TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
尼子山    あまこやま 259.2m 赤穂市
 
1/2.5万地図 : 相生
 
【2023年11月】 No.5 2023-199(TAJI&HM)
 
    河川敷緑地公園より  2023 / 11

 久々に尼子山を登ろうと国道2号線を走って西へと向かったところ、相生駅が近づいた辺りから大渋滞になっていた。どうやら山陽道の尼子山トンネルにおける火災事故で下り線が通行止めになっている影響と思われた。何とか2号線を離れて相生市街に入ったが、国道250号線も通行する車は多かった。千種川のそばに出ると、前回と同様に河川敷の緑地公園に入り、公園の駐車場に車を止めた。そこからはまずは尼子神社を目指して下高野集落に入った。標識があってすんなりと尼子神社の前に出ると、神社の手前から始まる高野コースに入った。始めは気が付かなかったが、進むうちに登山コースが整備されていることが分かった。登山道がならされており、新しい標識が立っていた。急坂にはロープが付けられており、登山道回りの木々も少し伐られたようで、南の方向だけでなく西の方向も広く眺められることがあった。登るほどに露岩を見るようになり、ロープを掴んでしっかり登ることもあった。八合目に展望の岩場があり、そこを過ぎると山頂手前の鳥居が見えてきた。その鳥居を潜って山頂に立つ神社の前に出た。山頂の神社も尼子神社だった。4年ぶりに見る神社は一部のガラスが割れたりして古びてきていたが、山頂の佇まいとしてはあまり変わっていないように思えた。その山頂からの展望は南の方向に少しあり、木々に遮られながらも瀬戸の海が眺められた。尼子山の上空はすっかり曇り空だったが、瀬戸の空は雲は少ないようで、院下島辺りの海が眩しいぐらいに光っていた。その山頂で一番の展望地は近くにある大岩の上だったが、岩は前日の雨で滑り易くなっており、上に立つのは諦めた。その静かな山頂で早めの昼食を済ませると、下山はすんなりと往路を戻った。
(2023/12記)
<登山日> 2023年11月11日 10:44河川敷公園駐車場スタート/10:54高野コース登山口/11:01二合目/11:29〜51山頂/12:19高野コース登山口/12:28駐車場エンド。
(天気) 曇り空。山頂の気温は14℃で、風はほとんど無し。ひんやりとした空気感だった。視界は良かった。
<< Photo Album 2023/11/11 >>
駐車場を離れると、土手を越えて下高野集落に向かった 下高野集落に近づくとき、尼子山を眺めた 下高野集落に入った
この標識に従って、誓教寺に向かった 誓教寺の前を通って更に北へと向かった 尼子神社の鳥居が現れて、その先は尼子神社だった
尼子神社の手前が登山口だった 道なりに進んで行く ロープの張られている所もあった 登山道には新しい標識が立っていた
2合目標識が現れると、そこは「はげ山」への道が分岐する位置だった 登山道の傾斜が増すと、周囲にシダを見るようになった 振り返ってパートナーを見る
4合目は休憩所となっていた 背後に展望が広がってきた 前方に岩尾根を見る
シダの道が続く 岩場を登るようになった 広々とした展望も現れた
岩場の展望地に立つと、南の方向だけでなく西の風景も眺められた
上の写真に写る水晶山の辺りを大きく見る 8合目が現れると、そこは見晴台の名が付いていた 8合合目は上高野コースの合流点でもあった

(←)
東に尾根続きの
八重山を見る

 (→)
  山頂を見ると鳥居
  がごく小さく望め
  た
岩場を登って行く 足下に見えたのは下高野集落だった 石の鳥居まで登ってきた 山頂の入口だった

(←)
鳥居の位置は好
展望地だった
家島諸島を眺め


 (→)
  赤い鳥居を潜った

山頂の神社も尼子
神社だった

神社は古びた感じ
になってきていた

(←)
神社の東側の広場
は、以前と変わら
ぬ佇まいだった

 (→)
  四等三角点(点名
  ・尼子山)を見る

山頂からは木々の
間を通して瀬戸の
海が眺められた

院下島の背後の海
が光っていた

徳島の山並みが眺
められた
少時の休憩を済ませると、往路を戻った 千種川の左岸に河川敷緑地公園を見る 岩場を過ぎてシダが増えてきた
下る方向に「はげ山」を見た 山頂を含めて、この幟をよく見た 登山口が見えてきた
登山口に着いて、尼子神社の方向を眺めた 下高野集落を抜けて行く 河川敷公園へと向かった