TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
増位山    ますいやま 258.9m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2019年9月】 No.6 2019-142(TAJI)
 
    砥堀駅前より  2019 / 9

 増位山を砥堀駅から「糸の細道」コースで登ろうと試みたのは2019年9月の敬老の日のことだった。ところが標識の見誤りで最初からヤブの斜面を登ってしまった。そこで下山でこそ糸の細道を辿ろうと尾根道から糸の細道へと入った。これですんなりと登山口がある春川神社着けると思ったのだが、なぜか下山でも標識を見落として神社よりずっと北の位置となる上砥堀の住宅地に下りてしまった。結局、往路復路共に糸の細道を歩かずに増位山登山を終えて砥堀駅に戻ってきた。しかし時間はまだ11時半になっておらず、上空も快晴が続いていた。それを見て改めて糸の細道コースにチャレンジすることにした。
 砥堀駅前の交差点に立つと、始めに交差点を渡って西へと増位山の東斜面に向かった。これは朝と同じ行動だった。糸の細道の標識を二つ見た後、糸の細道の標石が現れた。朝の時はそれを見て山裾に向かったのだが、どうも標石は南北の通りを示しているだけと考え、通りを北へと向かうとまた標識を見た。そしてすんなりと春川神社に着いた。糸の細道コースは神社の左手から始まっており、すんなりと登山道に入った。但し登山道はすぐに細くなって、堰堤のそばに出る頃にはごく細々とした山道になっていた。それでも標識は点々と付いていたので、それを目印に山道を外れないように注意しながら歩いた。薄暗い樹林帯の斜面を登って行くが、道がはっきりしなくなると赤テープを見るようになった。朝と同じく道の無い斜面を適当に登る感じになってしまったが、赤テープを追ううちに支尾根に出た。そこより少し離れた位置に標識を見たので、支尾根の少し手前でコースを外して登ったようだった。後は支尾根を辿って増位山ハイキングコースに向かった。その支尾根を歩いているときに一度右に折れることがあり、そこには標識が付いていた。どうやらそこは重要ポイントで、朝の下山時ではその標識を見落として尾根を直進してしまったようだった。そのポイントを過ぎると僅かな距離で増位山ハイキングコースに合流した。こうして糸の細道を歩き通すことが出来たが、どうも明瞭な登山コースでもなかったようだった。後は増位山山頂へと南に向かった。但し山頂に直行せず、山頂より少し北の位置となる250mピークに立ち寄ることにした。増位山とほぼ同じ高さのピークだった。一度随願寺コースに入った後、250mピークの北斜面に取り付いた。一帯は植林地のため適当に登って行けた。10mも登れば山上に出ることになり、そこも植林地でごく緩やかな丘状になっていた。最高点とおぼしき辺りに目印は無く、そのまま東へと下るとすぐにハイキングコースに合流した。そしてこの日二度目の増位山山頂に立った。朝は誰とも会わなかったが、二度目の山頂も無人だった。相変わらず視界は良かったものの昼となって幾分白っぽい風景になっていた。朝の予定では山頂に立った後は尾根のハイキングコースを南へと歩いて白国に出ることにしていたので、この二度目の増位山登山でそれを実行することにした。すっかり易しい尾根歩きで、しかも緩やかな下り坂だった。そして登山口の標識に従って尾根道を離れ、麓へと通じるコースに入った。白国登山口に下り着くと暫く山裾道を歩いた後に車道に合流した。その車道沿いの歩道を歩いて随願寺入口交差点に出た。そこまで来ればJR野里駅まで7分ほどの距離だった。
(2019/10記)
<登山日> 2019年9月15日 11:22砥堀駅前スタート/11:27春川神社/11:59尾根道に出る/12:06[250m]ピーク/12:13〜30増位山/12:49尾根道を離れる/13:01白国登山口/13:18野里駅エンド。
(天気) 快晴。薄い青空に雲はほとんど見なかった。山頂の木陰の気温は24℃だった。風は僅かに受ける程度だったが涼しさがあった。視界はまずまず良かった。
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改めて糸の細道を
歩こうと、砥堀駅
前交差点の前に立
った

交差点を渡って細
い道に入ると糸の
細道の標識を見た
山裾の方向へと歩いて行く お堂のそばで二つ目の標識を見た 朝の登山ではこの標石を見て細い路地に入ってしまった
南北の通りを進むと、三つ目の標識を見た その標識を見て安心して北へと歩いた 春川神社の前に出た
その春川神社にも糸の細道の標識を見た 矢印に従って神社の左手の道に入った 糸の細道の登山口が現れた
糸の細道に入ると、意外とマイナーな道だった 堰堤の手前で道は終わったかに見えたが 右手の斜面に標識を見たので、そちらの小径に入った
無理なく登山道を辿って行く 登山道の傾斜が増してくると、ロープの張られている
所が現れた
「おのこ岩」が近くにあるようだったが立ち寄らない
ことにした
標識が現れて、コースを外していないのが分かった 登山道がはっきりしなくなると赤テープを見たので、
赤テープを追った
尾根に出てみると近くに標識を見た 若干コースを外
していたようだった
尾根の小径を歩いて行く 歩く方向が変わるときがあった どうやら午前はこの
標識を見落として直進したようだった
曲がった先でも尾根筋を歩き、増位山ハイキングコー
スに近づいた
増位山ハイキングコースに合流した 合流点の案内標識を見る 山頂方向に向かうと、随願寺コースが右手に分かれた
山頂に立つ前に隣の250mピークに立とうと随願寺
コースに入った
250mピークの北側まで歩いてきた 適当に植林地の斜面に取り付くと、10mと登らず平
らな所に出た その一帯が250mピークだった
最高点とおぼしき所も何の目印も無かった そのまま東へと歩くと、ハイキングコースに合流した 山頂へと向かう
山頂が近づいて、巻き道コースが右手に分かれた 三角展望台の名が付く山頂へと向かった 増位山の山頂が目前になった

(←)
増位山山頂に立っ
た この日二度目
の山頂だった

 (→)
  快晴の空が朝から
  続いていた
山頂から南の方向を眺めた そちらの視界は少しうっすらとしていた 左の写真に写る姫路城を大きく見る
北から東にかけてを眺める そちらは朝と変わらずクリアさがあった
上の写真に写る笠形山を大きく見る 下山は始めにハイキングコースを南へと向かった 緩やかな下り坂だった
尾根道には「東尾根下りコース」の名が付いていた 易しい尾根歩きが続いた 下る途中で反射板が現れた
反射板のそばからは西の方向が眺められた 左の写真に写る御津山脈を大きく見る

上の写真の右手を
見る

易しい尾根歩きを
続ける
登山口まで800mの標石を見る 木々の切れ目から山陽自動車道を見る 山頂で見た歌碑と同じ形の歌碑を何度か見かけた
東尾根に建つ二つの送電塔を見る 尾根道を離れて登山口への道に入った 西斜面を下って行く
小橋を渡る 登山口が近づいた 白国登山口に下りてきた
登山口標識を見る 山裾道を南へと歩いて行く 増位山ハイキングコースの案内板を見る
車道に合流した 合流点に立つ標識を見る 山裾に沿った車道を歩いて行く
随願寺入口交差点まで来た 野里駅は近かった 野里駅に通じる道に入った 野里駅でゴールとした