◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
増位山 ますいやま | 258.9m | 姫路市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 姫路北部 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2019年9月】 No.5 | 2019-141(TAJI) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
砥堀駅の近くより 2019 / 9 |
増位山の山頂に立った後に北へと尾根道を辿ると、すぐに随願寺への道が分かれるが、同じ辺りで右手に春川神社への小径が分かれている。その小径に「糸の細道」の名前が付いており興味を持っていた。春川神社はJR播但線の砥堀駅に近いため、砥堀駅を起点にハイキングが出来そうだった。 向かったのは2019年9月の敬老の日のこと。朝から快晴の空だった。砥堀駅を下りたのは、まだ9時台の時間だった。駅から西の方向に目を向けると増位山の尾根が間近に見えており、正面に見えるピークが増位山の山頂だった。駅前の交差点を渡ると糸の細道の標識を見るようになった。そして山裾に近づく小径の入口には糸の細道の標石を見た。その標石は単に南北の通りを指していたのだが、小径の方を糸の細道と勘違いしてしまった。その小径を歩いて山裾に取り付くと、当然のことながら小径は不確かになってしまった。それでもそのことを単に歩かれていないだけのことと思って、踏み跡程度の小径を辿って斜面を登ってしまった。いつまで経っても道があっきりしないので、さすがに道誤りをしていると気付いた。糸の細道はやはり春川神社から始まっていたようだった。ただ辺りの斜面の傾斜はきつくなく、木々も疎らとあって適当に登れていたので、そのまま登って行くことにした。面倒だったのは蜘蛛の巣の多いことで、常に蜘蛛の巣を払いながら登った。斜面の傾斜はきつくはないものの緩いと言えず、ずっと踏ん張っての登りを続けると、前方が明るくなって樹林を抜け出ることになった。そして尾根に出てみると、そこはドンピシャで増位山の山頂だった。すっかり明るい山頂から暫し展望を楽しむと、下山でこそ糸の細道を辿ろうと御道を北へと歩いた。8分ほどで分岐点に着くと、そこに春川神社へと通じることを示す糸の細道の標識を見た。糸の細道に入ると、小径はあまりはっきりとはしておらず、小径を歩くと言うよりも尾根筋を辿る形で下って行った。そのまま尾根筋を辿るものと思ったのが間違いで、右折地点を見落としてしまった。ずっと北東方向へと下ってしまい、小径は消えてしまった。道誤りをしていることに当然気付いたが、往路と同じくそのまま下って行くことにした。自然と谷筋を歩くようになったが、その谷筋は倒木が多くありなかなか面倒だった。谷筋を離れてヤブの斜面に入ると上砥堀の住宅地の一角に下り着いた。そこはソーメン滝コースに近い位置だった。増位山を登ることについては目的を達したのだが、往路復路共に糸の細道を歩かなかったことについては納得がいかず、消化不良気味の気持ちで砥堀駅へと戻って行った。 (2019/10記) |
<登山日> | 2019年9月15日 | 9:44砥堀駅スタート/9:50山裾に取り付く/10:22〜31山頂/10:39糸の細道に入る/11:06上砥堀の一角に出る/11:19砥堀駅前エンド。 | |
(天気) | 快晴。薄い青空ながら雲はほとんど無し。風は弱く吹く程度だった。気温は樹林の中では25℃ほど、山頂では27℃だった。その風は涼しかった。視界はまずまず良かった。 | ||
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