TAJIHM の 兵庫の山めぐり <東播磨編 
 
高御位山    たかみくらやま 304.2m 高砂市・加古川市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2016年7月】 No.8 2016-66(TAJI&HM)
 
    阿弥陀新池のそばより  2016 / 7

 短時間で登れて展望も楽しめる山の一つに高御位山が挙げられるが、樹林が少ないため夏場はちょっと敬遠したくなる。その高御位山を暑い季節に登ってしまった。2016年7月第二週の週末は、近場で昼を過ごすことにした。そこで思い付いたのが高御位山だった。暑さを我慢すれば岩場をじっくり登る楽しみもあるので、とにかく山頂に立って展望を楽しみたいと思うと、即実行することにした。但し自宅を出るのが遅れて、長尾登山口に近い阿弥陀新池の駐車場に着いたときは11時になっていた。もう気温は30℃を越えていた。この日は周回で歩こうと、まずは北山コースの登山口に向かった。登山口は鹿島神社のそばにあり、樹林の中を登り始めた。すぐに尾根を辿るようになり、露岩が現れると後方の展望が良くなった。高御位山はどのコースも展望が良いのだが、このコースもしかりで景色を見ながら登れることになった。但し、夏の陽射しを浴びながらだったので、やはり木陰の中を登りたいものだと思った。送電塔(高砂火力線24番)に着くと、そこからは縦走コースを歩くことになった。中塚山まで来ると、東の展望も現れた。縦走コースでは少し風を受けるようになって、木陰で休んでいると風がけっこう快かった。鞍部へと下り、そして山頂への登りが始まると、何度か露岩地が現れた。そこは陽射しをまともに浴びることになり、それを我慢しての登りだったが、足がかりの良い登りは大汗をかきながらでも楽しいと言えた。成井登山口のからのコースが右手から合流するとまた露岩地が現れて、最後の頑張りとばかりに休まず登った。それでもベンチが現れると、思わず腰を下ろしてしまった。山頂はごく近くになっていた。その先で参道と呼べそうなコースに合流した。山頂に着くと、やはり暑い季節だけにハイカーは少なく、10名も見なかった。山頂の岩場に上がると。それまでよりも強い風を受けることになった。昼となって雲が増えてきたことにより、陽射しを受けずに風の涼しさを楽しめた。その岩場で、前に広がる風景を眺めながら昼どきとした。20分ほどの休憩だったが、ハイカーはあまり増えなかった。それでも暑い盛りにぽつりぽつりとでも登って来る人がいると言うことは、やはり高御位山は人気のある山だと思った。下山は山頂のごく近くから始まる長尾コースを下ることにした。こちらも露岩地が多くあり、展望コースだった。また麓からの最短コースとあって、登って来る人と何度かすれ違った。難点は陽射しを遮る木が少ないことで、下りと言えども暑さがけっこう厳しかった。とにかく足の下りるままにどんどん下って行くと、山頂から35分で登山口に下り着いた。そこから駐車地点までは300mほどの距離だった。
(2016/7記)(2018/3改訂)(2020/4写真改訂)
<登山日> 2016年7月16日 11:02阿弥陀新池駐車場スタート/11:09北山コース登山口/11:29[24番]鉄塔/11:43鞍部/11:56[37番]鉄塔/12:23〜47山頂/13:07[36番]鉄塔/13:22長尾コース登山口/13:27エンド。
(天気) 晴れてはいたが、空の半分は雲が占めていた。尾根の気温は33℃と高かったが、山頂に着くと涼しい風があり、雲が増えたこともあって気温は27℃だった。視界は少しうっすらとしていた。下山を終えた頃には、青空は見られなくなっていた。
<< Photo Album 2016/07/16 >>
阿弥陀新池の駐車場は工事が行われており、半分の狭
さになっていた
駐車場のそばから高御位山を眺めた その上空には薄
く雲が広がっていた
北山コースの登山口へと、高御位山に背を向けて南へ
と歩いた

(←)
阿弥陀新池に出る小
径を見たので、池の
畔に出てみた

 (→)
  高御位山から鷹ノ巣
  山へと続く尾根が眺
  められた


車道に戻って今少
し歩くと、北山コ
ースの登山口が現
れた


登山口の近くに建
っていたのは鹿島
神社だった
樹林の中を登って行く 樹林を抜け出すと、露岩が目に付くようになった 後方に風景が広がってきた

(←)
30℃を越える中、
陽射しを受けての
登りだった

  (→)
   露岩が広がる中を
   登った
振り返ると鷹ノ巣山から南に延びる尾根が眺められた 左の写真に写る鷹ノ巣山を大きく見る
山頂まで2kmの標識を見る 前方に見える送電塔に向かって歩いた 尾根は緩やかだった
炎天下の登りが続く 麓が遠くなってきた 送電塔(高砂火力線24番)に到着した
送電塔からは縦走路歩きだった 170mピークを過ぎると歩く方向は北になった 前方に高御位山をすっきりと見る
木陰を見つけて一休みとする 風が快かった 鞍部へと下った 鞍部に着くと、山頂まで1kmだった
登り返すと露岩地が現れた 東に展望が現れた
一度、樹林に入った 送電塔(姫路火力東線37番)に近づいた 送電塔の辺りは露岩地になっていた
西の風景を見る 写真の中央は阿弥陀新池だった 露岩の登りが続く 歩いてきた尾根を眺めた
180mピークで右手から成井コースが合流した 山頂がだいぶ近づいてきた 今越してきた180mピークを振り返る

また露岩の登り
だった

振り返ると、この
日に歩いた尾根が
眺められた

露岩地が終わっ
て土道を歩いた


またまた露岩地の
登りとなった
山頂が間近になったが、息を整えようとベンチで一休
みとした
ベンチのそばの案内図をよく見ると、山頂の西側にあ
る263mピークに「長尾奥山」の名が付いていた
一休みを終えて、山頂へと最後の石段を登った
社務所の前を通れば、山頂は目前だった 山頂の高御位神社に着いた 神社のそばの岩場が高御位山の最高点だった
岩場で昼休憩とした 快いばかりの風を受けた 足下に駐車地点でもある阿弥陀新池が見えていた

(←)
その阿弥陀新池を
含めて、南に広が
る風景を眺めなが
らの休憩だった

 (→)
  瀬戸の島はうっすら
  としか見えなかった

(←)
神社越しに北の山並
みを見る


 (→)
  左の写真に写る善防
  山を大きく見る
 

(←)
東に飯盛山を見る


 (→)
  左の写真に写る平荘
  湖を大きく見る
西を見ると、間近に反射板が建っていた 山頂を離れて反射板の方向に向かった 反射板の手前には神社関係の石碑が建っていた
鳥居を潜って長尾コースに入った 長尾コースも展望コースだった 少し下ったとき、後ろを振り返った
露岩地を下って行く 山頂の岩場を見上げる パートナーはロープを掴んで岩場を下っている

(←)
中腹まで下りて
きた


  (→)
  東の尾根を眺め
  る

(←)
前方に送電塔が見え
ていた


 (→)
  広い露岩地を下って
  行った
送電塔(姫路火力東線36番)に着いた 麓が近づいて樹林に入った 一度、樹林を抜け出た
また樹林に入った その樹林を抜けると、そこが登山口だった 駐車地点は近かった