TAJIHM の 兵庫の山めぐり <東播磨編
 
高御位山    たかみくらやま 304.2m 加古川市・高砂市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2014年8月】 No.7 2014-74(TAJI&HM)
 
    志方町より  2014 / 8

 2014年のお盆休暇は8月14日から始まったが、その14日から雨が続くことになった。14日こそ昼前のみの雨だったが、15日は朝から雨が降ったり止んだりだった。ただ雨は小雨程度だったので、少しばかり体を動かそうと思って、向かったのが高御位山だった。高御位山は露岩地が多いので、露岩が少ない上に少々の雨でも無理なく登れそうな成井コースを目指すことにした。
 成井登山口の駐車場に着いたのは10時過ぎだった。ほぼ満車だったが、狭いながらも一台分の駐車スペースがあり、そこに何とか止めることが出来た。そこまでの移動中に雨は無かったのだが、着いた途端に雨が降ってきた。そこで車の中で雨宿りをして、雨の止むのを待った。雨は10分ほどで小止みとなり、おもむろにスタートとした。雨の止むのを待って下山してくる人が多いようで、始めに10人ばかりの人とすれ違った。成井コースは山頂に建つ高御位神社の参道でもあるので、階段状に整備されている所が多く、遊歩道を登る雰囲気だった。その成井コースに入って5分ほど登ったとき、左手にマイナーな登山道が分かれた。獣道(けものみち)の名が付いており、見た目は純然たる山道だった。その枝道コースに興味が湧いて、そちらを登って行くことにした。やはりごく自然な山道だった。露岩地もあり展望も現れて、こちらの方がずっと登山をしている雰囲気で悪くなかった。どこで参道コースと合流するのかと思っていると、山頂手前の広い露岩地の位置だった。もう山頂まで50メートルほどの距離だった。露岩地で一息入れた後、山頂に立った。多くのハイカーは先ほどの雨で下山したようで、山頂に立っているのは10人もいなかった。静かな山頂と言えた。山頂は素晴らしい展望地なのだが、この日の視界はうっすらとしており、展望を楽しむほどでも無かったので、ただ休憩するにとどめた。また本来ならもう少し歩く気になるのだが、蒸し暑さがひとしおだったため、この先を目指す気持ちは起きなかった。10分少々休憩すると、下山に向かった。下山はすんなりと参道コースを歩くことにした。その参道コースを中程まで下ったとき、また雨が降ってきた。少し強い降りでもあったので、足を止めて大きな木の下で雨宿りとした。その雨は5分ほどで小止みとなったので、下山を再開した。ごく簡単なハイキングだったが、とにもかくにも体を動かせたのは良かった。
(2014/9記)(2020/10改訂)
<登山日> 2014年8月15日 10:24成井登山口駐車場スタート/10:28獣道コースに入る/11:00〜11山頂/11:20〜25登山道の途中で雨宿り/11:46エンド。
(天気) 薄黒い雲が広がっていた。気温は28℃で非常に蒸し暑かった。山頂では南から湿った風を受けた。やや強く吹いていたので、少しは涼しさを感じた。視界はうっすらとしていた。下山途中で一時的に雨があった。
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成井登山口の駐車場はほぼ満車だった 雨が降
ってきたため車の中で雨が止むのを待った
雨は長くも続かず止んだので、おもむろに登山
口へと歩き始めた
始めは少し車道を歩いた
登山口に着くと、高御位神社の標柱が建っていた 参道とあって、易しい階段の道が続いた 獣道(けものみち)コースが左手に始まっていた

 獣道コースに入る
 と自然な山道を登
 ることになった

   東の方向に展望も
   現れた
志方城山を大きく見る 飯盛山の方向を見る 登りを続ける
左手に見えてきたのは小高御位山のようだった 良い感じで自然な登山道を登って行けた 岩場に出ると、小さな祠が据えられていた

 岩場だけに展望が良
 かった 先ほど見た
 風景が更に広く眺め
 られた
山頂が近づいて南尾根を登るようになった 振り返って南尾根の先を見る 露岩地の登りが続いた

 一段と広い露岩地
 に出た 前方に山
 頂が見えていた
 また、ここで参道
 コースと合流した
参道コースに入って山頂に近づいた すぐに石段を登るようになった ここまで来れば山頂は目の前だった
山頂に着いて高御位神社を見る 神社のそばから北を見ると、遠くはすっかり雲に隠されていた

 神社のそばに三等三
 角点(点名・高御位)
 を見る

     最高地点となる岩場
     の上に出た 三角点
     の位置より4mほど
     高い一だった

 岩場の上から南に
 広がる風景を見る
 も、うっすらとし
 た視界で、遠くは
 見えなかった

 近くの斜面は山
 火事に遭ったよ
 うで、点々と焼
 けた木が残って
 いた

 岩場の上から高
 御位神社を見下
 ろした
岩場の中央辺りから東の方向の岩場を眺める 下山は成井登山口まで参道コースを下ることにした 順調に下っていたが
途中で雨が降ってきた 木の下で暫し雨宿りとした 5分ばかり雨が止むのを待った 下山を再開する
途中のベンチで一休み 道そばでキキョウが咲いていた 前方に麓の風景が眺められた
獣道コースが分岐する位置まで下りてきた 二丁目の標柱を過ぎる 成井コースの登山口に戻ってきた