが続いた。それまでもちらほらとモチツツジの半を見かけていたのだが、急坂の周囲はそのモチツツジが多く咲いていた。休まず登ると、亀岩から7分で山頂だった。山頂の次のピークが三角点ピークだったので、そこまで歩いてから引き返し、山頂に戻って改めて休憩とした。陽射しには暑さを感じたが、涼しげな風が強く吹いており、木陰は十分な涼しさだった。黄砂で薄ぼんやりとした展望を適当に楽しんだりとのんびり山頂で過ごすと、すんなりと往路を戻って下山とした。トータル1時間半ほどの登山だったので、軽い運動を楽しんだと言えそうだった。
(2017/6記)(2020/4改訂) |