TAJIHM の 兵庫の山めぐり <東播磨編
 
高御位    たかみくらやま 304.2m 加古川市・高砂市
 
1/2.5万地図 : 加古川
 
【2018年3月】 No.9 2018-42(TAJI&HM)
 
    阿弥陀町阿弥陀より  2018 / 3

 高御位山には多くのコースがあって色々と組み合わせて登ることが出来るが、さっと登ってさっと下りてきたいとの考えで組み合わせたのは、往路コースとして長尾コースを登り、復路コースとして長尾奥コースを下るというものだった。向かったのは2018年3月下旬のこと。暖かい日が続いて、すっかり春本番の陽気になっていた。その陽気の誘われるように昼どきを山の上で過ごすことにした。その山として高御位山の長尾コースを選んだのは、早く山頂に立てるだけでなく、露岩地を軽快に登りたいと考えたからだった。下山も同じ考えながら少しバリエーションを持たせたく、長尾奥コースとした。そのミニハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。裾野の竹林を抜けると、後はほぼ露岩地歩きとなった。雲の全く見られない快晴とあって陽射しをずっと受けながらの登りとなったが、空気はからっと爽やかで風もひんやりと快かったため、休まず登って行けた。登るほどに後方に風景が広がってきた。但しこの日は春霞の視界とあって、薄ぼんやりとした風景になっていた。山頂まで休憩をとらずに登ると、駐車場から30分で山頂到着となった。この日は平日ながら春休み中とあって、あちらこちらで小さな子供を連れたファミリーの姿を見た。山頂の岩場に上がると、快い風に吹かれながら昼どきを過ごした。そして下山は尾根道を西へと鷹ノ巣山の方向へと歩き、その三分の一ほどまで歩いて260mピークに着くと、南へと延びる支尾根に入った。往路で登った尾根の一つ西隣の尾根だった。その尾根コースは長尾奥コースで、やはり露岩地を歩くコースだった。長尾コースと比べて幾分緩やかとあって、スムーズに下って行けた。そして長尾集落の北西辺りに 下り着くと、阿弥陀新池駐車場へと戻って行った。
(2018/3記)(2020/3改訂)
<登山日> 2018年3月28日 10:57阿弥陀新池駐車場スタート/11:02長尾コース登山口/11:11[36番]鉄塔/11:28〜42山頂/11:54主尾根を離れて長尾奥コースに入る/12:10[35番]番鉄塔/12:18長尾奥コース登山口/12:27エンド。
(天気) 快晴。雲は全く見られなかった。但し、春霞の空で白っぽくなっていた。山頂の気温は24℃で、空気は爽やかだった。風はひんやりとしており快かった。視界はうっすらしており、遠方は全く見えなかった。
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阿弥陀新池の駐車場に着いて、高御位山を見上げた 高御位山の山頂を大きく見る 歩き始めると紫モクレンと白モクレンが並んでいるの
を見た
私池(わたくしいけ)のそばを通った 長尾コースの登山口に近づいた 始めに竹林を通ったが、その辺りは私有地のようだった
竹林を抜けると露岩地も現れて広々とした風景となった 登るほどに後方に展望が広がった すぐに送電塔が近づいてきた
送電塔は姫路火力東線36番だった コバノミツバツツジが咲き始めていた ずっと露岩地を歩くようになった
足下に阿弥陀新池が見えていた 岩場にはロープの張られている所もあった 露岩地歩きのまま山頂に近づいた

 西へと続く尾根がす
 っきりと眺められた
反射板のそばを通った 主尾根に出ると山頂の岩場は間近だった 岩場へと近づいて行く
高御位神社の前に出た 神社のそばに三等三角点(点名・高御位)を見る 目の前の岩場の上が山頂だった

 山頂は一段と好展望
 地だったが、この日
 の視界は春霞で薄ぼ
 んやりとしていた
足下の阿弥陀新池を大きく見る 山頂ではファイミリー・ハイカーをあちらこちらで見た 北に見えたのは善防山だった
東に飯盛山を見る その右手は平荘湖だった 地徳山の尾根を少し大きく見る
山頂での一休みを終えて、尾根道を西へと向かった 石碑の前を通った 「天乃御柱天壇」と彫られていた 緩い下り坂に入った

易しい尾根歩きだ
った

尾根道は鷹ノ巣山
へと続いて行く
260mピークが近づいてきた 260mピークに着くと、そこは長尾奥コースの合流
点だった
長尾奥コースに入った

この尾根でもコバ
ノミチバツツジを
良く見た

高御座山の南面は
山火事災害からあ
まり回復していな
かった
80mほど下ると、尾根はぐんと緩やかになった 西に地徳山を見る 南東に北山奥山を見る
ヤマツツジも良く見た 鷹ノ巣山を見上げるようにして眺めた 前方に見えてきた送電塔は姫路火力東線35番だった
登山道は尾根筋を離れて巻き道になった この長尾奥コースでも竹林を通った 竹林の先に長尾集落が見えてきた
集落の車道に近づいた その辺りが登山口と言えそう
だった
車道に出ると、長尾公民館の前を通った 阿弥陀新池のそばを通って駐車地点に近づいた