TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
鷹ノ巣山    たかのすやま 264.0m 姫路市・高砂市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2023年10月】 No.10 2023-184(TAJI&HM)
 
    高砂市阿弥陀町阿弥陀より  2023 / 10

 短時間でしっかり登れる山を考えたとき、鷹ノ巣山の百間岩コースを思い付いた。下山で馬ノ背尾根コースを下れば、希望通りに短時間でしっかり歩けそうだった。向かったのは2023年10月中旬の良く晴れた日だった。気温は上がっていたが、空気感はさっぱりしていた。鹿嶋神社の駐車場に着いたのは10時15分のこと。登山者の駐車は遠慮下さいとあったが、平日で数台の車を見るだけだったので、一番離れた位置に駐車とした。まずは鹿嶋神社に向かった。平日の参道は閑散としていた。本殿に着いて一礼すると、その左手から始まる登山道に入った。尾根に出ても休まず百間岩に向かった。百間岩は靴がかりの良い岩で、けっこう気楽に休まず登って行けた。登るほどに背後に展望が広がってくるのは、いつ登っても良いものである。百間岩を越しても休まず歩いて、反射板の位置で漸く小休止とした。そこは好展望地でもあって、少時展望も楽しんだ。小休止を終えると鷹ノ巣山を目指した。その先も露岩や岩場が多くあり、百間岩以上にしっかり登れる所だった。陽射しの下では優に30℃を越していたが、からっとした空気感に助けられて休まず登った。そして鷹ノ巣山の山頂に着いても、そこは素っ気ない山頂なので素通りとした。山頂のすぐ先が馬ノ背尾根コースの分岐点で、予定通り馬ノ背尾根に入って下山に移った。馬ノ背尾根も岩場が多くあるため、足下に絶えず注意を払いながら下ることになった。その馬ノ背コースも展望は良く、右手には常に百間岩が見えていた。地徳山の手前は鹿嶋神社だった。岩場の急坂を下りきると尾根の名の通りの馬ノ背状の緩やかな尾根となり、易しく歩けるようになった。33番鉄塔を過ぎると小型の百間岩と言った風の露岩地が現れ、その先で樹林帯に入った。その辺りは「馬ノ背の森」と呼ばれている所だった。樹林帯は涼しく、森の散策をしている風となった。もう麓は近く、道なりに歩くと害獣避けフェンスが現れて、そのゲートを通過した。もうごく近い位置に駐車場が見えていた。希望通りにしっかり登れて、時間も100分で収まった鷹ノ巣山だった。
(2023/11記)
<登山日> 2023年10月17日 10:19鹿嶋神社駐車場スタート/10:27鹿嶋神社/10:36展望台/10:53〜11:01反射板/11:21鷹ノ巣山/11:41[33番]鉄塔/12:00駐車場エンド。
(天気) 晴れ。雲は多かった。山頂の気温は28℃。陽射しの下では30℃を十分に越していたが、湿度が低いためからっとした暑さだった。風は僅かにある程度だった。視界はまずまず良かった。
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大鳥居を見上げた後、鹿嶋神社へと向かった 平日の午前とあって、通りは閑散としていた 通りにも鳥居が建っていた
鹿嶋神社への参道に入ると、また鳥居を潜った 本殿の前に出た 本殿の左手、赤い鳥居の先が尾根に通じる道だった
赤い鳥居の先も参道の趣があった 害獣避けゲートを通る ゲートの先も整備された道を登って行く
広い道を離れて、尾根に通じる小径に入った 道そばで良く咲いていたのはハギの花だった すぐに尾根に出ると、北へと向かった
尾根には展望台が建っていた その先が百間岩だった 展望台に上がって南の方向を眺めた 今歩く尾根道を逆に歩けば地徳山だった

百間岩に近づいた

百軒岩に取り付い


岩は滑る感じは無
かった
登り易そうな所に付く目印を追って登った 後から登ってくるパートナーを振り返った そのパートナーの背後に風景が広がってきた
百間岩の最上部が近づいた 百間岩を登りきって南の方向を眺めた 
前方に送電塔と反射板を見る 笹に囲まれた尾根道を歩いて行く 姫路火力東線32番鉄塔のそばを通る

尾根からは鷹ノ巣
山がすっきりと眺
められた

反射板に着いて、
小休止とした

反射板のそばから
南西方向を眺めた

足下に見えているの
は姫路別所高校だっ


(←)
北西方向に桶居山
を見る

 (→)
  桶居山の左手を眺
  めた
南西方向に南山を見る 西の方向を眺めた
反射板を離れて桶居山を目指した 桶居山西峰へと続く尾根道が眺められた 露岩の多い尾根道だった

尾根からは下山予
定の馬ノ背尾根が
眺められた

西峰へは概ね岩場
の登りだった
岩場を登りきって西峰のピークに着いた 前方に桶居山の山頂を見る 山頂への上り坂が始まる位置まで来た
山頂への道も露岩が多く、岩場の登りもあった 背後を振り返って、歩いてきた尾根を眺めた 岩場を登りきって山頂に出た
三角点の位置に着くも、展望は無く単なる通過点だった 四等三角点(点名・地徳)を見る 三角点で足を止めずに、先へと進んだ
山頂部の東端まで歩くと、そこは岩場だった 岩場の位置が馬ノ背尾根の分岐点だった 足下に馬ノ背尾根を見た
馬ノ背尾根に入った 急坂の上に岩場が多かった 西に百間岩を見る 尾根が緩んできたとき、コナラの木を見た

馬ノ背尾根は展望
の良い尾根だった

東に高御位山を見

西の尾根を眺めた 鹿嶋神社は地徳山の手前に見えていた 鹿嶋神社を大きく見る
前方の鉄塔は姫路火力東線33番だった 百間岩を間近で見た 鉄塔を過ぎて前方に現れたのは竿池だった
一度、雑木帯に入ることになった 樹林帯を抜けたとき足下に現れたのは市ノ池公園だった 百間岩かと思えるような広い岩尾根を下った
岩場の先が樹林帯だった そこが「馬ノ背の森」だった 森を抜けると、簡単な害獣避けゲートが現れて、そこを抜けた 馬ノ背登山口の標識を見た 車道に出ると、鹿嶋神社の駐車場はすぐそばだった