TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
大源寺山 (鶴嘴山) 263.0m No.3
 だいげんじさん
鶴嘴山     (屏風岩の頭) 168m No.3
 つるはしやま 
 
1/2.5万地図 : 龍野 たつの市
 
【2007年12月】 2007-110(TAJI&HM)
 
    そうめんの里の近くより  2007 / 12

 2007年の大晦日は宍粟市の山を目指したのだが、快晴の瀬戸内側と違い内陸部へと向かうにつれ上空の雲が増えてきた。宍粟に入って一宮町まで来ると、上空はすっかり黒い雲に覆われており今にも雪が降ってきそうだった。高い山の稜線には雲がかかっており、これでは楽しめそうに思えなかった。そこで引き返すことにしたのだが、少しはハイキングを楽しもうと瀬戸内側の小山を登ることにした。そこで思い浮かんだのが鶴嘴山だった。觜崎橋のそばから始まる尾根を登って、山頂までをピストンすることにした。歩くには物足りないが、展望の低山ハイクをまずまず楽しめそうだった。觜崎橋まで来ると、橋のそばから河原へと降りられる道に入って、河原の適当な場所に車を止めた。屏風岩が目の前に立っていた。このとき上空は北から黒い雲が流れてきており、曇り空になっていた。また河原は冷たい風があって冷え冷えとしていた。尾根端にある古宮天満神社の石段を登ると、神社のそばから尾根に取り付いた。屏風岩のピークとなる鶴嘴山が間近に見えていた。尾根の墓地を過ぎると害獣避けゲートが現れた。そこを過ぎて漸くハイキングの雰囲気となった。ごく低山の上にただ尾根筋を歩くだけなので、何とも簡単だった。そして播州南部の低山によくある露岩もあって、そこは展望に恵まれていた。いっとき広がっていた黒雲は消えており、陽射しが現れて風の冷たさを和らげていた。それにしても大晦日にハイキングを楽しむ人はいないようで、尾根に人影は全く無く何とも静かだった。鶴嘴山を越えると、大源寺山の山頂が右手にすっきり見えていた。左手は揖保川の流れと新龍アルプスだった。尾根は東へと折れて展望に恵まれたまま小さなピークを越えて行く。そのため何度か展望を楽しもうと足を止めることになった。これではハイキングと言えず、ただ気分のままに歩いているだけだった。そのため大源寺山の山頂に着いたときは、歩き始めてから1時間が経っていた。山頂から北の方向を眺めると、朝よりも天気は幾分良くなっているようで、黒尾山まで姿を現していた。山頂で20分ほどぼんやり過ごすと、後は往路を引き返した。その下山でも展望を楽しもうと何度も足を止めたので、50分ほどかかることになってしまった。
(2008/1記)(2022/1写真改訂)
<登山日> 2007年12月31日 10:42石段入口スタート/11:12鶴嘴山/11:25[208m]mピーク/11:44〜12:07大源寺山/12:50石段入口エンド。
(天気) 晴れ。雲がやや多く、陽射しの閉ざされることが多くあった。気温は5℃。冷たい風があり、身を切られる冷たさを感じた。雲がやや多くあり、視界は十分に澄んでいた。
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古宮天満神社の石段を登る所からスタートした 神社のそばより尾根に出て、足下に揖保川を見た 間近に見えているのが鶴嘴山だった
尾根のゲートを通過した 左手に新龍アルプスを見た
露岩地を登って行く 登って来た尾根を振り返った 鶴嘴山が間近になった

(←)
鶴嘴山に立って南
の方向を眺めた

 (→)
  これから向かう尾
  根となる北東方向
  を眺めた
右上の写真の右手を見る 愛宕山が近かった 208mピークが近づいた 208mピークに着いて、西に祇園嶽を見る

東の方向も広く眺
められた

歩く方向が東に変
わった

タイコ岩に着くと
そこは好展望地と
あって南の方向が
広く眺められた
タイコ岩から大源寺山は近かった 大源寺山へと近づいた 大源寺山に着いて四等三角点(点名・池ノ内)を見る
山頂からは北の方向が眺められた 左の写真に写る水剣山を大きく見る

金輪山の背後に光
る瀬戸の海を見た

瀬戸の海に浮かぶ
のは男鹿島だった

(←)
山頂から新龍アル
プスを見た

 (→)
  鶏籠山の背後は御
  津山脈だった

(←)
伊勢山の方向を眺
めた

 (→)
  高御位山もちらり
  と見えていた
下山は往路を引き返した 208mピークを越して鶴嘴山に向かった 鶴嘴山を越して鶴嘴山を振り返った
露岩の尾根を下っているとき、揖保川を眺めた 古宮天満神社に戻ってきた 駐車地点のそばから鶴嘴山を見上げた