TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
川戸山    かわとやま 269.6m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2016年1月】 No.2 2016-11(TAJI&HM)
 
    山崎町川戸より  2016 / 1

 川戸山は揖保川流域にある上に山頂に電波塔が建っていることで、低山ながら周囲から目立つ山である。また電波塔まで管理道路が通じているので、山頂まで車で行くことも出来る。その川戸山を麓の岩田神社から歩いて登ったのは2000年1月のことだった。車道歩きで、時間も往復一時間だったこともあって、ちょっと物足りなく思ったものだった。そのためもあって、その後は登っていなかったのだが、軽い気持ちで登りたい山を求めたとき、川戸山の再訪を思い付いた。2016年1月のことで、その日は朝から曇り空だった。播州北部はもっと悪いようだったため、それなら近くで手軽に登れる山にしようと考えてのことだった。車は管理道路の入口に近い墓地の駐車場に止めて、そこから歩き出した。岩田神社の鳥居を横目に管理道路を登って行くと、程なく岩田神社のそばに出た。岩田神社の境内を覗いた後、管理道路歩きを続けた。簡単な車道歩きで道も単純なことでもあるので、コースについてはここには記さないので、下の写真帳をご覧いただきたい。なお車道は歩くには問題無かったが、一部は災害によるものか悪路になっており、普通車で山頂まで行くのは厳しいように思えた。車道は山頂手前で二手に分かれており、先に200mピーク側に立ち寄った。そちらのピークにはNTTの電波塔が建っており、その前からは山崎市街が眺められた。そして山頂へ。山頂は展望が良かったはずだが、樹木が生長したのか、南向かいの尾根を少し見る程度だった。山頂の広場で休むうちに陽射しを受けることが増えてきて、空は確実に良くなっていた。山頂で一時間近く休むと、後はまた管理道路を歩いて麓に戻った。山頂での休憩時間を除くと一時間半ほどしか歩いていないので、道の易しさからしてやはり川戸山は散歩として楽しむ山だと改めて思った。麓に下りて来ると上空にはきれいな青空が広がっていた。これなら数時間ずらして登れば良かったかと思いながら、川戸山を後にした。
(2016/2記)(2018/12写真改訂)
<登山日> 2016年1月30日 10:42スタート/10:45岩田神社/11:17〜25[200m]ピーク/11:44〜12:36山頂/13:12エンド。
(天気) 午前中はほぼ曇り空でときおり青空が現れる程度だったが、午後に入って少しずつ青空が増えてきた。気温は林道上も山頂もほぼ9℃だった。山頂では少し風を受けた。視界は悪くなかったが、北の方向はガス雲があり、高い山を隠していた。下山中に天気は更に良くなり、麓に戻ってきたときは晴れと呼べる空になっていた。
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麓にあった墓地に車を止めた 六地蔵の見送りを受け
て歩き始めた
岩田神社の参道には入らず、山頂へと続く管理道路に
入った
管理道路は緩やかな道で、始めは舗装路だった
岩田神社のそばを通ったので、寄り道した 境内に入って岩田神社を眺めた 道路に戻って山頂を目指す 竹林を通った
木立を通して見えたのは、禅師山の前衛峰だった 管理道路はいつのまにかダート道に替わっていた 車道は終始緩やかだった
歩く方向が西に変わったとき、前方に山頂が望めた 道路のササが増えてきた 山頂の電波塔が徐々に大きくなってきた

管理道路が二手に
分かれた先に20
0mピークへの道
に入った

前方に200mピ
ークに建つ電波塔
が見えてきた
電波塔を正面に見るようになった 200mピークに建っていたのはNTTの川戸無線中継所
だった
無線中継所の前からは北の方向に少し展望があり、山
崎の市街地が眺められた

(←)
市街地の背後に広
がる山並みを見る
黒尾山は雲に隠さ
れていた

 (→)
  水剣山を大きく見る

(←)
北西に一本松から
篠の丸へと続く尾
根を見る


 (→)
  北東に見えたのは
  三谷山だった

200mピークを
後にして山頂を目
指した

前方に山頂に建つ
電波塔を見る

右手に揖保川流域
の見えることがあ
った
管理道路歩きは散歩のようなものだった 山頂に通じる管理道路に入った 左手に200mピークを見る
揖保川が見えたとき、その先に鶏籠山が望めた ずっとこの感じで歩けた 山頂の電波塔が見えてきた

山頂に着いて反射板
(上ノ山無線中継所)
と電波塔(KDDI山崎
基地局)を見る

最奥に建つのはNHK
山崎テレビ中継放送
所だった
反射板のそばが最高点で、そこに三角点を見た 三角点は三等三角点(点名・川都)だった 山頂からは南向かいの禅師山が望めた

山頂で50分ほど
休むと、管理道路
を引き返した

歩く方向が東のと
き、北東に見えた
のは高取山だった
高取山の山頂を大きく見る 陽射しを受けることが多くなった 東に見えたのは大フゴ山のようだった
上空に青空が広がってきた 山頂を振り返ると、そちらの空は雲が多かった 竹林まで戻ってきた
この帰路でも岩田神社に立ち寄った 陽射しを受けて
明るかった
岩田神社から先は参道を歩いた 鳥居を抜ければ駐車地点は目の前だった