TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
大源寺山 (鶴嘴山) 263.0m No.6
 だいげんじさん
鶴嘴山     (屏風岩の頭) 168m No.6
 つるはしやま 
 
1/2.5万地図 : 龍野 たつの市
 
【2019年12月】 2019-193(TAJI&HM)
 
    そうめんの里より  2019 / 12

 大源寺山はガイド本では鶴嘴山の名で紹介されているが、鶴嘴山は屏風岩のピークと思っているので、昔からの名である大源寺山で呼んでいたいと思っている。その大源寺山の尾根は露岩地が多いため、展望は素晴らしいものの夏場は避けたい所である。そして冬の好日こそ楽しめる尾根ではと思っている。その考えで向かったのは2019年12月、正月休暇に入った初日のことで、朝から澄んだ青空が広がっていた。前回は2012年に訪れており、そのときと同様に南麓にある林間広場の駐車場に車を止めた。広場の北から始まる登山道は二方向あり、大源寺山への最短コースとなるタイコ岩コースに入った。そのコースは登る人が少ないのかシダが増えてヤブっぽくなっていた。ただ道ははっきりしていたので、コースが不確かになることは無かった。尾根が近づくとヤブっぽさは消えてスムーズに歩けるようになった。尾根に着くと北東に向かえば山頂で、南西方向は屏風岩コースだった。山頂に立とうと右手側の道に入った。尾根筋は以前のままの佇まいで、下草はほぼ無くごく易しく歩けた。山頂までに中間ピークがあり、そこは岩場のピークでタイコ岩の名が付いていた。その手前から露岩歩きとなり展望が一気に広がってきた。東から南、西へと遮るものの無い展望だった。タイコ岩か10分も歩けば大源寺山の山頂だった。この日は更に北東へと歩いて貴船山にも立つ予定だったが、どうも大源寺山だけで満足してしまい、前回と同様にそこから引き返して屏風岩の方向に向かうことにした。大源寺山は山頂の位置こそ展望は無かったが、少し戻った位置に展望地があり、そこでも南に広がる展望を楽しめた。そしてタイコ岩へと戻った。更に南西へと歩いて行くが、何とも易しい尾根で足取りは軽かった。次のピークは208mピークで、そこからは右手に揖保川を見ながら南へと向かった。その途中で左手からもう一つの登山道が合流した。その先のピークが屏風岩の頭となる鶴嘴山だった。足下の屏風岩を眺めた後は南へと下る一方となった。そして墓地まで下りてきたとき、それ以上尾根筋を辿るのは止めて東斜面の小径に入って麓を目指した。少々歩き足りない気持ちもあったがその頃には急速に雲が増え出しており、寒々しい感じになっていた。その空では楽しめないと気持ちを納得させて、駐車地点へと戻って行った。
(2020/4記)
<登山日> 2019年12月28日 10:15林間広場駐車場/10:32尾根に出る/10:37〜47タイコ岩/10:57〜11:12大源寺山/11:20タイコ岩/11:28〜41[208m]ピーク/11:56鶴嘴山/12:14墓地登山口/12:26駐車場エンド。
(天気) 快晴。雲はほとんど見なかった。尾根の気温は8℃ながら風は無く、陽射しの下ではぽかぽか陽気だった。視界は良かった。下山を終えた頃は雲が増え出していた。
<< Photo Album 2019/12/28 >>
南麓にある林間広場に車を止めてスタートした 広場にはベンチが置かれていた 鶴嘴山里公園は出来て9年となり、案内図は古びていた
尾根へのコースは二つあり、タイコ岩コースに入った すぐに小橋を渡った 歩く人は少ないようで、登山道は荒れていた

登るうちに歩き易
くなってきた

前方に尾根が見え
てきた
展望も現れて、たつの市の市街地が眺められた 易しい登山道と成って尾根に近づいた 尾根に着くと、タイコ岩方向に歩くことにした
なだらかな尾根道だった すぐにタイコ岩(214mP)が近づいてきた 露岩を歩いてタイコ岩に近づいた

背後に新龍アル
プスが広がって
きた

タイコ岩に着い


タイコ岩の展望は
素晴らしかった

北東にはこれから
向かう大源寺山が
望めた

タイコ岩より南東
から南西にかけて
を眺めた

西には新龍アルプ
スの全姿が眺めら
れた

(←)
新宮町の市街地の
背後に高倉山を見


 (→)
  東に見える書写山
  を少し大きく見る
伊勢山を大きく見る タイコ岩を離れて大源寺山に向かった 鞍部へと緩やかに下って行く

緩やかに登って、
大源寺山に近づい


北西が開けたとき
祇園嶽がすっきり
と眺められた

祇園嶽を大きく見


易しい道が続く

露岩地を歩くこと
があった

大源寺山の山頂に
着いた
山頂の三角点は四等三角点(点名・池ノ内)だった 山頂を別の角度から眺めた 山頂は南側に展望があった

その南面に立って
南に広がる風景を
眺めた
上の写真に写る京見山の辺りを少し大きく見る 上の写真に写る御津山脈を大きく見る
西の方向を見る タイコ岩が見えていた タイコ岩の辺りを少し大きく見る 屏風岩に向かうため歩いてきた尾根を戻ることにした
露岩地まで戻ってきた 208mピークの先に亀山を見る タイコ岩に戻ってきた
西の方向に下って行く 林間広場からのコースの合流点まで来て、更に西へ 易しい尾根歩きを楽しんだ
208mピークへと近づいた 208mピークに着くと、そこも好展望地だった 208mピークを別の角度から眺めた

(←)
揖保川を挟んで新
龍アルプスを眺め


 (→)
  振り返って大源寺
  山を見る
タイコ岩を大きく見る 足下をJR姫新線が走っていた 鶴嘴山へと南の方向に歩いて行く
前方に鶴嘴山が見えてきた その鶴嘴山へと徐々に近づいた 尾根の途中でベンチを見た
左手から林間広場からのもう一つの道が合流した 露岩の尾根を歩いて行く 鶴嘴山へと緩やかに登って行く
鶴嘴山のそばまで来て、またベンチが現れた 足下に揖保川を見る 大源寺山の方向に目を向けた
愛宕山を見る その手前は皿池だった 足下の屏風岩を眺めた 少し先が一段高く、そこが鶴嘴山の山頂だった
鶴嘴山の山頂に立った 下山に移ったとき、鶴嘴山を振り返った 南へと尾根を下って行く
揖保川を渡る電車を見る 樹林帯へと入って行く 害獣除け柵を抜けた
易しい尾根のまま、どんどん下って行く 尾根上に墓地が現れた 鉄橋を間近に見るようになった
墓地の中を抜けて行く 麓に下りられる道が現れて、その道に入った 登山道の入口に六地蔵を見た
山裾道に入ると、小さな橋を渡ることになった 広い道に出て駐車場へと戻って行った 上空に雲が増えてきた 前方に見るのは愛宕山だった