TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
嫦娥山     じょうがやま 265.7m たつの市
 
1/2.5万地図 : 網干
 
【2024年3月】 No.9 2024-45(TAJI&HM)
 
    雄鷹台山の展望地より  2023 / 2

 嫦娥山を登るとなると鳩ヶ峰からのコースが一番易しいが、年々コースがヤブっぽくなってきて、2020年に登ったときは、途中がすっかりシダヤブになっていた。それでも久々に嫦娥山を登ろうと向かったのは2024年3月の第三土曜日のことだった。近藤池側からの車道を走って鳩ヶ峰に着いたのは10時前のこと。嫦娥山の登山口標識は残っていたが、その文字はかろうじて読めるまでに古びていた。これは登山道も以前のままではとい思いながら歩き始めると、そうでは無かった。目印ヒモが新しくなっており、以前は見なかった矢印標識が付いていた。登山道もヤブっぽさは無くスムーズに歩けた。中腹まで登って以前はシダヤブだった所まで来てみると、そのシダヤブが登山道の幅だけ刈られていた。おかげでヤブコギ無しで進めた。その先で現れた二つ目のシダヤブも同様に刈られていた。山頂が近づくと笹が増えてきたが、登山道はスムーズに歩けた。そして登山口から25分で山頂に到着した。その山頂は以前のままに笹に覆われていたが、その笹はほぼ枯れようとしていた。展望の無い山頂で少時過ごすと、下山は室津の方向に下ることにした。山頂には室津バス停の方向を示す標識が付いていた。その室津コースはごく細々としたもので、目印を追うようにして歩くことになった。南隣のピークを越すと南斜面の下りに入った。その辺りはウバメガシの純林が広がっており、常緑樹林の美しさを楽しめた。その純林を抜けた辺りで目印を終えなくなった。どうやらコースを外れたようだった。かまわず南へと下ると段々畑の跡を見るようになり、その先で竹ヤブに掴まってしまった。そうなると竹ヤブを避けることになり、南西方向へと向かったので室津からは離れることになった。特に港に出たい訳でもなかったので、歩き易いままに下って国道250号線に出た。そこは屋津坂の入口が近い位置だった。後は屋津坂に入って戻るだけだったが、屋津坂の途中で少時の休憩をとったので、入口から32分かかって鳩ヶ峰に着くことになった。
(2024/4記)
<登山日> 2024年3月16日 9:54鳩ヶ峰スタート/10:19〜33山頂/11:25車道に出る/11:28屋津坂入口/12:00鳩ヶ峰エンド。
(天気) 晴れ。薄い青空だった。山頂の気温は15℃。風はほとんど無し。視界はうっすらしていた。
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屋津坂の峠に駐車
した

近くに鳩が峰の標
識を見た

駐車地点のそばが
嫦娥山の登山口だ
った
登山口の標識を見る すっかり古びていた 登山道に入った 以前は見なかった矢印標識を見た
有刺鉄線に沿って登った コースは少し整備されているように思えた コースは一度有刺鉄線から離れた 「山脈縦走路」の標識を見る
前方に山頂を見た 矢印が現れると、それは室津街道の方向を指していた 有刺鉄線の位置に戻ってきた
以前はシダヤブだった所は刈られていた シダヤブを抜けて、また易しい道になった 二ヵ所目の以前はシダヤブだった所も刈られていた
やや急坂となっている所を登った 緩やかな道になると、山頂は近かった 山頂が目前になった

(←)
嫦娥山の山頂に着
いた 笹はほぼ枯
れようとしていた

 (→)
  三等三角点(点名
  ・七曲)を見る

別の角度から山頂
を眺めた

北に向かう方向で
そちらは「Z山」
に向かう方向だっ


山頂は相変わらず
展望は悪かった

海を見ようとして
も灌木に邪魔され


北西方向を見る

右は野瀬奥山で左
は雄鷹台山だった

室津バス停を示す
標識を見た
室津を目指して南に向かった ちらりと展望が現れて、金ヶ崎の辺りが眺められた 前方に見えたのは次のピークだった
暫くは緩やかな尾根歩きだった 南斜面に入ると、ウバメガシ林に入った ウバメガシの純林帯の中を下って行く
常緑樹林を抜け出ると、NHKのアンテナが現れた 一帯は棚田跡だった 目印は見失っていたので、易しい所を下ったのだが
竹ヤブに掴まってしまった 室津に向かうのは止めて、南西方向に向かった 適当に斜面を下った
国道250号線に下りてきた 歩道を歩いて屋津坂に向かった 数分で屋津坂の入口が見えてきた

(←)
屋津坂に入った
 (→)

  携帯基地局のそば
  で小休止とした
  そこは少し展望が
  あった
金ヶ崎の方向も望めた 蔓島には灯台が建っていた 屋津坂歩きを再開した
周囲は自然林で、その雰囲気は良かった 暫くは砂利道を歩いた 駐車地点が見えてきた