TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
生駒山  (駒山) 260m 上郡町
 いこまやま    こまやま
1/2.5万地図 : 上郡
 
【2022年4月】 No.7 2022-37(TAJI&HM)
 
    上郡あゆみ橋より  2022 / 37

 4年ぶりに上郡町の生駒山を登ろうと向かったのは、2022年4月の第三土曜日のこと。爽やかに晴れた日だった。南麓の羽渕登山口からのコースを単純にピストンすることにした。その登山口の辺りは私有地のようで、駐車は出来ないようだった。そこで少し北にあった墓地の駐車スペースに車を止めた。登山口の注意書きには上郡駅のパーキングを利用下さいと書かれていたが、それはまるで車では来ないで下さいと言っているようなものだった。登山口に入ると、山頂までひたすら真っ直ぐに尾根歩きだった。その羽渕コースはまさに新緑の季節だった。若葉の萌葱色はただただ美しいと思った。その美しさを楽しみながらゆっくりと登った。コバノミツバツツジも満開だったが、こちらは数は少なかった。久々の生駒山だったが、足を痛めていることもあって、露岩地が多いことが気になった。特に「馬の蹄跡」と「荷置岩」は慎重に登った。山頂には最後に丸太の階段を登って到着した。山頂もすっかり新緑に囲まれていた。ただ風は少々冷たさがあり、ひんやりとした空気感だった。山頂では本丸跡で憩うだけでなく、二の丸跡でも憩いのときを持った。本丸跡からの展望は僅かだったが、二の丸跡の展望は良く、南の方向が広く眺められた。山頂で40分ほど休むと、下山はすんなりと往路を戻った。新緑の山を十分に楽しめたとの思いを持っての下山だった。
(2022/5記)
<登山日> 2022年4月16日 11:20墓地駐車場スタート/11:21羽渕コース登山口/11:46井上コース合流点/11:57〜12:20山頂(本丸跡)/12:25〜35二の丸跡/12:47井上コース合流点/13:17羽渕コース登山口/13:18墓地駐車場エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は18℃。風は少しひんやりとしていた。視界は澄んでいた。
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登山口近くの墓地に車を止めた 墓地に六地蔵を見る 羽山コースの登山口へと向かう すぐに登山口に着いた
トラブルがあったのか登山口に駐車禁止の説明板を見た 登山道は丸太の階段道で始まった 尾根に出て、緩やかな尾根歩きとなった
登山道が二手に分かれると、そこは直進した 直進コースには「岩ボココースの」名が付いていた コースが合流すると、再び緩やかな尾根歩きとなった 露岩地の「馬の蹄跡」が現れた 木々は新緑の盛りだった
「馬の蹄跡」からは背後に上郡の町並みが広がった 満開のコバノミツバツツジを見る 本丸跡まで400mとなった
再び前方が開けると、山頂が望めた また露岩地が現れた 振り返って南の山並みを眺める

(←)
標高200mまで
登って来て、右手
から井上コースが
合流した

 (→)
  東の方向に展望が
  現れた
祇園山を大きく見る はやモチツツジが咲いていた 周囲の新緑が、更に眩しさを増してきた
山頂(本丸跡)が近づいてきた 最後の露岩地は急坂だった そこが「荷置岩」だった
駒山城跡案内図の前に出た  最後のひと登りは丸太の階段だった 山頂が目前になった

(←)
本丸跡となる山頂
に着いた

 (→)
  風はひんやりとし
  ていたが、新緑に
  包まれての休憩だ
  った
頭上の新緑を見る 一息入れた後、北側にある展望地に向かった 展望地に着くと、足下に千種川の蛇行風景が眺められた
大枝新集落を見る 山頂へと引き返した 山頂に戻ると、二の丸跡へと向かった
鞍部へと丸太の階段を下った 石仏の前を通った 空堀跡を通る
二の丸跡に立った 樹林に囲まれて展望は無かった 別の角度から二の丸跡を眺めた
二の丸跡のそばに展望地があった 南に向かっての展望が得られた

その展望を眺めな
がら、ベンチで改
めて休憩とした

宝台山を大きく見


荒山を大きく見る

黒鉄山から百間岳
へと続く尾根を見

上郡駅の辺りを眺めた 下山は山頂に戻らず、巻き道を歩いた 右手の樹林が新緑色だった
南尾根に入った アオダモの花を見る 鉄塔跡まで下りてきた その先が井上コース分岐点だった
ここは易しい尾根歩きだった 尾根筋を離れて巻き道となった所を歩く ガマズミの花を見た
「馬の蹄跡」を下る 登山口が近づいてきた 登山口に戻ってきた