TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
増位山    ますいやま 258.9m 姫路市
 
1/2.5万地図 : 姫路北部
 
【2023年4月】 No.7 2023-64(TAJI&HM)
 
    生野橋の東詰近くより  2023 / 4

 増位山を麓からではなく廣峯神社側から近畿自然歩道を歩いて訪れることにした。この日は晴れの予想だったが、廣峯神社に向かっていると雨が降ってきた。それは一時的なことだったが、西の空は暗かった。どうやら晴れたり曇ったりの天気のようだった。廣峯神社の駐車場に車を止めると、まずは廣峯神社の境内に入った。そのとき空が暗くなってきたので、休憩所でいっとき足を休めた。空が明るくなってきたのを見て、近畿自然歩道歩きを開始した。始めは下り坂で鞍部の沢筋まで70mほど下ることになった。そして緩やかな上り坂に入った。自然歩道の雰囲気は悪くなく、季節がらコバノミツバツツジの花を良く見た。その自然歩道から左手に弥高山への道が分かれると、更にその先で再び左手に小径が分かれた。それは随願寺を迂回する随願寺裏コースだった。往路は随願寺に立ち寄りたく直進した。その分岐点から12分ほど歩いて随願寺の境内に入った。始めに開山堂が現れて、その先に本堂を見た。そこより南へと下って放生池の傍らに出ると、そこで一息入れた。人の気配の全くない境内だった。東尾根ハイキングコースの標識があり、それに従って東へと歩くと、「榊原政邦の墓」の前を通って東尾根に通じる道に入った。「有明の峰」の前で東尾根コースに合流すると、そこより少し南に歩いた所が増位山の山頂だった。一休みと共に山頂展望を楽しんだ。山頂で15分ほど休むと、下山は往路を戻った。但し随願寺までは歩かず、随願寺裏コースに入った。少しマイナーな登山道ではと思っていたのだが、そのようなことは無く近畿自然歩道と同様にゆったりと歩いて行けた。また随願寺裏コースの方がコバノミツバツツジが良く咲いていた。その随願寺裏コースの途中で272mピークへの小径が分かれた。一帯で一番高いピークだったため、立ち寄ってみることにした。僅かな距離を歩いて272mピークに立つと、そこは適度に開けて休めるようになっていた。展望も少しあったが、遠方は眺められなかった。近畿自然歩道コースに戻って西へと歩くと、近畿自然歩道に合流した。後は往路で歩いた道だった。沢筋の鞍部へと下り、そこから階段道を登り返して廣峯神社に戻って来た。その廣峯神社では休憩することもなくすぐに駐車場へと向かった。麓からの登山ではなかったが、2時間ほど歩いたことで足は十分にくたびれていた。
(2023/4記)
<登山日> 2023年4月8日 12:00廣峯神社駐車場スタート/12:08〜16廣峯神社/12:45随願寺裏コース分岐点/12:57〜13:08随願寺/13:19東尾根コースに合流/13:25〜41増位山/13:50裏コースに入る/14:07〜10[272m]ピーク/14:16主コースに合流/14:43廣峯神社/14:51駐車場エンド。
(天気) 晴れ。雲の多い空で、雲が広がったり青空が広がったりを繰り返していた。気温は樹林帯で13℃、山頂は15℃だった。風は弱く、少し冷たさがあった。視界は良かった。
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この日は廣峯神社の駐車場からスタートした 廣峯神社に通じる車道を歩いて行く 十七丁の丁石を見た
参道の前に出た 石段を登りきったとき、後ろを振り返った 仁寿山が見えていた

本殿の前に立った
ときは暗い空だっ
た 休憩所で休む
うちに、また明る
くなってきた

近畿自然歩道歩き
を開始した

東へと向かった
近畿自然歩道の標識を見ると、随願寺まで1.7kmだった 古道らしさがある登山道だった 鞍部へと下って行く
広峯神社から80mほど下って鞍部の沢筋を越した 緩やかに登り返して行く 近畿自然歩道の雰囲気を楽しみながら歩いた
季節柄コバノミツバツツジが良く咲いていた 鮮やかに咲くコバノミツバツツジを眺める 登山道の合流点が現れた
左手に分岐していたのは随願寺裏コースだった 随願寺まで300mとなったとき、また合流点が現れた 右手に分岐していたのは西尾根ハイキングコースだった
池の前に出てきた 蛇が池だった 池の近くに見たのは、増位山山頂駐車場だった 随願寺への遊歩道に入った
境内に入って最初に見たのは開山堂だった 本堂の前を通った 放生池の方へと石段を下った
放生池の前で小休止とした 改めて山頂を目指した 標識は東尾根ハイキングコースを示していた
害獣除けゲートは、この先でももう一度通った 榊原政邦の墓所前を通った 山道を歩く雰囲気となった
東尾根ハイキングコースに合流した 東尾根ハイキングコースを南へと歩いた 山頂が目前になった

増位山の山頂に着
いた 以前と変わ
らず好展望地だっ


三等三角点(点名
・増位山)を見る
北東から東、南東へと広く眺められた

上の写真の左手に
笠形山を見た

上の写真に写る畑
山を大きく見る
(←)
陽射しが消えたこ
とで、笠松山と善
防山がはっきりし
見えていた

 (→)
  白い花が塊で咲い
  ているのはザイフ
  リボクかと思われ
  た
畑山の左手奥に妙見山を見た 高御位山の方向を眺めた
市川の下流方向を眺めた 南山の左手、淡路島の北部方向を眺めた

姫路市街に目を向
けると、姫路城が
確認出来た

姫路城は背後のビ
ル群に溶け込んで
いた
下山は往路を戻った この池の先で東尾根から随願寺への道に入った 随願寺まで300mとなったとき、裏コースが分かれた
随願寺裏コースは直進方向だった 裏コースを進んだ 緩やかな易しい道だった 裏コースもコバノミツバツツジが良く咲いていた
裏コースの途中で272mピークへの道が分かれた 272mピークへの道もツツジに彩られていた すぐに272mピークに着いた 開けたピークだった
272mピークに埋められていた標石は三角点では無かった 北の方向に少し展望があったが、近くの尾根を見るだけだった 随願寺裏コースに戻って下山を続けた
近畿自然歩道コースに合流した 近畿自然歩道は、やはり雰囲気が良かった 鞍部の沢まで戻ってきた
階段を登って行く 石垣が現れると、廣峯神社は近かった 廣峯神社へと最後の石段を登った
廣峯神社に戻ってきた すぐに駐車場へと向かった 駐車場では無く、鳥居前に駐車している車を多く見た