TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
比延山    ひえやま 286.9m 西脇市
 
1/2.5万地図 : 比延
 
【2020年12月】 No.2 2020-196(TAJI&HM)
 
    加古川に架かる津万橋より  2020 / 12

 比延山は展望の良い山で、山頂は「ひょうごの景観ビューポイント150選」にも選ばれている。その比延山の二度目の登山は2020年12月の第一土曜日のことで、西脇市の空は快晴だった。この日の午前は西脇十山に選ばれている鈴堀山を登っており、午後にもう一山と比延山に向かった。比延山も当然西脇十山に選ばれており、登山コースがホームページに紹介されていた。その紹介コースは前回登山の往路コースと同じで、城山公園グラウンドのそばから始まるコースだった。今回もそのコースで登ることにした。駐車地点は城山公園の駐車場で、駐車場を離れると登山口へと無人のグラウンドを横切ることになった。グラウンドの南側に登山口があり、登山口に入ると程良い歩き易さの登山道が続いていた。手頃なハイキングコースと言えそうだった。100m毎に山頂までの距離が書かれた標識が立っており、歩く目安になっていた。登山道からの展望は良くなかったが、右手前方に木々の隙間からながら山頂が望めた。歩く方向が北東から東に変わると登山道の傾斜が増してきて、ロープに掴まって登ることになった。距離の標識も50m毎となった。その急坂を登りきると山頂に出た。そこは比延山城跡で少し開けていたが、展望は良いとは言えなかった。そこは南峰で、三角点が置かれている北峰より2メートルほど高く標高289mだった。展望の良い所で休もうと、すぐに北峰に向かった。数分で着いた北峰は以前と変わらず素晴らしい展望地だった。特に南から、西、北へと遮るものの無い展望が広がっていた。しかも快晴の上に視界は澄んでいるとあって、存分に展望を楽しんだ。これで比延山に登った目的は達したと、南峰へと引き返した。そして登山口へと戻って行った。休憩を入れても1時間少々だったので、ミニハイキングと言えそうだったが、その時間に似合わない贅沢な展望を味わえる山だと思った。
(2021/1記)
<登山日> 2020年12月5日 13:02城山公園駐車場スタート/13:06南登山口/13:19山頂まで200m地点/13:27南峰(山頂)/13:30〜47北峰(三角点ピーク)/13:50〜53南峰/14:08南登山口/14:15駐車場エンド。
(天気) 快晴から徐々に雲が増えてきた。山頂の気温は18℃で、風は少し冷たさがあった。視界は澄んでいた。
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比延山に南西側から近づくと三角錐の姿で眺められた 城山公園の駐車場に車を止めた グラウンドの方向に歩き出した
無人のグラウンドを横切って行く 南西方向に午前に登った鈴堀山が見えていた グラウンドを横切った位置が比延山の登山口だった
南登山口とあり、山頂まで700mだった 緩やかな尾根道を登って行く 少し傾斜がきつい所にはロープが張られていた
山頂まで500mの標識を見る 緩やかな登山道が続く 易しい登りだった 100m毎に距離の標識が現れた
右手前方に山頂を見る 山頂に向かって登るようになると、傾斜が増してきた 山頂まで200m地点を通過した
急傾斜が続いた あと150mと、距離の標識は50m毎となった 山頂まで50mとなった
山頂(南峰)が目前となった 山頂に着いたが、すぐに北峰に向かった もう緩やかな尾根歩きだった

(←)
僅かな時間で北峰
に着いた 岩の多
いピークだった

 (→)
  こちらに四等三角
  点(点名・城山)
  を見た
北峰は素晴らしい展望のピークだった 南から西、北へと眺めた
上の写真に写る笠形山から千ヶ峰へと続く尾根を大きく見る 千ヶ峰を大きく見る
東の方向、原山の辺りを大きく見る 北の方向、篠ヶ峰の辺りを大きく見る 南東方向、大坂山の辺りを大きく見る
三角点山を大きく見る 北東方向に西光寺山を見る
東から南にかけてを眺めた

20分ほどの休憩
で南峰に引き返し


南峰に戻って改め
てその佇まいを眺
めた
比延山城跡の標柱を見る 西に少し展望があった 南峰は北峰より2メートルほど高いようだった 少時の休憩を済ませて、登山口へと下山開始した
始めに急坂を下って行く 急坂が終われば、後は楽な道だった 足下にグラウンドが見えてきた
登山口に戻ってきた いつしか雲の多い空に変わっていた グラウンドを横切れば、駐車場は目前だった