TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
川戸山    かわとやま 269.6m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2018年10月】 No.3 2018-143(TAJI)
 
    山崎町川戸より  2018 / 10

 川戸山は山頂展望が少なく、その山頂に建つ電波塔まで車道が通じているとあって、登山向きの山とは言えないが、ずっと緩やかな道を歩いて麓から30分ほどで山頂に立てることから、他の山を登って少し歩き足りないときに付け足しで歩くのには向いていそうだった。その考えで向かったのは2018年10月の第三日曜日のことだった。この日は川戸山に近い高取山を訪れたのだが、山頂が近づいてマッタケ山であることが分かった。登山口に貼り紙が無かったのでその不安があることを気にせず登っていたのだが、山頂まで1kmとなった地点で突然貼り紙が現れて、その先は立入禁止だった。この日は快晴だったこともあり、何とも憤懣やるかたなかったが、引き返すしかなかった。その高取山の下山を終えたときはまだ***時だった。まだ歩き足りなかったこともあって、別の山を登りたくなった。ただその時点で高い山を目指すのは無理だと思えたので、近くの小さな山で考えて思い浮かんだのが川戸山だった。登山口も分かっており、すぐに向かったものだった。
 前回と同様に駐車地点は、山頂へと通じる林道に入ってすぐの位置に建つ岩田神社の前とした。そこからは林道をずっと歩き続けるだけだった。林道からの展望は無いものの、周囲の樹林は自然林とあって道の雰囲気は悪くなかった。しかも道は終始緩やかに続くので、ごく気楽に歩けた。20分ほど歩くと道は二手に分かれた。右手は山頂への道で、左手は200mピークに建つNTTの電波塔までの道だった。前回にもNTT電波塔を訪れており少し展望があることを知っていたので、前回と同じく200mピークまで歩くことにした。そして期待通り少しばかり展望を楽しんだ。その200mピークから山頂までは15分の距離だった。山頂にも二つの電波塔と反射板が一つ建っていた。その川戸山山頂からの展望は少ないとあって、少時の休憩にとどめて下山に移った。それにしてもこの日は素晴らしい快晴だった。川戸山を歩いたことで歩き足りなさは解消したものの、登山日和を十分に楽しめたとは言えない不満を抱きながら林道を引き返した。
(2018/12記)
<登山日> 2018年10月21日 12:04岩田神社のそばよりスタート/12:33[200m]ピーク/12:51〜13:14山頂/13:45エンド。
(天気) 快晴。雲はほとんど無く、爽やかな秋晴れだった。山頂の気温は23℃で風は無し。陽射しの下では少し暑さを感じたが、日陰は涼しかった。視界は良かった。
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山頂へと通じる林道に入ってすぐに現れた岩田神社の
そばに駐車した 境内に入って岩田神社を見る
神社のそばより林道歩きを開始した 林道は始めは舗
装路だった
林道はすぐにダート道となり、竹林を抜けた
貧弱な植林地を抜ける 周囲は自然林の風景となってきた 足下で動いていたのはアオダイショウと思えた
林道は終始緩やかだった 自然林の雰囲気も悪くなかった 200mピークへの道が分かれると、そちらに入った

(←)
前方に200m
ピークに建つ電
波塔が見えてき


 (→)
  南側に展望が現
  れた
南東に望めたのは禅師山だった 200mピークに建つのはNTTの電波塔だった その電波塔の前で車道は終わった

電波塔のそばから
は少し展望があっ
て北の方向が眺め
られた

左の写真に写る黒
尾山を少し大きく
見る
北東には三谷山も望めた 山頂へと向かった その山頂を前方に見る 山頂への道に入った

左手にNTTの電
波塔が見えていた

山頂に着くと、
そこは広場にな
っていた
中央には反射板が建っていた その反射板の隣が若干高くなっていた そこに三等三角点(点名・川都)を見た
三角点の近くからは高取山の山頂が望めた 広場から良く見えていたのは禅師山だった 山頂ではヨメナの花を良く見た
山頂の一角に建つのはKDDIの電波塔だった その電波塔のそばからは好展望を得られた
下山は往路を戻る 揖保川の河口方向に鶏籠山を見る 200mピークからの道との合流点まで戻ってきた
歩く方向に大フゴ山を見る 優しげな風景の中を下った 岩田神社が見えてきた